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'98/2/19
蓄積疲労の残る体にムチを入れ、20:00前に大東を出発。いつもの下道で岐 阜まで。23:00過ぎに今回初登場のI君'sオルティアに乗り換えて出発。岐阜羽 島から高速へ。
'98/2/20
順調に進むが、I君と世間話をしながら運転していた事と、このところの疲 れから、なんと岡谷JCTをオーバーラン(;_;)。仕方が無いので諏訪南ICで降り て、R20〜R142〜新和田峠トンネル経由で、上田ICから上信越道へ。結構な時 間のロス。思えばこれが今回のツアーのケチのつき始め。
信濃町ICで降りて、先週宿泊した松の樹荘の斜め前のパーキングで仮眠する。
8:00過ぎに起きて宿へ向かい、着替えてシャトルバスで黒姫高原スキー場へ。 I君は平日である事を生かし、妙高赤倉に向ったよう(I君による赤倉レポート は こっち )。
日付 | 1998年2月20日(金) |
場所 | 黒姫高原スキー場 |
天気 | 曇り後、雨 |
気温 | 暖かい |
積雪 | 1m数10cm |
ゲレンデ | ベタ雪 |
リフト | 待ち無し |
リフト券 | 割引3日券(宿で販売)¥8,900 |
道路 | 特に残雪などは無し? |
駐車場 | - |
検定パック(¥7,500/2日)1級を申し込み、少し滑べる。10:00に集合する。1 級は3つに分かれ、田口さんというイントラにつく。女性3名、男性3名(自分含 む)の6名。男性陣は何故か3人ともFISCHERのデモ板(私はSCHILEHRER SUPER TUBE、他の二人はSCHILEHRER 1?)だった。
ビデオ撮影の後、基本的なポジションチェック。ワイドスタンス直滑降から ブーツセンター回旋等を行う。自分の場合は、足首が曲がりすぎて前傾過多だ と指摘され、その矯正に終止する一日となる。
先週もやったようなプルーク姿勢やシュテムターンやギルランデ(シュテム ギルランデによる伸ばし舵取り^^;;)での、早めの捉えからの伸ばし舵取り等 を行う。また正しい内傾姿勢を取る為に、荷重するサイドの腰に手を当てて、 もう片方の手を水平にあげてバランスを取りながら滑べったりする。やはりポ ジションが前過ぎると指摘され、踵より(正確にはくるぶしの下)で操作するよ うに言われる。姿勢を低くする時に背筋を伸ばしながら(腹筋を使える姿勢)、 頭をビンディングの上に落すように。
なかなか染み着いたポジション(前傾過多)は直らないが、確かに正確にくる ぶしの下で操作できると、斜面に対して、すんなり直立出来、楽に操作できる ように思える。
直立した姿勢からレールターン。但しターン始動時に極端に、上体を振り込 む練習をする。体の振り込みが常に少なめの、外向傾が強めの人はあまり旨く 出来ないようだ(ずれる)。またあまり振り込みすぎるとやはりずれる。どれく らい体を板に正対させれば板が切れるのかを体感出来る。
昼から雨という予報なので午前の講習を1時間延長して13:00まで行う。前山 のがらがらの食堂で昼食後、14:00から講習を1時間だけ。
15:00から午前中に撮ったビデオを見て講評を聞く。イントラによると自分 の場合「上(半分の滑べり?)は良いですね」とのこと。なんで下はダメなのか な? と思ってよくよく聞くと「ウェア良いですね」と言ってたのだった(^^;;
で、自分の場合、「大回りは無難にまとめている(早めの捉えの動きが見え る)、小回りは、まだ弧がかけていない」と指摘される。その通り。
講習終了後、ポールバーン横のボーダー用のウェーブ状のコブで遊んだりす るが、雨が酷くなって来る。持参の¥350カッパを着るが、最後は脇の下がや ぶけてしまう。まあ着ないよりはましだった。16:45のEOL(End Of Lift)とと も滑走終了して宿へ。この日は早めに 就寝 。
'98/2/21
日付 | 1998年2月21日(土) |
場所 | 黒姫高原スキー場 |
天気 | 曇時々小雪 |
気温 | 昨日よりは寒い |
積雪 | 1m数10cm |
ゲレンデ | 土曜にしては割とすいている。ゲレンデは荒れ気味 |
リフト | 0〜1分程度 |
リフト券 | 割引3日券(宿で販売)¥8,900 |
道路 | ドライだと思った |
駐車場 | - |
朝食後、I君とシャトルバスでゲレンデへ。朝一は固めのゲレンデだが徐々 に緩んでくる。この日は小回りを主体に練習し、パラレル規制や総合滑降の練 習を挟む。パラレル規制については、先週講習中に練習せずに、結果69だった ので非常に参考になる。だいたい以下のような内容。
このパラレル規制は、意識して練習すれば点を取りやすく、1級種目の中で は盲点になりがちなので、気を付けるようにとのこと。2級のステッピングター ン踏み出しのようなものか。
また、同じ班の受講生の女の子が言ってた、「6,5,4,3,2,1」「5,4,3,2,1」 「4,3,2,1」…と唱えながら弧を調整する方法が良さそうなので自分も採用す る(^^)。ただ、前述のようにターンを横に引っ張らない様に注意が必要。
ステッピングターン(踏み蹴り)は、うまいと褒められる(^o^)。踏み蹴った 足の処理(足首を緊張させたまま引き寄せ)だけ注意するように言われる。
小回りでは、ノーストック主体で練習する。
また左右に横滑べりを繰り返しながら、小回りを導入する練習もする。横滑 べりから切り替える時に、板の動きを止めず(止めると、一旦体が山側に入っ てしまう)に山側の膝を返して、切り替えるようにせよとのこと。
16:00前くらいまでみっちりと講習して終了。16:45まで練習後、宿へ帰って、 特にナイターなどは行かずに就寝。
'98/2/22
日付 | 1998年2月22日(日) |
場所 | 黒姫高原スキー場 |
天気 | 曇後晴れ |
気温 | ? |
積雪 | 1m数10cm |
ゲレンデ | しまった圧雪バーン〜春雪 |
リフト | 0〜2分。 |
リフト券 | 割引3日券(宿で販売)¥8,900 |
道路 | 残雪有り |
駐車場 | 無料 |
8:00過ぎに荷物をまとめて車へゲレンデへ。しかしリフトはまだ動かず。ク ワッドの乗り場で競争馬のように待つ。8:30から動き出したので、何本か滑べ り、9:20くらいに検定を申し込む。ゼッケンはラスト番号の17になる。
パラレル小回り:先週と同じバーンだが圧雪されている。アイスバーン気味で、また一人転倒 者を見てしまった為もあって守りに入ってしまい。1級検定にしてはゆっくり と降りてきてしまう。少々抑えすぎたか…また本番ではどうしてもベンディ ングでなく、染みついた動きのストレッチングが出てしまう。パラレル大回り:
先週と同じバーンだが、人が多いので下に向かって左端で行ない、ゴールラ インもかなり左に設定される。ターン弧もそれに従って中回りに近い感じで前 走は降りて行くが、自分は弧の調整が旨くいかずにゴールラインで転倒(;_;)。 おまけにこの時に右肩脱臼する。関節自体はすぐに戻ったが非常に痛くストッ クつくのがつらい。ステッピングターン踏み蹴り:
先週と同じ。蹴った足の引き寄せと、回転数ミスだけに注意して滑べる。最 後6回転後にやや間延びしてゴールするが、大きなミスは無し。総合滑降:
再び第二リフトに乗って、パラレル大回りのスタート付近から。大回りと小 回りで失敗しているので、取り敢えず攻める事に。スタートはスケーティング こそしないが、ストックで漕ぎながらスタート。スピードにのった大回り2ター ン後に、小回り3ターン。そして最後は縦長のターンでゴールまで。それなり にスピードが出ていたのでちょっと恐かったけど、取り敢えずは無難にこなす。パラレル規制:
先週と同じバーン、前走を見ながら頭の中のカウンタの初期値とクロックを 設定「6,5,4,3,2,1」、「5,4,3,2,1」、「4,3,2,1」と唱えながら降りる(^^; 緩斜面に出るまで、間があったので中回りを余分に1回繰り返し、最後に小回 り3ターンでゴールへ。
10:45くらい?に検定終了。発表は11:30。コスモプラザでケーキを食べなが ら待つ。
さて、11:30過ぎに結果を見に行くと、合格者は4名もいる。今週は71を出し ている人もいるようだ。自分の点数は、
パラレル小回り | 69 |
パラレル大回り | 68(転倒) |
ステッピングターン | 70 |
総合滑降 | 70 |
パラレル規制 | 70 |
と、またまた3点足りずの不合格(;_;)。同じ班の人達(全滅だった^^;)と再 起を誓った後、検定員に講評を聞きに行くと、
総論としては、小回りの苦手意識と、大回りの弧の調整力(検定には必須!) の弱さが、今後の課題として挙げられた。また板のエッジも無くなってきたの で、今回のようなアイスバーンはちと辛かった(言い訳^^)。
13:00まで滑って車へ。着替えて出発。黒姫駅近くのそば屋で昼飯。ここは 遥か昔(`93くらい?)にシュプール号の待ち時間に食った記憶がある。懐かしい。 親子丼を食べるが味は普通(^^;
信濃町ICから高速へ。岡谷手前でも大きな渋滞無く順調に岐阜羽島ICまで。 晩飯を、カーマ近くのマンガ喫茶で食べて、行きと同じルートで帰る。大東の 自宅に22:30前に帰着。
岐阜羽島IC->諏訪南IC | ¥5,000 |
R142新和田峠トンネル | ¥620 |
上田菅平IC->信濃町IC | ¥1,950 |
信濃町IC->岐阜羽島IC | ¥7,050 |
ガソリン代(岐阜-黒姫) | ¥5,729 |
計(岐阜-黒姫) | 約¥10,000/人 |
計(大阪-岐阜) | 約¥2,000 |
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