このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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9/23(日)晴れ
今年もロッテはBクラスだトホホ・・・
思えば、久しぶりの釣り。そういえば、ここのオーナーも引き連れて行った事があるようなないような・・・
日々の仕事に追われ、かわいそうな投釣王。
その時のレポートは、どこかにいってしまった、まー、うちらはいいけど、オーナーがダメ人間という事にしかならないので、なかった事にしませう。ね、かとじんさん?
さて、今日はもじ、Dこん、キーモン、Fちょを引き連れ「秋の大型落ちギスを狙おう!」・・・のつもりだったが、もじの会社のうし君が
「イナダが回遊してきて爆釣ですよ!」
と言っているらしい。
Dこんも、もじもその気になっている・・・釣り方もしらないのに。
12:30糸魚川の釣具屋に到着、やっとここに来てうし君と電話がつながり、うし君に言われるがままに道具をそろえる。
「1万2000円です」
「は!?」

桁違いの値段に戸惑うが、これからイナダが釣れるのかと思うと、払わずにはいられない・・・
ぬけふくろうなら、間違いなく40分のコースに使っただろう。
意気揚揚と姫川港の東側の港に乗り込む、しかし秋晴れの空の元、堤防は人だらけ。
それでも狭い所ながら釣りを始めてみた。
当然、この状況では大投げをする事ができず、私とDこんはちょい投げ、もじとキーモンはうき釣り、Fちょはサビキを展開する。
この場所は根掛かりばかりで不満が募る。
そのうちFちょが真鯛(15cm)を釣り上げる。キーモンも小アジを5匹程、もじはメジナ(15cm)、
私は初のクロダイ(15cm)をGET!ちょっとうれしい。
するとDこんが「ピクピクしてる!」とふぐを釣った。
「なんだよー・・・」
「すぐかかるよ!」
「ふぐだ!」
「もー・・・」
「真ん中辺りにいるね!」
「ふぐだ!」
「もーいーや・・・」
「今度は違う引きだ!」
「ふぐだ!」
ふぐたはサザエさんの名字
「やめて、カニ食いいこーぜ!!!」
怒涛のふぐ4連荘!さすがふぐ大臣。
と、そこにうし君からTel。どーも対岸にいるようなので、移動することにした。
うし君と合流し、並んで釣りを始める。
今度はDこん以外、うき釣りにチャレンジ!これが、かなり面白い。ピクッとした当たりにすぐ合わせないと、エサだけ取られてしまう。
何と私はここで初のカワハギ(15cm)を釣る!投げれない不満を忘れる程、熱中。
そして、今度はスッと引かれたうきに合わせると、ガツン!という当たり!大物だ!慎重に糸を巻く、太い魚影が見えてきた・・・でかい!
タイミングを合わせ、一気に岸に抜き上げる。これは・・・!ふぐだ・・・。
何と25cmはあろうかという、巨大ふぐ・・・皆、ビビっている。ちょっとがっかりした反面、ちょっとおいしかった。
これは面白いと、弟子のFちょにも教えてあげる。
「うきがピクッとしたらチョッ!と竿を起こすんだよ」

しかし、Fちょはなかなかタイミングがつかめず「あーっ・・・」「おーっ・・・」を連発。
「エサだけ取られちゃうよー・・・」ふっふっふ、やっと気づいたな、これが師匠の私との違い、はたまた釣りの醍醐味というやつなのだ!
しかしFちょは黙々とエサを付け、チャレンジを繰り返す。
横でうろうろしながら「腹減った、ラーメン食い行こうぜー!」「ラー大行こうぜ、ラー大」繰り返すDこんとは大違い。(余談ではあるが、「ラー大」とは、ラーメン大学のことである。若者がマクドナルドをマック、吉野家を吉牛と略すように、Dこんはこう呼んでいる。Dこんは気づいていないが、都会では通じない言葉である。)
と、その時である。ついにFちょの竿に魚が掛かった!
「あぎゃーっ」
と大声で一気に引き上げたため魚が空中で舞い踊る!
その光景はまさに「一本釣り!」巨大カジキを釣り上げる松方弘樹になりきるFちょ。
周りから拍手が起こったが、Fちょは腰を抜かし「あーはは、あーはは」と笑っている。
見事、アジ(20cm)を手元に収めた。
それから私ともじ、キーモンも今日の一押しのアジを釣り上げ、満足。

「このあと、安曇野漁業組合にとんでもない事態が!」(ガチンコ風)

疲れたのか、Fちょが竿を置いたまま休んでいると、ハトが飛んできて脇のボートに舞い降りた。
ハト大嫌いのFちょは、わめきながら逃げ出した。
ハトは、おかまいなくボートからロープを渡り、Fちょのうきに体当たり!・・・
さらに、飛び立とうとした羽に針が刺さってしまった!
あわてて、Dこんが竿を持つも、ハトは羽ばたき続ける・・・
まるで、筋肉がぜい肉になった室伏のハンマー投げ状態!
もじが、たもを持ち、ボートに移って、ハトを捕らえた!
哀れ、私のたもは、魚より先にハトを捕まえる事となった・・・
無事、針をはずしDこんが大空に放つと、ハトをお礼を言うかの様に僕らの周りを一周し、夕焼けの彼方に飛んでいった。

「もう、秋だね・・・」だれかが、つぶやいた・・・

今日の一句
「右下手 とって優勝 琴光喜」 投釣王

今日の釣果
投釣王  アジ、クロダイ、メジナ、カワハギ、巨ふぐ
もじ    メジナたくさん、アジ
キーモン アジ、メジナ、コアジ
Dこん   ふぐ4連、クロダイ
Fちょ   アジ一本釣り、マダイ
うし君   アジたくさん
うし君の彼女 見てるだけで胸いっぱい
マスターから一言
久しぶりの活動でしたね。一体、この人たち何を釣りに行っているのだろうか?
イナダを釣りに行ったのではなかったの?¥12000も出費して。
それと、Fちょは何故そんなにハトが嫌いなの。なにかトラウマでも!?
カワハギを釣り上げ、満足気な、投釣王「メジナ!?」
「きょうのお魚大図鑑」 (勉強になりますよ)
「マアジ」
昼行性で明け方と日没直後に活発。沖合いで回遊するのをクロアジ、沿岸に定着性の強いのをキアジと呼んでおり、クロアジの方が漁獲量多いが、キアジの方が味が良く値段も高い。稚魚から成魚まで幅広く食用とされている。 
「クロダイ」
タイ科の中ではもっとも沿岸性がつよく、内湾の砂泥底に生息している。
幼魚の時期はすべて雄で、やがて雌雄同体になり、25cmぐらいになるまで内側の卵巣を外側の精巣が包んでいて、その後、性が分離する。スイカ、トウモロコシなども食べるので釣りエサになる。
「メジナ」
上あごと下あごに小さく細かい歯が密生し、付着生物をかみ切るのに適している。沿岸近くの岩礁に群れをなしてすみ、暖かい海ほど色が濃い。冬が旬でおいしく、刺身などにして味を楽しむことができるが、夏は少し磯臭い。
「マフグ」
水深200m以浅の砂泥域に生息している。体表面には棘がなく滑らかなので、ナメラ・ナメラフグと呼ばれる。皮や内臓はをもっており、免許のない素人が料理すると危険である。 
「ブリ」
典型的な回遊魚である。
成長するにしたがって呼び名が変わる出世魚の代表格であり、モジャコ・ワカシ・フクラギ(〜15cm)、イナダ・メジロ(40cm前後)、ワラサ(60cm前後)、ハマチ(15〜60cm)と呼ぶ。
「カワハギ」
 
調理の際にかたい皮をはぐので、この名がついた。体は左右に平たく、ひし形をしている。
歯は釣り糸を切るくらい強力である。100m以浅の砂泥底に生息する。成魚は雑食性で小魚、ゴカイ類、海藻などを食べる。 
「ハト」
日本全国に生息する。
まれに、日本海沿岸に出没しFちょに釣られる。
ハト=新沼謙二。
「うし君の彼女」
(イメージです。)

安曇野地方に生息すると思われる。
うし君の見事な一本釣りによって、釣り上げられた。
投げ釣りはやらないらしい。

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