このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
ドリーム交通モノレール大船線とは横浜ドリームランドからJR東海道線の大船駅を結ぶ跨座式鉄道モノレールとして 総工費25億円をかけ、昭和41年(1966)5月2日に開通しました。3両編成の車両が両駅間5.6㎞を8分で結びました。将 来は羽田空港、鎌倉、長後(元の計画では六会)方面に延長すると言う、とてつもない計画がありました。しかし、開通 から1年4ヶ月を過ぎた昭和42年9月23日、陸運局から車両重量超過(15tもオーバー)と橋脚の強度不足の問題から運 転休止勧告を受け、翌24日から運転を休止し現在まで休止状態が続いています。あくまでも廃止ではなく、運転再開の 道を残した休止扱いなのでほとんどの施設が35年以上も放置されています。中間駅はなく起点のドリームランド駅と終 点の大船駅のみで途中に小雀信号所があります。計画では両駅間に田谷、小雀、影取の3駅を建設する予定でした。 起点には名前の通り横浜ドリームランドがあり、当初の予定では遊園地へのお客様輸送を目的としたものでありました がのちにドリームハイツが建設され、通勤通学輸送も担うはずでした。運行休止をうけ付近の住民はバスで40分もか けて大船駅まで行くことになってしまいました。 その後、スーパーのダイエーがドリーム交通を復活させる話が持ち上がり、リニアモーターを使った新交通システム にて開業させる話も出ましたが平成のバブル崩壊のあおりを受け平成14年8月、計画が中止されました。旧施設は平 成15年4月から2年間の予定で撤去をするそうです。 最新情報!! 2003年10月29日 国道1号線交差部の軌道が撤去されました。 2004年1月25日 ドリームランド駅−小雀信号所間の軌道撤去工事が行われていました。( 画像 ) 2004年5月2日 撤去状況を取材しました。
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