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1995 May/Jun.
国鉄型客車 50系51形
地方の客車列車の近代化をねらって、1978年に登場した50系客車は、電車並のサービス設備を持つ新鋭車として、各地に投入されました。その増備にともない、旧客を次々と駆逐していったため、鉄道ファンからはあまり温かい目で見られていなかったのも事実です。
しかし、旧客の全滅から10年もしないうちに、何と50系の仲間である51形が姿を消してしまいました。50系51形は北海道専用型として、耐寒設備を強化(2重窓など)して作られた車両ですが、車両運用の効率化という点から、客車列車は不利な点が多く、主な活躍の場であった札幌近郊の新型電車増備も相まって、ついに1994年12月、北海道の普通客車列車の時代は終わりを告げました。また、夜行急行のDC化により、その仕業が51形牽引主体となっていたED76 500番台も、同時に全機廃車となってしまいました。
普通客車列車は、全国を見ても数えるほどしか残っていません。しかし、電車にはない独特の乗り心地は、やはり旅情を誘うものがあります。もう数年後には客車列車は過去のものになっているかもしれません。それまでにできるだけ乗っておきたいものです。
■絵について
一応イメージとしては大沼公園付近ということで描いてみましたが、実際この区間を51形が走っているのを私は見たことがありません(またまた無責任な)。ま、絵のタイトルのとおり、主役はあくまで「50系51形」ですので、線区についてはあまりつっこみを入れないように
水面の処理には難渋しました。まあこんなもんでしょうか…
人物は、今までの中では一番大人ですかねぇ(笑)でも服のセンスが…(泣)
あとは木の枝振りがちょっとさみしいですね。葉っぱを1枚1枚苦労して描いたわりには報われなくて悲しい思いをしました(笑)
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