このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
八十八ヶ所案内板
鳥坂付近の八十八ヶ所案内板
「へんろみち」のモニュメントとその裏の銘板
これらの石碑は元、上池の縁にあったものを、この山すそへ移したそうである。
その後、国道11号線をつくるため山すそを切り開いたので、石碑群が独立して立っている。
左端の石碑には「奉供養光明真言五百万遍」と書かれている。
正面には、「弥勒佛」「石書華嚴塔」(それぞれ筆跡も石質も異なるので、別々に建っていたものを寄せ集めた可能性あり。)
右側面には「安政五年 星次戊午 三月吉日」、左側面には「備中玉嶋 真如菴主 輪道尼立」と彫られている。
(色字は判読難)
「石書○□塔」とは、小石にお経(○□教)の文字を1字ずつ書いて納めた石塔→
参考
、従って、石書華厳塔は華厳経を1字ずつ小石に書いて納めたもの。
仏像の両脇には「光明眞言百萬遍」「南無阿弥陀佛」、台座には「當村講中 法界 嘉永五年 子正月立之」と彫られている。
(「光明真言」は真言宗、「南無阿弥陀仏」は一向宗のはずだが、なぜ両方刻まれているのだろうか?)
左側の石碑には「福巖智球首座」、右側は「心道祖信禪尼 天保十一子五月」と彫られている。
(球は王ヘンに來、首座[しゅそ]は禅宗の修行僧のリーダーをさす役職名)
全体的に上部石塔・台座石・その下の基礎石とも石質がバラバラで、寄せ集めの感が強い。
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出釈迦寺
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人面石
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