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13ヶ条の要求書


 
古文書は素人ですが、読み下し文に挑戦してみます。



      覚

一、御未進 借米借銀 利留三十年賦
      下付帋(=下付紙)
       この義は御年貢およそ七、八歩ばかり払い 残り分相い捨て置き当年
       出し候様にと申し候えども 急ゆえ相い調わず 尤も三日まで持参候えば
       早や帳〆めり候と申し 請け取らず、 その分を役人より取替え御公辺(御公へ?)
       相い済せ置き あるいは払い申す御年貢も延ばし申す様にと申し 押して借し候ように
       仕る由 これは大庄屋小庄屋より貸し仕る由 尤もその借米 御奉行様よりも
       出居り申す由
       借銀借米の義は惣方町在れども 借し方 利を留め 五十年賦
       願のところ 三十年賦に仰せ付けられ候由

一、御年貢上納方
    歩定め無し 銀米出来次第 銀納時々の御蔵相場
      下付紙
       この義は御年貢銀納御取立ての節は時の相場
       何匁上げと申し取り置き候に付き その時々の御蔵相場と
       願い申す由

一、御米蔵払い
    御蔵役人の手入れこれなく候ては 御請取りなされず 米上げ
    はかり升(ます)計りきりに仰せ付けられ候様に。
      下付紙
       この義は先格 一代四斗三升入り すなわち一斗七合五勺入りの
       秤にて四盆入れ申し候に付き 右の通り御座候ところ 盆一升(ひとます)
       右の秤にて三盆計り 一盆は杉盆にて(杉の木のように盛り上げて) 御取りゆえ
       四斗四五升も御座候に付き 先格を願い申す由

一、日用銀
    大庄屋町宿並びに村々諸日用等 近年不相応にて
    しごく迷惑仕り候 この後村々日用帳面 御上(おかみ)
    御吟味の上 割符候様に
      下付紙
       この義は村役人支配にて 近年迷惑仕り候 これ以後は
       御上より帳面お改め 御吟味の上 割賦願いの由

一、お払い藁ならびに縄
    御藁蔵まで御上納 外々へは御容赦
      下付紙
       この義は御家中御銘々にお好み取り その上 代りを御立て
       下されず 所々多くゆえと申し候
      同断
       その外米なども御取り候えども 代り遣わされず迷惑ゆえと
       願い申す由

一、村々庄屋組頭
    御役義召上げられ下され候様に。 尤も村々よりその人にても
    重ねて御願い申上げ候品も御座候
      下付紙
       この義は村々にて宜い役人は重ねて 
       願い申す由
     (庄屋・組頭は全部解任してくれ。但しいい人もいるので、その人には留任をお願いする。)

一、在中御普請
    品々の下役人御無用。村々もらい人足
    きっと停止に仰せ付けられ候様に
      下付紙
       この義は在方御普請の節 村より役人として品々
       名を付け出し候義 御無用下されたくとの願い ならびに■(?)人足
       人足高の内にて あるいは2人3人と申して 役方へ引立て候
       事 百姓ども迷惑ゆえ 願い申す由

一、村々庄屋
    歳暮銀 年玉銀 御無用
      下付紙
       この義は御役掛り様方多く御座候ゆえ 大分入り
       申すに付き 願い申す由

一、郷中御普請のみぎり
    人足扶持 まくら扶持に仰せ付けられ候様に

      下付紙
       この義は人足へ御上より扶持方遣わされ候ところ 人足ども未進(=未払い)
       これ有るに付き 差次申し 迷惑に付き この後は日々切りに相い渡し候様に
       願い申すに付き これに依ってまくら扶持と申す異名

一、毎年御勘定のみぎり
    町宿において諸役人 台所茶番賄い御無用
      下付紙
       この義は御勘定の節 村庄屋町宿にて 村より人足を取り
       ならびに賄い入用等の義 迷惑に付き と申し候

右(=上記)十ヶ條の趣き御聞き届け候分

一、御勘定   村々庄屋直勘定
        只今まで米歩高歩に当る
      下付紙
       この義は村々庄屋 直御勘定願いの事は 御年貢米
       不足仕り候分 米にて払うべく申し候えども 米にては成り申さず
       銀を払い候様にと申し 相場違い請取り候 また不足の分
       三月切り1割にて庄屋借りくれ また三月に節季切り
       三割にて借替えくれ 米歩高歩に当り その上只今までは
       大庄屋御代官衆 御相対御勘定ゆえ 賄い入用大分御座候
       上納高に割候に付き 高歩に当り候ゆえ 小庄屋直御勘定に
       仰せ付けられ下され候様にと願い申す由

一、新諸運上御停止
      下付紙
       この義は百姓 買い候干加 諸方より参り候ところ 問屋運上の義を
       申し候えば 干加 運上掛り物等聞き合せ 積りにて直段を
       上げ売り申すに付き 買人の百姓ども迷惑ゆえ 諸運上御停止御願い申す由

一、御用銀   卯暮己夏 割銀歩
        少々も御返済これなく 迷惑仕り候
      下付紙
       この義は 利 卯ノ暮 己ノ夏 遣わされず候ところ 百姓へ
       相い渡さずに付き 迷惑ゆえ願い申す由

右三ヶ条追って御取り計り  






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