このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

          

☆2002年韓国の旅(4) (実行日:2002年11月22日〜25日)     小さな旅日記目次へ      トップページへ     

   

この記録は、筆者が2002年の11月に韓国へ行ったときの様子を記したものです。
 

 --------------------------------------------------------

  【11/25(月)】
 
  
新村の食堂のメニュー6時半頃目覚め、身支度をして同宿者に挨拶してから7時ちょっと前に宿を出る。実は前日の朝に食事をする場所を探したときに候補に上がった店が2軒あったのだが、そのうち前日に入らなかった店のほうに入る。店のアジュマは「ラミョン?」と聞いていきなりラーメンを作ろうとするので、「ユッケジャン」と答える。壁のメニューを見るとどれも2000〜4000ウォンと安く、実はユッケジャンが4000ウォンで一番高かった。ラーメンとキンパプが2000ウォン、ピビンバプやテンジャンチゲなどが3500ウォンといったところ。例によって付け合せが4種類並ぶ。他にお客さんがいないので「サジン、OK?」と聞いて店のメニューの写真(右)も撮らせてもらった。
  
永登浦区庁駅付近の団地群空港へ直行してしまうのがもったいないので、ひとまず地下鉄2号線で永登浦区庁(ヨンドゥンポグチョン)まで行って5号線に乗り換える合間に街歩きをする。高層ビルの立ち並ぶ汝矣島(ヨイド)を含む行政区の区庁所在地にしては普通の団地群(写真左)などが多く、特別に見るべきものは少ないが、平日の朝ということでそろそろ通勤の人も増え、ごく普通のソウルの街並を垣間見たようでもあった。5号線に乗ると反対方向の電車はかなりの混雑になっている。以前の空の玄関口・金浦空港に着くと、何だか懐かしいような気分になる。ここから仁川国際空港までのバスを利用することにしたのだが、まだ朝が早かったし、おそらくはしないから直接バスに乗ったほうが早かったに違いない。一瞬バス乗り場を間違えて危うく市内に逆行しそうになりながらも無事、仁川空港行きの座席直行バスに乗車した。ここからだと4000ウォンで、市内中心部からより2000ウォン安くなる。
     
来るときには夜だったので初めての車窓に見入る。金浦空港から少しの間は上り車線が渋滞気味だったので市内へ向かうバスは相当時間がかかるだろう。こちらは快適に走り、間もなく海が見えてくると天気がいいこともあって極めて伸びやかな気分である。右手に見える多島海も、日本では見られないような規模の大きな風景だった。金浦から23分ほどで仁川国際空港に到着。ターミナルビルに入ったのは9時20分頃で、出発予定の1時間35分前だった。意外に時間の余裕がなくなっていたようだ。
チェックインの後、しばらく店舗をぶらつき、買い損なっていたひまわり種チョコの徳用を入手。郵便局で切手を買い絵葉書を投函し、出国手続き等を済ませてから使い残したウォン札を両替。2万数千ウォンが2500円ちょっとになってしまうと何だか急に存した気分になる(苦笑)。そうこうするうちに搭乗時刻ぎりぎりになり、ほとんど最後に近い状態でNW008便に駆け込む。今度は座席はかなり前のほうで、ビジネスクラスのすぐ後ろの窓側。ただし隣に坐ったアメリカ人夫妻が(私が言えたものではないにしろ)かなりの立派な体形で、いささか窮屈である。
         
成田空港到着さて、ここからは実は長かった。出発時刻頃になって計器に不良箇所が見つかり、結局機器を交換するために1時間以上の遅れになるため、希望者はいったん出発ゲートに戻っていい、ということになった。いささか疲れてしまい、ベンチに横になる。ゲートには出発予定時刻として12:20と表示され、1時間25分の遅れである。行き先がシアトルとなっていてびっくりするが、ノースウェスト便なので成田経由でシアトルへ戻るということだろう。天気が極めつけにいいので、何とも時間がもったいない気分である。その後も機内へ戻った後で「まだ戻っていないお客様がいる」ということで、ついには2人が戻って来ず、そのお客の預けた荷物を運び出す騒ぎになって、結局離陸したのは13時10分だった。空港への移動とその他で半日つぶしてしまったことになる。その後は飛行は順調で揺れも少なくて快適だったが、日本上空にさしかかると分厚い雲がべったりと覆っている。高度を下げ始めて雲に突入したあたりから揺れが始まってしまった。とはいえ夜に比べると明るい分だけ外の様子が見えるのでやや気が楽で、雲が何層にも重なっている様子を見つつ過ごすが着陸態勢になっても地面がなかなか見えず、見えてきたときにはもうかなり低い位置だったから相当雲が深く垂れ込めていたに違いない。14:55に無事、成田空港に着陸。ようやく体の力が抜けた。(写真は成田空港)

成田空港第1ターミナル旅は終わってしまうとはいえ、海外の旅から帰ってきて、イミグレーションなどで日本語が通じるときの安心感というのもある意味旅の醍醐味かもしれない。帰りは贅沢をすることにし、15:55のスカイライナーを予約。空港内を散策して旅の余韻を味わってから帰路に着いた。日暮里から乗り換えた電車内の話し声が一瞬ハングルに聞こえたりしながら、浦和には17:28の到着であった。
    
水原華城の八達門     
さて、次に韓国に行く機会はいつになるでしょうか。
その時にはまたゆっくりと街歩きをしてみたいと思っています。
長文を読んでくださってありがとうございました。
   
【11/22(金)】       【11/23(土)】      【11/24(日)】     【11/25(月)】    【雑感】

 

   トップページへ                                     小さな旅日記目次へ  

 

    

     

   

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください