このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


混雑緩和の決め手「6扉車」

ラッシュ時にはシートを収納する6ドア車(写真は209系6ドア車)


 乗降時間の短縮を図り、列車遅延の防止と輸送効率の向上を図るために投入されたのが「6扉車」です。この車両は、 かつて終戦直後の通勤輸送に使われた椅子ナシ電車や有蓋貨車による旅客輸送からヒントを得たもので、 従来片側4ヶ所だったドア数を6ヶ所とするとともに、ラッシュ時には座席を収納して車内への客の詰込みをスムーズにし、乗降時間の大幅短縮を図りました。
 車内はつり手の増設、スタンションポール(つかみ棒)の設置、高能力の冷房装置、天井ファンの増設、床暖房など”客を詰込んで運ぶ”ことに十分配慮しています。
 現在6扉車は、耶麻手線(205系)では11両化にともない10号車に連結。木黄浜線(205系)では8両化にともない2号車に連結し、京浜束北線でも今年度投入の209系から順次6号車に組み込みを開始しました。


209系
「新型痛勤電車」
701系
「僻地用一般形交流電車」
T501系
「新型交直流痛勤電車」
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