このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


三光汽船
金山(因島)〜赤崎(生口島)

 すでに橋がかかっているこの区間にも、フェリーが走っている。意外な様だが、この航路は「海の317号線」でもある。
 因島の西南にある、金山フェリー乗り場に到着。対岸に生口島の赤崎フェリー乗り場が見え、フェリーがゆっくりと離岸していくのが見える。
金山港より 赤崎港を離岸するフェリー
それからこちらに到着するまでの5分ほどの間は、まるでスロービデオでも見ているかのようだった。ゆっくりと、徐々に船の姿が大きくなっていく。そして5分後。フェリーから多くの車と人が吐き出されてきた。入れ違いに乗り込む。特別大きな客室があるわけでもないので、バイクに跨ったままで待機する。
 やや風が強くなってきたせいか、時折大きく左右に揺れる。右に傾いたときには足を突っ張ってバイクを支えなければならない。天気もだんだんと悪くなってきた。どうやらこれから雨が降るらしい。昼前までは晴天だったと言うのに、何と言うことだ!それはさておき。
 やがて定刻に出航。この航路からは、生口橋が全線に渡って眺められる。橋の眺めそのものは素晴らしいのだが、残念なことにあまりに近すぎて、カメラに収めきれない。仕方がないから見るだけで終わりにする。この風景を楽しみたければ、実際に船に乗ってみるしかないだろう。
 わずか5分の船旅で、対岸の生口島・赤崎港に到着。向島・因島に次いで、この日3つ目の島に上陸だ!
金山港にて撮影
 所要時間わずか5分、人とバイクで155円のミニ航路。生口橋直下を走る航路として、橋にも負けずに今日も元気にがんばっている。
 24時間、いつでも一瞬で島から島へと渡ってしまえる橋も便利なものだが、フェリー待ちの時間、運転から解放されて一息つく時間など、フェリーには忙しすぎる現代人が忘れそうになっている「ゆとり」が今も息づいている。時間に追われるビジネスの途中ならばまだしも、旅の空にあるときくらいは、そんな「ゆとり」に身を任せてみるのもいいのではないだろうか。

慌ただしい日常の中で
時間の狭間に落としてしまった落とし物を拾いたい
そんなあなたに
三光汽船 因島・生口島渡船



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