10月5日
そろそろお茶が飲みたくなった、お茶が飲みたくなったら佐伯の汲心亭である。八女から山越442号線、502号線、10号線と辿って、大分県南の中心地佐伯に出撃だぁっ! 久留米発9時、佐伯の駅前着13時40分、高速道路を使わずに山岳路に固執したんで4時間半もかかってしまった。駅前の観光案内所で腹が減っていた私はすし屋さんの情報ゲット、佐伯の御寿司屋さんは昼の営業が2時までのとこが多いんで尋ねたんですけれど見事に御寿司屋さんの説明をしきった担当さんの話術は神業に近かった。
で、野獣の勘が寿司○と告げるので、佐伯駅から川のほうに曲がって、橋の手前を右折、ちょいと行ったトコの寿司○に入った。カウンターで「地のネタでお任せ!」嫁ハンは海鮮ちらし、とオーダーした。
私が沈黙したまま食うので妻はビクビクしていたらしい。サバ、大変おいしゅうございました。さより、たいへんよろしゅうございました。イカに海栗、海栗は嫌いですけれど、大変おいしゅうございました。
そして悲劇は訪れた、寿司はかまずに呑むものだ。つまり、満腹感が襲い掛かる前に胃袋のバッケンレコードがやってくる。
気がついた時には、鯖の手毬という大将の必殺技を残してダウンしてしまっていた。もー食えない、涙を飲んで、リタイヤ宣言してしまったが、絶対次には寿司源のバッケンレコードは判明したから、全部食いきってやる!しかしなぁ、あの美味さは犯罪だぜ!
その後、満腹の腹を抱えて、汲心亭でお茶を戴いた。TV東京のニュース番組に佐伯の町おこしの失敗を表す事例として取り上げられたのがこの汲心亭であるが、穴場である。ここのお茶は美味い!無茶苦茶美味いのだ。だから、夫婦でわざわざ御茶を一服しにやってくるのだ。
「一杯三百円の御茶、一杯百円のうどん、その為に何処まで行きよるのやろうか?」妻よ、考え違いをしてはいけないよ、それが粋ってもんでしょ?
御茶プラス寿司という目的ができた、佐伯詣でも恒例化するよな気がする。
で帰りは、日本一怪しい長湯温泉の町営温泉長命湯(二百円、プチプチはしず香に及ばない、しず香が怪し過ぎる御仁にはお勧めかもしれない)で汗を流し、広域農道を走り抜き、黒岳を抜けて帰ってきた。
今日もザフィもトラも見かけなかった。本日の走行距離396.9キロ。オドメーター9596キロ。
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10月12日
今日は奥豊後蹂躙長距離走行なので、朝から近くのセルフで給油である。カード作ればリッター当り二ヶ月間限定で5円引きという少々あくどい拡販している系列のセルフである。悪徳金融業者が裁判の時に無茶苦茶小さな字体で印刷しておいてちゃんと書いてます!的手法でチラシに書いてある。カード作らせて、名簿と、銀行口座を把握するのが目的という凄まじく悪質な手法は、石油会社も追い込まれましたなぁと、つくづく感じさせられた。
ま、443.2キロ走って、35.62リッター給油で、リッター当り12.4キロという珍しい好燃費だが、スタンドの機差を確認する為に、3回くらいは連続で給油する必要がありそうだ。 まずは久留米から筑後平野を横断して杷木へ。杷木インターから九重インターまで高速を走る。そこから四季彩ロードをあがっていく。四季彩ロードの突き当りを右折して、筋湯の方に上がっていく。かつて一世を風靡したここいらも、寂れましたね。うん。
一世を風靡しながら、低落した阿蘇・九重一帯の温泉地の特色は、駐車場が無い事に尽きる。今からなら逆に、開発されていない事を売り出しても良いんだが、一時期一世を風靡しながら衰退した民芸と同様にブームが過ぎるのも早いような気がする。料理の基本が食材管理に尽きる様に旅館を含む客商売の基本は顧客管理に尽きると思うのだ。だって、駐車場が無くても客が満足すれば、かならず客は帰ってくるでしょう?そーゆー事で騒ぐトコは所詮駄目な旅館&ホテルだから潰れたほうが回りも迷惑しないから良いのよ。
で、このルートは自然林が多いから紅葉してっかな?と思ったけど、まだ早すぎたね。で、442号を走らずに、珍しく久重高原ロードパークを走った。紅葉の始まりは、緑の中に点在する紅が美しい。日本の色彩美の特色は、点在する紅でしょ?
竹田に抜けて、原尻の道の駅でとり天定食の昼飯だ。800円で量が多いという凄まじさはビール持って来いっ!と言うしかないレベルに在る。
原尻の滝を渡って(この表記、通った人しか分からないよね)清川村へ。この当りは昭和初期まで石の橋が作られていた一帯なので、あっちゃこっちゃに絶好のカメラポイントもある。石橋愛好家にはお勧めなのだ。
清川に入って道の駅手前で右折、ここらには怪しい300円カレーとかいろいろある。奥豊後も怪しい魔宮に過ぎない事はここに暴露されたか?怪しい空港も近いし、マムシ養殖場とか、他にもいろいろあるから、探してみてね?
稲積水中鍾乳洞は近年発見整備された鍾乳洞なのだが怪しい!行けば分かる。凄まじい怪しさは、一度訪れてもらわなければ、分かってはもらえないだろう。 在る意味凄まじい環境破壊なのだが。
で、ここを降りて、清川の道の駅で桃のソフトを食う。重さは半端ではない、しっかりソフトが詰まっていて、最初の人は戸惑うんだ。重過ぎるくらいに詰まりに詰まって300円!これもお勧めだ。で、ここには稲積水中鍾乳洞の100円引き券もあるから、最初に訪れておいた方が良いよ。1枚で1グループ全員オッケーだからね。
で、竹田を抜けて、57号線の交叉点を突っ切って、直入を目指す。そして直入で温泉なのだが、どっちにすべぇ?と、正直言って悩んだよ。暴利を貪っている!状態に近い、御前湯は断念。そして、長命湯にするか?あそこはプチプチが少ない。しかし怪し過ぎるしず香、、
私がひそかに温泉鍾乳洞と呼ぶ、しず香である。私はここより怪しい温泉を知らない。
全員絶句する温泉というのは、客観的に見ても全国的に珍しいと思う。私営の100円温泉は、絶句するしかないし、いつ無くなってもおかしくない温泉だから、みんな行こうぜ!日本全国の怪しい温泉愛好家の方々へ告ぐ!
「行けば分かる!」 そして広域農道、そして湯平温泉へ抜ける。湯布院インターから、高速に乗って、また杷木インターで降りて、夕食はニュー永田屋だ。
でもね、麒麟のドラフトマスターが居るお店らしいんだけれど、泡だけジョッキから継ぎ足しとか、あんまり無茶しすぎなんで最近のビールの注ぎ方変わったなぁとして、ビール頼む度胸は無かった。で、オーダーしていようが、忘れていたのか?常連優先で一見客のオーダー品を回すとか、無茶しすぎる店になっていた。前回、ここは良いよって言った一文は削除する必要が出てきた。 今日の総括稲積水中鍾乳洞、しず香温泉鍾乳洞今日は鍾乳洞満喫の旅であった。
今日もザフィもトラも見かけなかった。本日の走行距離386.2キロ。オドメーター10006キロ。とーとー一万キロ突破しちゃった!
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10月14日
今日もオペルのかみきりむしフォトラリーである。昨夜は洗車しなかったんで、朝から洗車とコーティングである。
まずはジョィをカーシャンプー代わりに洗車、ざっと水をふき取ったら、ポリラックを使い終わってよく洗ったフクピカに染み込ませて、そのまま車全体をこすりまくる。汚れはこのまま軽く擦っていれば、何故か跡形も無く落ちてしまう。で、も一回、水で洗い流して、ざっとふき取ったら、十二枚入り399円のフクピカを1枚取り出し、半分に切って、仕上げるのが、私の言うポリラックコーティング!1枚で三台分仕上げられるなら、半分で1.5台分、普通より大きめだから、使い切れる筈と判断して半分ずつ使用している。もったいないし、これでも十分、艶も出る。滑りも良い。 今回が19回目と言う謎が多いこのフォトラリーの醍醐味は何であろう?私の密かな愉しみ方は、コースミスした人へ送る「バイバイーィ!」のさよならエールなのだ。どちらが正しいのか?終わってみなければ分からない、このスリルとサスペンス、やってみないと分からないよ。だってエール送った方が間違えていたり、どっちも間違えているかもしんないこの恐怖。楽しぃーぜぇっ!
山田SAに一時終結、おめかしした私にみなさん絶句、かげとらさん、くろひじさん、怖かった?ここで私の従兄に会ったりした。んで!天ヶ瀬高塚インターまで移動、ここからスタートする。オペルがこんなに居るとは、思えなかった。20台の参加である。全部がオペルじゃないけれど。
高塚地蔵のすぐそばというここから、天ヶ瀬温泉に抜けて、ここから上がっていく。上がっていくルートは涌田ファームロード、黒川温泉のすぐ下に出られるルートで、もうすぐ全線開通するだろう。日田のすぐそばまで辿って行けるので、黒川からの帰りにはよく使い始めた裏道でも在る。
いつのまにやら、みょーに早いセブンといよーに早いデリカに挟まれた私は、仕方なくスピードを出す羽目になってしまった。慣性ドリフトとか、四輪ドリフトとかはしてません、いつもニコニコ安全運転がモットーです。でも、バイクと普通車の事故があった。車は上り方向で左二厘が見事に脱輪。ライダーのおっさん達ガン飛ばしてんだもん、小心者の私、びびってしまいました。
いつもの池山水源に到着寸前、危険な落下物を発見してしまった私は、危うく激突する寸前であったが、回避した。でも、見事に蹂躙しちゃった方も居られたんで、ひとつ言葉を送りたい。前方注意である。
ここで耳寄りな話をひとつ、このルート、何処かで赤牛さんと第二種接近できるかもしれない事が判明した。結構面白いかもしれないよ。私は昔、白昼というのに佐賀県鳥栖市ではぐれ牛に追突されそうになった悲しい過去を有しているから、笑うしかなかったが。
で、やっぱり、二台がコースアウト&行方不明なってしまった。いつもの二台なんで、全員心配なんかしていない。誰かは言わないけど、初心者ではない。どちらも二度目の筈で、難しいフォトラリーでは無いんだが。みんなで待ってましたよ、おっ!来た!違った!来た!違った!って繰り返しながら。
設定時間を1時間オーバーした最後の参加者が到着して、第二ステージ、紅葉が始まった牧の戸を超えて九重観光ホテルである。焼肉&お風呂で終わった。ちなみに、かげとらさんはMLのメール、意味が分からんかったけど、やっと謎が解けたと、述壊しておられました。意味分かるのは、OANKのML参加者くらいだな?しかし、じゃんけん勝負でベンツのフリース取り損なったぜぇっ!気合が空回りしてしまった。
フォトラリーの良いトコは商品に差が少ないって事だ。順位に血道を上げる必要も無い。人それぞれに楽しみ方があるし、それで十分だと思う。かみきりむしの田中さんから次回は20回目で、来年の1月にやりまーす!との宣言があった。行くしか無いか?
長者原から左折して泉水に入る。ススキが西日に映えて美しく、泉水の草原は黄金の海だった。で、突き当たったら右折して、狭いトコはパスしながらじわりじわりと降りていく。そして四季彩ロードに入り、渋滞が予想できたんで四季彩ロードの突き当りを左折!そーです、ここでも裏道を走るのです。途中で210号に入りこみ、そのまま下道走って帰ってきました。
標高1200メートル以上は紅葉が始まっているけれど、下の紅葉は未だ寒さが足らずってトコ、2日で紅葉の具合は一変していたから、来週には凄い事になっているかもしれないな。でもよーく考えたらおとついも走ったコースと重複が甚だしい。次は日田彦山耶馬溪紅葉爆笑編としよう。従兄も行ったトコだしね。玖珠から入っても良いかな?
今日は私と同じ銀ザフィを二台も見かけた。一台は福岡ナンバーの銀ザフィにすれ違った。一台は真横からザフィのアルミホイールを確認した。本日の走行距離250.0キロ。オドメーター10317キロ。
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10月27日
今日は選挙である。午前7時半に投票済みだ。低調らしい。元府知事の三男vs比例区出戻りvs某自民党代議士の元秘書では、盛り上がらないと、小泉は来るわ、宇宙人は来るわ、大仁田は来るわ、松山千春は来るわ、小池栄子は来るわ。久留米は大騒ぎであったが、これが選挙か?という惨状を呈していた。久留米ではタレントを引っ張って来る奴が当選するという法律でもあるのだろうか? 土曜日の夜、近くの住宅街、無人の路上に向かって必死に演説している人が居た。各党様様である。
で、その後、長崎まで走った。目的は福砂屋の最中だ。カステラでは無い。確かに美味いが、最中が食べたくなったので、長崎まで走るのである。食いたければ走れ!と美味いモンに旅をさせるな!が身上の私は、久留米から佐賀市内、鹿島から山越えして競艇の聖地大村を通って、長崎侵入に成功する。しかしここでアイドリングストップからのスタート時に持病のエンストが発生して、後続車に御迷惑をおかけした。大村公園の工事中交差点でエンストしていたのは私です!ごめんなさい!伸び伸びになっている半年点検で集中的に点検を依頼したい。どーも、燃料圧力が一気に抜けているのだろうか?アイドリングストップからの再スタート時に集中する持病のエンスト、まったく爆発していないヨウナ気がする。燃料圧力が立ち上がるまでに時間を要するので、ここでエンストしているのではないだろうか?ま、確認をお願いしておこう。
長崎に侵入したのは良かったが、福砂屋の本店何処だったっけ?記憶が頭の中で錯綜しては霧散を繰り返している。で、昼になったんで中華街で新規店開拓だ。結果は失敗であった。薄味過ぎて物足りない。チャーハン&ちゃんぽん&角煮の評価基準三点セットを頼んでいるので、評価はかなり正確になってくるのだ。わざわざ行くのに、口に合わない店で散財する必要は無いからね。私の場合、新規店に与えられるのは1回のチャンスのみ。認定店も味が落ちたら、即、脱落だ。
例えば讃岐うどんはの場合は、かけで評価する。各店舗で標準メニューがあって、私はいつもそいつを頼んでいる。
福岡のうどん屋の場合は、ざるである。これで確認している。
また脱線してしまった、中華街から大して離れていない福砂屋本店なんだが、一方通行ばっかになっている長崎市内を抜けるのは非常に大変だ。結局、ぐるっと回って福砂屋本店の駐車場にツァフィーラを入れて、乱入だ!
福砂屋はカステラというイメージ先行でしょうか?ここ、自動ドアじゃ無いけれど、自動なんだよね。私のお気に入りは、ここの最中だったりする。最中半分に目一杯餡子盛って、美味しい玉露(家では玉露でも白折ね)あたりすすりながら、愉しい一時を過ごすのが好きなのだ!しかし一杯百円のうどん、一杯三百円のお茶に続いて、ばら売り無し一個七十五円の最中が、家の生活に定着してしまった。さて、次の讃岐うどん参りでは、大洲松栄堂しぐれをゲットしなければ。あと、松江の某店のザッハトルテもそろそろだし、嗚呼、私の趣味は食い歩きであったのだと、しみじみ感じている今日この頃。
帰りは、ガソリンが無くなって、佐賀市内で10リッターだけ給油した。久留米市内とはリッターあたり四円も違う日本国内でのガソリン価格差、なんとかして欲しい。帰りは妻の運転だ。ここでエコラン教育が始まった。
エコランの基本、エンジン回転数を上げない。下りではアクセルを踏まない事が基本だ。
ツァフィーラの場合、1500回転をキープすれば、加速もするし、60キロは出る。つまり1500回転回していれば十分だ。
加速でも、じっくりゆったり、最終的に速度が乗れば良いから、アクセルを踏み過ぎない事を常に考えておこう。信号が赤になったら、手前でアクセルを抜く。走行抵抗はブレーキ代わり、ブレーキで減速せずに、走行抵抗を上手に活用する。パッドもローターも勿体無いでしょう!最近はエコの一言で済ませられるんだ!ケチ、しみったれという罵声を浴びせ掛けられる事も少なくなった。そーゆー時は「あんた、美しか南の島ば海に沈める気かぃ?」という必殺技で対抗可能だ!
加えて下りでは、ブレーキを踏まずにギアのセレクターを落とす。回転は上がって、フューエルカットが働く、ガソリン不要なまま走行可能になるから、燃費は伸びる。位置エネルギーを活用しよう。
こうなると、脚が良くて、コーナーリングスピードが高い。加えて、前面投影面積が狭く、空気抵抗が小さければ、燃費が良い車になる。今回はフォトラリーのおっかけっことかあったから、リッター10キロくらいしか走っていないみたいである。後で満タンにして燃費を確認したい。燃費計による瞬間燃費なんざ、下りが続いたら、測定不能なまでに伸びてしまうぜ、そんな数字は意味が無いでしょ?
今日もザフィをトラも見かけなかった。本日の走行距離302.4キロ。オドメーター10660キロ。チェックを前にして走行距離は一気に増大中!
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