12月4日
ヤナセからやってきた封書には、Aクラスの特別モデルのお知らせが記されていた。テンロクモデル総ざらえとしか思えない、特別ヴァージョンである。このお知らせを見ながら、怖い事を考えてしまった。 三菱自動車をご存知だろうか?リコール隠しで止めを刺され、ベンツの傘下に下った三菱グループのお荷物会社である。三菱グループの経営者会議には自動車のみ参加できず、ふそうも三菱と合併せんなら経営者会議に出られるのにねぇって、噂された位の御荷物会社だったんだが、結局最後まで碌でも無い会社という事で終わった。
その三菱自動車は、ベンツの下請けとして再生された。その第一弾が噂のコルトである。小排気量車両の開発を受け持つと噂される三菱自動車の一発目だけに、手抜きは無いだろう。このコルトが問題なのだ。
Aクラスが1.9リッターモデルに集約されれば、コルトの1.5リッターの存在価値が重みを増してくる。ベンツの下請けが、ベンツの厳格な車作りに従って設計製造したモデルだから、ベンツが売っても問題無い!コルトの1.5リッターを豪華モデルに仕立て直せば、1.9リッターAクラスと0.6リッタースマートの中間モデルとしての重みが出てくる。年明けからベンツがコルトのベンツモデルの販売を開始する為の、テンロクモデル売り尽くし?オペルの販売終了は近づいたのか?嗚呼、考えるだけでも恐ろしくなってきた。
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12月7日
美東SAで一回目の休息である。今回のうどん参りでは、フロントタイヤの空気圧力を0.30MPa、リアを0.22MPaに設定している。リアタイヤの空気圧力を低目に設定するのはオペルの傾向としての、リアタイアからの突き上げ低減である。ホントはSRタイヤに交換したいくらいなのだ。これで、リアの居住性は向上する。 高速道路を走行して思うのは、オペルの高速巡航設定速度は140キロプラマイ20キロに設定されているなと言う事だが、宮島SAで眠くなってきたので、仮眠を取る。
寝過ぎてしまった事に気がついたら、午前六時!やっべーっ!である。宇高フェリーの使用は断念、瀬戸大橋使用!坂出北インター降車に切り替えた!想定ルートを、めん吉−蒲生−木村−前場−松岡−道の駅-松下という奴に切り替える。新規店舗は三店しかないが、中讃が多いが故に量が多いであろうと思うと、実質九玉くらいかな?松下ではいつも二玉だからね。ちょいと雨が降っているので、予島SAを諦めて、鴻池SAで身だしなみを整える。ここはお奨めかもしれない。何より、トイレまですぐだからね。
坂出北で降りて、ガソリン入れよと思ったら、こっちのセルフはプリカ式、お釣り無しじゃん!504.6キロ走って、42.03リッター。リッター当り12.0キロ走っていた。しかしなぁ、久留米じゃあ、お釣り出るんだけど。バッタモンのガイアックスもプリカ方式なんだもん!これできれた!でもめん吉が自分で湯がけなかったのは痛かったけれど、二啜り半で美味かったから落ち着いた。蒲生もうまそうだったんでちくわ天のせて冷たい奴小を頼んで二啜り半で美味かった。木村でも冷たいの小を頼んで三啜りで美味かった。前場は怪し過ぎる店舗で、赤坂に通じるものが在ったけれど七啜りでそんなに美味くなかった。満腹だったのか?と思ったが、道の駅で買い物した後の次の松岡では三啜りでむちゃくちゃ美味かったからそうじゃないだろう。最後に入ってきて一番最初に出たもん。
そして、松下である。ここは凄かった!VWバン、ロールスのコーニッシュ、ザフィーラがうどん駐車するという怪し過ぎるシチュエーション。チョー満の店内で、一玉・一玉・二玉を頼み、五すすりである。めん吉と松岡を発見したから、フェリーに乗って帰る事にする。JAF会員証で一割引きの宇高国道フェリーに乗ったけれど、肉薄航行は見ても楽しい。
宇野で降りて山越えしたら児島に出てしまった。ぐるっと回って国道を走る。目的地は尾道、でも、脂の処理がもう一歩。あっちの御人が久留米ラーメンを「こってりしているけれど、さっぱりしている!」という気持ちがわかったよーな気がした。けっきょく夜中の十時半に秘密基地に帰着したけれど、尾道&玉野福山間の下道走行が無ければ五時には帰り着いていたな。失敗だった。1080キロ走っていたけれど、今年四回目のうどん参りは成功だったと言えるだろう。二号線バイパスの完全開通を望むよ!
本日の走行距離1079.5キロ。オドメーター12869キロ。
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12月15日
原鶴温泉のホテルで目覚めて、朝風呂&朝飯である。
昨夜の宴会で分かった事は唯一おあんくも怪しいって事だけだったと思える。ただ、他の記憶は混乱していた。
Z−ONEのかいちょさんが、呑み狂っていたような?おあんくのかいちょさんも踊り狂っていたような?私の部屋の目印は日田天誅水の膨大なタンクの山であったが、その由来に関する記憶は欠落していた。何故かこの写真の人物とあっちむいてほぃ!をしていた記憶は鮮明で、一晩中うなされていたような気もする。
そして目覚めた時に焼酎の五合ビンと謎のおあんくせんべいが、私の手元に残されていた。そしてZ−ONEのかいちょさんの姿は無かった、あれは、夢だ!夢であったに違いないっちゅう事にしておこう。 加えて、何故か、昨夜とみんなの態度が違う、、なぜだろう?何故かしら?謎であった。
この朝、予定変更がかいちょさんから告げられ、温泉組・わらびもち組・カート組に分散する事になったが、カート組の希望者は皆無、少数の温泉組と保守本流のくわらび餅組になったけれど、廣久?高木久助じゃん、私のお気に入りだ!
ということで、ホテルを出てみんなで、高木久助を襲撃してくずを食いまくった。私は葛桜に御抹茶である。テーブルのみんなは、ぜんざい・くず切り・くずもちで、みんな、くずの感触が違うと感嘆していた。ここのくずは、なんか、もちもちしているし、黒蜜も濃厚だし、、、損はしない店なのだ。
島根から長躯出撃してきたきらりちゃんは、「おばあちゃんトコの葛湯と一緒!」と驚いていたが、葛湯の代名詞っちゅうだけに、ここの葛湯は美味いし、シェアも広いよ。落語に出てくる葛湯の代名詞「久助」はここが語源だからね。
ここでくず切りを買った方々に一つ助言をしよう。くず切りは前の晩から水に漬けておけ!これを守れば、御家庭でも美味しいくず切りが食せるでしょう!二時間以上って書いてあるけれど、美味しいのは一晩水に漬けておいてから、茹で上げたくず切りだ!
秋月から、同じ甘木市内のキリンビール工場へ移動して、社会勉強である。一生勉強じゃ!と、先哲も教え諭されている。我々も勉強は欠かせない。自分がどーゆーモンを呑んでいるか?それくらいは知っておく必要があるだろう?
普通の人なら問題無いが、我々の様に飲み狂っている人種にとっては、必須とも言える。
広大無辺の麒麟麦酒工場だ、サッポロビール日田工場に押されてはいるものの、我々は麒麟の一番絞り(生)・端麗・ラガーを愛している。だから、ここを訪れる義務があるのだ!後は、恵比寿ビール位かな?社会勉強の後には、工場前のキリンビアファームでジンギスカンを食して、解散となった。
総括して一言、夏のキャンプが、恐ろしい。
本日の走行距離113.8キロ。オドメーター13084キロ。
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12月21日
今日は、ちょいと宮島まで走った。目的は、「うえの」の穴子飯である。これが結構美味いんだから、堪らないけれど、宮島近辺の駐車場の高さは半端ではない。1日1000円である。700円のトコとか、500円のトコもあるけれど。
午後から出て、まずはガソリン補給である。奥さんが使うと一気に燃費が低下する傾向にあるのだが、今回は酷過ぎる!263.4キロ走って、31.8リッター、さんじゅういちてんはちりったぁ?リッター当たり8.3キロしか走ってないじゃないか!
衝撃の体験を克服して、冷水越えをして筑豊経由の出撃だ。桂川の大助うどんで、ザルうどんと肉そばを食する。ここのうどんはエッジが立っているわ、腰があるわ。それでも、やっぱり、福岡のうどんであった。だって、ザルうどんと肉そばで1060円だぜ?四国に食いに行くか?そのまま、なだれ込むかという、怪しげな野望が頭をもたげてしまった。
馬場山から、都市高速に乗って門司まで。関門トンネルを使って本州入りして、小月まで下道と思ったのが失敗だった。一区画を短縮したら一時間を要してしまった。 大野インターで降りて、宮島口へ入る。宮島口駅前、交差点の角から二軒目に「うえの」がある。
15分待ち(店のおばちゃんは5分ですと言ったが、こーゆーのは絶対に3倍はかかるもんだ。ここが客あしらいのツボ、15分だと逃げられかねない微妙な時間だからね。)で、穴子飯を買い込んで、呉を目指す。2号線バイパスの渋滞に恐れをなして、廿日市インターから一度高速に乗った。宮島インターで、穴子飯を食する。美味い、美味いから、一個1400円も許す。
ところで今度は、宮島「もみじ饅頭」試食耐久を予定している。試食耐久とはワタシの特別な造語で、乗り場から行きの通り道、全ての店舗でもみじ饅頭1個づつ購入して食べ歩き。これって応えるのだ。帰り道一番おいしい店でまとめ買いするのが、ワタシの定番である。外れを買って、帰宅してから激怒するより、こっちが正しいと思う。気力と体力の勝負なのだが、こんなんするのは、ワシだけか?
しかし、広島の渋滞は末期的症状だと思う。呉の屋台通り&セミナリオに行く予定だったけれど、断念して、廿日市で降りて大きく下道ユータアーン、2号線バイパスのSAで一休み。もみじ饅頭と海鮮もみじを買い込んだ。しかし何故本州のバイパスにはSAがあるんだろうか?
下道走って、知り合いから「凄いよ!」と聞いていた徳山へ向かう。岩国から、徳山に向かえば、山中に陸続と出現する謎の怪しい店舗群!あっこいらの人々の感覚にはついていけない。広島&山口の人達は、凄いと思わざるを得なかった。クリスマス&新年ヴァージョンが道の左右に出現した時、ワタシも妻も、絶句して、思考停止していた。あれは、凄過ぎる!年末のあそこは、店舗のワンダーランドであった。
徳山のツリー?うん、或る意味、凄い、凄過ぎて、二度とは行く必要が無いなと思った。徳山西から高速に乗って、久留米インターまで。帰宅した時、午前零時を過ぎていた。
本日の走行距離645.8キロ。オドメーター13796キロ。
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12月29日
今日は日曜日だが、歳末である。歳末といえばお買い物だ。ニトリとロジャースに行った。筑紫野市にはこの二店舗が併設されているので、ここまで遠征だ。 ここいらを走っていると、面白い事に、意外とオペルを目にする事が出来るのだ。意外と売れているのであろうか?雑誌を見れば、トラビックは今年、月平均で430台程度しか売れていない。それだけ売れても、大問題らしいが、オペルは先月全部で三百台少々しか売れていなかったのだ、スバルという会社、贅沢が過ぎるな。
で、昼ご飯は、久留米クラシックに分類される知久留ラーメンで、やきそばと大盛りラーメン、730円。久留米クラシックは毎日食べられる領域でバランスが取れているのだ。ヌーベル・久留米は、毎日食えるという中庸領域から外れてしまった。生活ラーメンとして食いたいとは思わない。
その後、筑紫野のロジャースとニトリを襲撃して、ナフコまで襲撃した後に、筑紫野インターの交差点すぐそばにある北京でしこたま食った。久しぶりの北京だったが、おじい&おばぁの全力料理は健在であった。でも、昔ほどでは無い。焼きビーフンを食べれば、レベルってすぐ分かるんだよな。
本日の走行距離72.0キロ。オドメーター13934キロ。
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12月31日
今日は昨日の続きで、総括其の弐なのだ。諦めて欲しい。 凄まじい接続方式の歴史である。モデム、最初はナンボやった?9.6から、14.4から28.8、そしてISDNの64、そしてナローは56と変わり(56のファックスモデムは在るけれど、ISDNの接続部品は消え去ってしまった)、ケーブルテレビに、有線、そして光、最後にADSLである。
全ては変わっていく、今最善の代物も明日には消え去っていく。レーザーディスクも消え去った、ベータも消え去った、が、DVDも何時まであるかは分からない。
今の持論は、枯れた技術が良い技術である。慣らしが終わって故障しなかった当たりのプリンターが良いプリンターである。何時までも生産され続けるソケットが良いソケットである。昔のCPUも今のCPUも挿せるマザーは良いマザーである。
で、燃えて、洗車をした。水洗い、ウワサのjoy洗車で、フクピカ拭き取り。燃えた、燃えたぞ。きっちり洗車して、ガラスコーティングに燃え狂った。
本日の走行距離10.9キロ。オドメーター13941キロ。
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