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2002年5月

2002年5月30日(木)

中モズ球場を観てきました。
本当に何もなかった…あぜんとしました。
3月頃に解体され始めたんですって。全く知りませんでした。
探訪記を「野球場誌」の「中モズ球場」に書いておきました。
しかし、大阪球場といい、日生球場といい、来年解体される西宮球場といい、今回の中モズ球場といい、
かつての関西のプロ野球界を支えてきた野球場が近年多く解体されちゃっています。
宝塚ファミリーランドや阪神パークの閉園など、電鉄業界が取り巻く環境も厳しいようなので、時の流れとして仕方ないのでしょう。
でも中モズにも何らかの記念碑が欲しい。あまりにも寂しすぎる最期でした。

2002年5月29日(水)

「野球場誌」に「蒲郡公園球場」を載せました。たかはしさん、まいどおおきに!
本当ならば解説を自分のコトバで書かなければならないところなのですが、
この12日に行った田辺市立市民球場のこともまだ書いていないし。
南海ホークスのキャンプ地にもなっていたほどの名門球場なので書くことは多いんだけどなあ。
どうも最近はFIFAワールドカップモードに入っていて、そっちのことでいろいろ忙しい。
でも野球かサッカーかどちらを選ぶかを問われれば野球をとります。
まあ、その問い自体がナンセンスなのですが。
今日シャウエッセンマンさんからいただいた情報によると、なんと中モズ球場が取り壊されていたんですって!
これにはちょー驚きです。
近年中に取り壊されるものとはわかっていましたが、いきなりのことです。
明日あたり現地に行ってみたいと思います。
これはかなり衝撃的です…

2002年5月26日(日)

和歌山に行ってきました。
ウエスタン・リーグのトーナメント観戦、ではなく、サッカー観戦のため。
デンマーク×チュニジアが県立紀三井寺陸上競技場で行われました。
12時ごろに出発。その前に、以前行くと言っていたM氏から行かないとのメールが来る。
なんじゃ、そりゃ!ぜんぜんダメぢゃん!このメールを見て俄然行く気になった。
キックオフが16:00なのに、開場は13:00。かなり早い開場だ。
JR和歌山駅からJR海南駅にかけて約10分間隔で臨時運行をしていた。
さらにJR海南駅から紀三井寺陸上競技場まで無料のシャトルバスが出ていた。
この情報は前日JRに乗っていた時に耳にしていた。
紀州路快速に乗ったが、けっこう人がいた。若者が多かったので、おそらく観戦客なのだろう。
JR海南駅を降りてすぐシャトルバスに向かう。バスなのですぐにいっぱいになる。
バスに揺られること約15分、紀三井寺陸上競技場に着く。ここは去年、高校野球観戦でよく来たところだ。
その時は陸上競技場は改修工事をしていたが、この日のためのものだったんだろう。
さっそく当日券を買いに……とうろついたが、どこにもチケット売場が見当たらない。
チケットの売れ残りが大量にあると聞いていたんだがなあ。
むぅ、どうやら当日券なるものはないようだ。
しまった、それを知ってM氏は来なかったのか!?
来るんじゃなかった……といても始まらないので、とりあえず雰囲気だけは味わわせてもらうことにする。
警備の状況とかもみてみたいしね。

14:15ごろ、芝生でゴロゴロしていると、ある男性に話し掛けられた。
「チケット、ないんですか?」
どうやらチケットを売りたいらしい。私は身構えた。
「ダフ屋ですか?」
しかし、そうではないらしい。3枚持っていて、1枚必要なく、そのまま持っていても仕方がないので売りたいらしい。
バックスタンドのチケット、額面4000円のところ、3000円で売ってくださるようだ。
私はありがたく購入させてもらいました。疑ったりして申し訳ありません。
だいたい公園内にダフ屋はいないだろう。警備もかなり厳しいことだし。
その直後、4人グループの男性方に話し掛けられた。
「ダフ屋ですか?」
彼のことを言っているようだが、私はそうでない(と思う)と事情を説明した。
どうやら彼らもチケットを持っていないようだ。私と一緒。う〜む、ラッキーだったなあ。
でも、こういう行為はあまり好ましいものではありませんね。

チケットをゲットしたのでさっそくスタンドに入ることに。
入場の際にはもちものチェックとボディーチェックを受ける。
この日はペットボトルを持っていなかったのでかばんのチェックはすんなり。
ボディーチェックではジーンズのポケットの膨らみについて問われる。
何が入っているか口頭でいいからと言うので、財布と携帯電話だと答える。
たった20秒くらいのことだが、これが人が多くなるとたいへんなんだろうなあ。
開場から約1時間半たっていたので、グラウンドがよく見えるスタンド中央は満杯。
ゴールラインより後ろ側の席しか残っていない。あとは立見(○たちみ、×たてみ)か。
しかしそれでもまだよかったほうで、後から後からわんさか人がやってくる。
結局、バックスタンドは人で埋まる。あれ、チケットの売れ行き、悪かったんじゃなかったの?

15時頃、グラウンドに両国の選手が現われる。
和歌山はデンマークのキャンプ地だし、チュニジアは本選で日本と戦うとあって、必然的にデンマークの応援が多い。
サイドスタンドに陣取ったローリガンたちは、必死で日本流の応援をしていた。
ま、こういうのも悪くはないでしょう。日本だし。周りの失笑はかっていたが。
バックスタンドの中央寄りに本物のローリガンがいた。顔を赤と白のデンマーク国旗に塗っている!
なんとなく迫力がある。あれが本場の応援なのか?それとも日本向けに意識したもの?
試合の詳細は書きませんが、デンマークが2-1で勝ちました。
ただ、いろいろスタンドで気になることがありました。
スタンドは禁煙であるのに、タバコをスパスパ吸っていた。
隣の人も吸おうとしたが、タバコに火を付けた時点で注意した。
「タバコはやめてもらえますか。スタンドは禁煙ですし」
それと、持込禁止であるはずのカンやペットボトルが持ち込まれていた。
これくらいのことは簡単にできると思うが、警備が徹底されていなかった気がする。
喫煙にしろカンの持ち込みにしろ、警備の人が注意できるはずなのに、そんなものは全くなかった。
国際Aマッチとはいえ、ワールドカップ本番ではない親善試合で、
よほどつまらない試合をしない限り暴動みたいなことはまず起こらないとはわかっていたが、
これはちょっと警備を怠りすぎでないの?
未然に防げることは未然に防いでおきましょうよ。

試合終了後、デンマークチームが軽くダウンを行っていた。
18時に試合が終了したので、練習の時は投光器がつけられた。
紀三井寺陸上競技場には夜間照明塔はありません。
練習をみていてもよかったが、和歌山のT君と会う約束をしていたので競技場を離れることに。
シャトルバスはかなり人の列ができていたので、JR紀三井寺駅まで歩く。
陸上競技場と同じ名前をつけているクセして、最寄駅には指定されていない。
歩きの最寄駅の指定は、紀三井寺駅と海南駅の間にある黒江駅となっていた。徒歩30分。
和歌山駅でT君と合流し、食事をする。
彼のバイト先の生徒が働いている中華料理屋に行く。かなり豪華な中華料理屋だ。
様々な本場の料理をいただく。黒酢の酢豚は酢がきつかった。
ピータンはきついです。酒によくあうみたいだが、酒は飲めません。
T君といろいろな話をした。高校野球とか、キャンプ地のこととか、ドイツのスポーツのこととか。
この前(12日)は多くの留学生の方に囲まれて何をすればよいのかわからなかったが、
今回は非常にタメニなる話ができました。
今度また応援しに行きましょうね。

2002年5月25日(土)

今日はFIFAワールドカップの出場国がキャンプをはっているところへ行ってきました。
トップページに「2002 FIFAワールドカップ・出場国キャンプ開催地を見に行こう!」と書いておきながら、
自分が行かないというわけにはいきませんからね。
今日行ってきたのは、南アフリカの三重県上野市と、チュニジアの奈良県橿原市。
大阪から行くので朝は早くから出なければならないのに、モタモタしていて、出たのは8時半すぎ。
JRで行こうとしたら、関西本線の加茂−亀山間が昼間運行休止だって。
確かに去年の8月の時刻表には書いてあったが、まだそんなことをやっているのか!
天王寺で知ったからよかったものの、奈良や加茂で知ったら一大事だ。
仕方がないので鶴橋へ向かい、そこから近鉄で行くことにした。
近鉄鶴橋駅では女児がドアに手を挟まれるというハプニングがあった。
私も手助けしてドアから女児の手を抜くことはできたが、彼女はその後どうなったんだろう。

近鉄上野市駅からキャンプが行われている上野市運動公園まで歩く。
それほど離れてはいないが、JR伊賀上野駅からの方が近い。
しかし近鉄上野市駅の近くに上野市役所があり、南アフリカ歓迎の垂幕があったので、まあここでよかった。
北に歩いて10分くらいで上野市運動公園に着く。さすがに車が多い。
公園内には野球場もあったので、もちろんチェック。両翼104m、中堅125mとかなり広い。
南アフリカの練習のサブグラウンドとなっていた。さすがにこの時期に一般には貸し出せないようだ。
さらに進むと陸上競技場。ここがメイングラウンドだ。お、声が聞える。
スタンドに入るのは無料だが、荷物のチェックを受けなければならない。
持込禁止物はW杯での試合とほとんど同じ。私はペットボトルを持っていたので、自ら申し出て紙コップに移し替えた。
紙コップはコカコーラ社のもの。危険防止の他に、この宣伝というのもあるのだろう。
なんせFIFAは以下省略。
スタンドに入ると、南アフリカの選手はハーフコートでミニゲームをやっていた。
どうやら私はバックスタンドに入ったようだ。メインスタンドには少年少女サッカー団など大勢いる。
この日の練習は10:00〜12:30と16:00〜18:00となっていたが、午後のは中止となってしまった。
午前も始まったのは10:30からだったらしいし。さすがアフリカ勢、と思われても仕方がない。
私は11:45くらいに着いたので、実際に練習を見れたのは45分程度。朝モタモタしている場合ではなかった。
練習のあとはサッカークラブを下におろしてサイン会を開いていた。
サイン会があると聞いていたが、なんだガキンチョだけか。てっきり一般市民もサインがもらえるかと思っていた。
それが楽しみでわざわざ片道1,500円程度かけて上野くんだりまで来たのに。
サイン会が行われているなかでメインスタンドに移ったが、こちらでは一般市民も塀ごしにサインを求めていた(フェンスはない)。
すごいバイタリティーだ。確かにまたとはない機会ではある。南アフリカ、ファーストラウンドは韓国だし。
サイン会が一通りすんで一般市民をみたところ、かなりのサインをもらっていた。
警備の人はいたが、怖くて市民を止められないのだろう。
でも塀を乗り越えずにサインを求めるあたりはおとなしい。あの塀、軽々と乗り越えられる。なんせ座れる高さだからね。
市民が一斉にグラウンドに降りたらすごいパニックになるのだろうが、そんなことをしないあたりは、さすが日本という感じ。
結局、誰のサインをもらうことなく去る。しかし何も利益がないといえば、そういうわけでもない。
日本に関すること以外はW杯に対して盛り上がりに欠けていると思っていたが、
局地的には日本以外のことでも盛り上がっていることがわかったのは大きい。
南アフリカは24日に来日し、28日に本キャンプ地に向かうので、実質4日とかなり短い期間しか上野市にはいない。
たったそれだけのために誘致をする必要があるかは疑問だが、まあ割と市民の意識が高かったのでいいのかも。
ちなみに26日はヴィッセル神戸との親善試合があります。14:00から、上野市運動公園競技場で。
この後、軽く上野を散策。上野城の公園内を歩いたが、かなり立派な石垣です。さすが藤堂高虎。

16時までいてJRで帰ろうかと思ったが、することがないので橿原に行くことにする。
どうせ近鉄で帰るので途中下車というわけ。
その途中にやたがらす(これもサッカー関係)で有名な八咫烏神社が榛原町にあるのだが、今回はおあずけ。
先にも書いた通り、橿原にはチュニジアが来ている。
国内キャンプ地のなかで県が招致したのはこの奈良県だけで、他のキャンプ地は市町村が誘致をしている。
奈良県で誘致したので、県のスポーツ施設がある橿原公苑がキャンプ地となったというわけだ。
近鉄畝傍御領前駅から陸上競技場まで歩く。こちらは歩いてすぐ。
着いてすぐに目立つテントが。どうやらチュニジアの展示会場のようだ。
それはひとまずおいといて、陸上競技場に行くと、どうやらここも練習は午前中だけのようだった。
午後からは翌日のデンマーク戦(国際Aマッチ)のために和歌山に行くって。う〜ん、残念。
仕方がないので先の展示会場に行ってみる。展示会場といっても、実際に人がいて何やらモノを作っている。
鳥かごやアクセサリーなど。
チュニジアは日本と同じHグループなので、日本と対戦する。しかも長居陸上競技場で。
チュニジア、大分トリニータやガンバ大阪に負けているが、大丈夫なんだろうか。あれはわざと負けているのか?
最後にチュニジア選手の宿泊先である橿原ロイヤルホテルを見て帰る。
チュニジアの今度の公開練習日は28日なのだがどうしようか。平日なので人は少ないんだろうが。
ただ、6月1日に春巡検でまた橿原に来るからなあ。この日はさすがにもう期間中なので公開はしてくれない。
しかし、このまたとない期間に橿原に巡検に来るのに、巡検発表の題材にしないとは、
もったいないというか、残念というか、全然ダメというか、巡検ってこんなもんかというか…

2002年5月16日(木)

今日の新聞を見て驚いた。「「阪急西宮スタジアム」歴史に幕」だって。
確かに最近は野球場としての機能は果たしていなかった。
西宮競輪も今年の3月に廃止になっていたらしい。
無駄に施設をそのままにしておくよりは、取り壊して他の何かに転用したほうが賢いと思う。
ただ、取り壊しがあったとしても、そこに西宮スタジアムが存在したとわかるようなメモリアルを遺して欲しい。
戦前の日本三大プロ野球場の一つ、そして40年にもわたって阪急ブレーブスの本拠地となっていたこととして。
そして、是非とも最後にもう一度、プロ野球をやって欲しい。
公式戦とまではいかないかもしれないが、オープン戦でもいいし、練習試合でもいい。
西宮スタジアムに野球を観に行ったことは残念ながら一度もありません。
最後に行われた公式戦は1996年の阪神タイガース×広島東洋カープだが、
私が大阪に来たのは1997年からのことなので、ちょうど観に行く機会を逃したわけです。
競輪をやっているときに50円の入場料を支払って中に入ったことがあります。ぐるりと一周しました。
外見はいかにも阪急って感じの外装。
スタンドはすべてピッチャーズマウンドに向かっているという造りを一度体感してみたかったなあ。
ぜひ、もう一度試合をお願い致します。
西宮スタジアム撤去へ

2002年5月15日(水)

大阪ドームに大阪近鉄バファローズ×西武ライオンズを観て参りました。
大阪市デーということで、大阪市在住者は無料。学生証を見せて入りました。
大阪市からいろんなものをいただきました。すべてFIFAワールドカップ関連品。ウハウハ。
内野自由席で入ったのだが、さっそく外野自由席レフト側上段へ移動。
本日の目的は、カブレラ選手のバッティング練習のホームランボールをとること。グローブももちろん持参。
しかし、どうやらすでにカブレラ選手のバッティング練習が終っていたらしい。残念。
マクレーン選手もいないので、上段席まで飛んでくることには期待薄。
1球だけ飛んできそうになるが、さすがにスタンドインまではするに及ばなかった。
途中でK氏と合流。試合は淡々と進む。展開が異様に早かった。
5回裏終了後のラッキーカードの抽選にドキドキ。
もしかしたらローズ&紀ちゃんのダブルバブルヘッド人形が当たるかもしれないからだ。
下2ケタ番号が10個くらいあったにもかかわらず、外れてしまう。非常に残念。
試合成立後、ライオンズの松井選手が連続試合出場のパ・リーグ新記録を達成。
K氏がさっそく歩く記録室である福井のIさんに電話をかけたところ、あとになって詳細な記録が送られてきた。
さすが。Iさんこの日、台湾でのホークス×ブルーウェーブをテレビ観戦していたらしい。
せっかくドラゴンズ×カープが福井で試合をやっているので観に行けばいいのに。
試合はバファローズが2-1で逃げ切って勝利。20時30分くらいに試合終了。
この日は多くの修学旅行生が来ていた。バスが21時にくるのか、試合が終ってもずっとそこに座っていました。
試合が盛り上がりのないまま終ったが、その証拠として名物タオルマフラー踊りが一度もなかった。
応援団はそのことを配慮してか、試合終了後にファンに躍らせていた。
これで修学旅行生、大喜び(だったと思う)。もしかしてこれを観るのが主目的だったかも。野球観戦自体はサブ。
大阪ドームから出て大正駅に向かう途中、ライオンズ選手を乗せたバスが信号待ちで停まっていた。これはラッキー。
犬伏選手がいた。「いぬぶしさ〜ん」。ちょっとはずかしがりながら軽く手を振っていた。「左キラ〜」
バスが出発したときにもう一度「いぬぶしさ〜ん」。
後の修学旅行生を乗せた土佐電バスにも「いぬぶしさ〜ん」。他から「それは違うやろ」ってツッコミを入れられた。
この日ドームで使った金額はコーラ代200円のみ。無料サイコー!

2002年5月14日(火)

今日注目のプロ野球カードといえば、中日ドラゴンズ×広島東洋カープ(岐阜県営長良川球場)
もありますが(地元岐阜なんでね)、やはり福岡ダイエーホークス×オリックスブルーウェーブ(台北)でしょう。
戦後初の海外におけるプロ野球公式戦。満州シリーズ以来なので62年ぶりになるのかな。
大阪で地上波でやっていないのが残念でなりません。福岡ではRKBでやっているみたい。ええな〜。
台湾の野球場はどんなものかみたいものです。昨日のニュースでは、マウンドが低いとか言っていましたね。
応援風景も気になるところ。たぶん日本から大勢行っているだろうから、日本のものと変わらないと思うが。
去年9月に福岡ドームでお世話になったホークスの関西応援団も行っているはずです。
うちのH先生も一日は行くとかおっしゃっていたな。まさか院生のKくんもそうなのか?
とりあえずプロ野球のニュースを楽しみにしています。
明日は大阪ドーム。無料。

2002年5月12日(日)

和歌山県の田辺市立市民球場まで高校野球を観に行きました。
桐蔭高校×耐久高校。春季和歌山県大会の決勝戦で、優勝校は近畿大会に出場できる。
正午からの試合なので、朝9時に和歌山駅に到着。7:47の杉本町駅発に乗る。
田辺までは約90kmと遠いのだが、休日にもかかわらず道はそんなに混んでいなかったので割とはやく到着。
今回の見学者は、Tさんと韓国の方(すいません、名前忘れちゃいました。記憶力なし)。
Tさんは桐蔭高校のOBかつ追っかけ。現在は大阪市立大学文学研究科独文専攻の大学院生であります
韓国の方はTさんが務めている和歌山の日本語学校の生徒さん。
正午まで時間があったので野球場すぐ近くのガストでお食事。
試合開始近くになったので野球場に移動。駐車場はすでにたくさんの車でうまっている。すごいな。
入場券を買わなくてはいけないが、これが600円もする。高いなあ。300円くらいでええやろ。
田辺市立市民球場はかつて南海ホークスがキャンプ地として使っていたくらいなので、かなり年季のある野球場だ。
外見からしていきなり古い感じが。両翼91m、中堅120m。一昔前の一般的な野球場の広さだ。
内野スタンドは木製の長イス。これがなかなかいい感じ。夜間照明はなし。
海に近いので、海風が強い。一塁方向から三塁方向に吹く。
このためか、桐蔭が風に乗ったレフトオーバータイムリーで先制。
雨は降りそうもないくらいの曇天で暑くもなく、海風が心地よい。野球観戦にはいい環境でした。
カウント表示のS緑色、B黄色をおかしく感じたのは、S黄色、B緑色に慣れてしまっているせいか。
試合は4-3で桐蔭が勝利し、晴れて近畿大会への出場権を獲得しました。
わざわざ田辺まで来た甲斐があったってものです。
試合時間は1時間40分と早かった。プロ野球の3時間以上の試合に慣れてしまっているせいかな。
でもグラウンド整備がなかったのはおかしいな。5回裏終了時にあると思ったのに。これもプロ野球の感覚?
試合終了後のグラウンド整備は桐蔭の一年生がやっていたが、なぜか制服。ユニフォームないのか?
制服が汚れるだけだと思うのですが。
帰りは試合時間以上かけて帰らなければならないが、せっかくなのでいくつか野球場をみて帰ろうと提案した。
まず行ったのが南部町の千里ヶ丘球場。1981年に造られたみたいだ。国道42号線からかなり入ったところにある。
この野球場のみどころは何といってもセンター後方に広がる大海原。海に向かって打て!だ。
南部高校と盾津高校(大阪)が練習試合をしていた。
南部は前日に和歌山大会で桐蔭に負けたはずなのに、練習試合をしているのはなぜ?しかも相手を大阪から呼んで。
次は湯浅町のなぎの里球場。かなり道に迷いました。もうちょっと道案内の看板が欲しい。
野球場ではPanasonicが練習をしていた。へ〜。休日なのにご苦労様です。
私たち三人は隣のグラウンドでキャッチボールをした。Tさんが人数分用意してくれていた。
韓国の方は背丈があるのだが、肩も異様に強い。軽く放っていた感じだったが、投げる距離がすごくまた球威もすごい。
どうやら学生時代に韓国で軍事訓練を受けていたみたいだ。でもそれだけが理由でしょうか。
これは持ってうまれた才能だと思います。背の高さといいガタイの大きさといい。それにはかないません。
最後に訪れたのは有田市民球場。1995年8月31日に完成した和歌山県内で最も新しい野球場。
あの箕島高校野球部のOBを中心としてつくられる箕島球友会が主に利用しているグラウンドであります。
また5月24日から三日間、第42回ウエスタンリーグトーナメント公式大会があります。
さすが野球どころといった感じです。
ちなみに近くのリトルリーグのチームが全国大会に出場するらしいです。5年くらい前には世界一になったって。
世界一って……よくわかりませんが、とにかく凄いらしい。
18時に和歌山に戻ってきたのだが、その後はTさんの日本語学校の生徒と飲み会。
といっても私だけが部外者なので、そんなに居心地がよかったわけでもなく、はっきり言って早く帰りたかった。
しかし、みなさん日本語が上手なこと。あれだけ喋れればたいしたものだと思います。
ただし細かいコミュニケーションはまだ苦手なようす。
結局、家に着いたのは翌日になってしまいました。いろいろあって疲れた一日でした。

2002年5月11日(土)

「2002 FIFAワールドカップ・出場国キャンプ開催地を見に行こう!」 を変更。
昨日の朝日新聞にキャンプ日程のことが書かれていたので、それをうつしました。
公開されるところもありますが、日本、イングランド、ドイツなどの有名どころは原則非公開のようです。
残念。ならば開催期間中に行っても仕方ないのかな?
大阪近辺ではデンマークの和歌山、チュニジアの橿原、南アフリカの伊賀上野が狙い目。
南アフリカは25日にサイン会をするみたいなので、これに行っちゃおうかな。
チュニジアは公開予定日が24日、25日、28日。
地理学教室の春巡検は奈良に決定したが、残念ながらキャンプ地はコースに含まれていないみたい。
まあ、6月1日はもうW杯が始まっているから仕方がないね。
また、今日の朝日新聞にW杯出場チームの日本での試合予定が載ってました。
「2002 FIFAワールドカップ・出場チームの日本での試合予定」
大阪近辺では、26日の南アフリカ×ヴィッセル神戸(伊賀上野)、26日のイングランド×カメルーン(神戸)、
26日のデンマーク×チュニジア(和歌山)、30日のチュニジア×セレッソ大阪(橿原)があります。
このうち、イングランドの試合は入場券がすでに完売だって。さすがイングランド。
和歌山がなかなかよさそう。デンマークは韓国に行っちゃうし。
シャウさん、どこに行きます?橿原?津名?指宿?

2002年5月10日(金)

大阪ドームにバファローズ×ファイターズを観てきました。
当日券で行ったのだが、外野自由席1,000円、ファンクラブ650円とかなり安くなっていた。
雨にもかかわらず、多くのファンクラブ会員が列をなしていたのはビックリ。
普通の当日券はめちゃくちゃ空いていたのに。でも誰もそちらに行こうとはせず。
350円の差が大きいのか。ファンクラブだとポイントとバッジが貰えるのも大きいかな。
入口で梨田監督バブルヘッド人形をゲットしました。そうか、この日だったのか。ラッキー。
この試合で一番すごかったのはローズ選手のファーストライナー。
ライト前という鋭い当たりを、ファースト小笠原選手が横っ飛びでキャッチ。
これには歓声ではなく、どよめきがおこる。それくらい凄いプレイだった。
小笠原選手を観たくて行ったのだが、さすがだった。
打撃の方は4打数1安打。打率は4割をきる。まあ、これは仕方ないかな。
今度は15日(水)の西武ライオンズ戦に行きます。
この日は「大阪市デー」で大阪市在住者は内外野無料。
カブレラ選手のバッティング練習を観たいのだが、どうも平日のライオンズ戦はこの三連戦くらいしかない。
ここで見逃すと、次は夏休み。休日と夏休みはライバル(?)が多いので、この日に決めました。

7回表のファイターズ攻撃前にファイターズの応援歌が流れるのだが、
その時にファイターズ応援団が「札幌移転断固反対」の垂幕を掲げていた。
どうやら歓迎一色ではないみたいですね。ファンはやはり哀しい・寂しいのだろう。
私は基本的に移転には賛成なのだが、このようなファンの行動を見ていると、
ここに書いてきたことがファンの気持ちを踏みにじるものかもしれず、いささか無責任なような気さえ感じてしまう。
福井在住のファイターズファンのI氏は移転に賛成のようだが、
東京にあろうが札幌にあろうが、観に行けないのは一緒なので、バランス的にも札幌がいいというのが理由のようだ。
しかし、東京在住のファンにしてみれば、明らかに観に行く機会が減ってしまう。
ファイターズはフライヤーズ以来ずっと東京がフランチャイズなので、別に出て行かなければならない理由はないし。
ファイターズの札幌移転問題で一つ気がかりなのは、現行の地域権(フランチャイズ)は都道府県単位で決められていること。
だからこの場合、単に札幌に移転するのではなく、広く北海道に移転するということになる。
すでにフランチャイズとなっている都道府県で試合を行なうには、その球団の許可を得なければならない。
しかも同リーグのチームのフランチャイズでは別のチームが主催試合を行なうというのはほとんどない。
(例外として1999年にオリックスブルーウェーブが福岡ドームで主催試合を開いている)
しかしながら、北海道は広い。札幌だけでなく、旭川、函館、帯広、釧路で公式戦が行われる。
釧路など札幌からかなり遠いが、そこで行われる試合もファイターズの許可を得なければならないのか。
ライオンズ側はフランチャイズの定義についてモノ申していたが、確かにその必要はある。
北海道を1つのフランチャイズとしていいのか。
札幌周辺の石狩・後志・胆振・空知の各支庁あたりに限定して、他はフリーにした方がいいのかもしれない。
こうすると、旭川、函館、帯広、釧路などの都市はそこから外れるので、自由に主催試合が催せる。
また、もう一つの問題は札幌ドーム自身。
西武側は、札幌はどこの球団にも属さないで誰でも使える方がいい、という趣旨のことを言っているが、確かにそれも納得。
このあたりをどうするかが今後のみどころでしょうか。
しかし、西武側の主張する準フランチャイズというのも、どのような定義なのか知りたいところだ。
ファイターズ移転問題は今後も続くのかな。果たして2004年に移転できるのか。
なんか世間ではシラケムードが蔓延しているみたいだが。

2002年5月7日(火)

「大津市営皇子山球場」 を載せる。なかなか威厳のある野球場でしたよ。
和歌山のTくんと日曜日に田辺市民球場まで行くかもしれません。
和歌山は隣県だが、田辺はかなり遠い。和歌山からでも遠い。
紀三井寺球場の隣にある陸上競技場でデンマーク×チュニジアの練習試合があるみたいですね。
日本代表の試合くらいしか知らなかったが、確かにこういうのがあってもおかしくない。
こういった海外チーム同士の練習試合というのはあまり知られていないことだろう。
こういう情報が欲しいな。どこで入手できるのかな?

2002年5月6日(月)

J2の試合を観に、はるばる湖国・大津まで行く。セレッソ大阪×ヴァンフォーレ甲府との試合だ。
セレッソのホームグランドである長居陸上競技場はワールドカップのために使用不可。
これまでは第二競技場を使っていたが、それも準備のために使えなくなったんだろう。
あと1ヶ月でワールドカップが始まるからね。
しかしなぜ大津なのだろう?と考えたら、まず大阪北部はガンバ大阪の領域なのでペケ。
京都と兵庫も同じくパープルサンガとヴィッセルの領域なので、無理なのだろう。
しかし、滋賀までいかなくても奈良や和歌山があるではないか、ということになるが、
奈良の橿原はチュニジアのキャンプ地だし、和歌山もデンマークのキャンプ地。
ついでに伊賀上野は南アフリカのキャンプ地で、その準備に追われているのだろう。
大阪近辺で残ったのは大津。実際どうして大津なのかは知らないが、こう考えると決して不思議ではない。
前日に疲れて、この日は9時くらいにいったん目覚めるものの、そこから二度寝。
11時に福井のI氏からのメールで目覚める。13時現地集合になっていたが、もう間に合わない。
セレッソサポーターのM氏からも電話がかかってきた。すまんのお。
西大津に着いたのが13時20分くらい。思ったより早く着いた。
そこから皇子山陸上競技場まで歩くのだが、その途中に皇子山球場がある。
どうせ遅れていることなので、皇子山球場を見学することに。といっても野球場正面をみただけだが。
皇子山球場は現在、外野席スタンドの改修工事を行なっているたしい。あれ、まだ終ってなかったんだ。
陸上競技場の手前まで行くと、I氏が待っていた。わざわざ福井から来ていただいたのに、すみません。
中に入ってみんなと合流。I氏とM氏の他に、H氏と東京在住のSくんがいた。K氏は体調不良のため不参加。
バックスタンドに陣取ったが、芝で気持ちいい。クツをぬいでゴロンと横寝。
前日にコンクリートのグラウンドに行ったので、その差がはっきりわかる。天然芝はいいですね。
この日はなぜ大津までJ2を観に来たかというと、ヴァンフォーレのユニフォームをみたかったから。
今年はプリンセステンコーがスポンサーを務めており、ユニフォームの背番号の上に‘PRINCESS TENKO’とある。
元ジャイアンツ監督だったら、「君もテンコーくんか。あれ君もテンコーくん。テンコーくんが多いなあ」と言いそう。
これを観たかったのだが、GWということもあり、遠くSくんやI氏も参加してくれて、思わぬ副産物がありました。
遠くかったので‘TENKO’くらいしか見えなかったのが残念。試合は2-2の引分。
その後、Sくんを見送ったあと、4人で焼肉屋「でん」に。
I氏は家でプロ野球ばかり観ているって。しかもファイターズ・小笠原選手の全打席は録画してまでも必ず観る。
そういえば昔、ホームページを立ちあげるなら、小笠原選手の全打席の記録を載せるとかいっていたなあ。
M氏もそれにつられてか、最近のブームは「日本ハム」だって。木元選手が気になるらしい。
M氏、けっこうミーハーっぽい。競馬ブームのとき淀の京都競馬場でトラックに降りたとかいっていた。のんきな。
しかしI氏の相変わらず熱のこもったしゃべりに感動した。また来てくださいね。

2002年5月5日(日)

野球以外の某イベントで大阪ドームに行く。そして念願のグラウンドに降りる!
いままで大阪ドームへは何十回も行っているのだが、グラウンドに降りるのははじめて。
しかしグラウンドといっても人工芝が巻き取られている。
そしてあやしく光っているコンクリートの地面がむき出しになっている…異常な光景だ。
この上に芝の絨毯をひいて野球をやっているんだな。
コンクリートは固い。カチコチだ。人工芝をひいても固さはそんなにやわらがないだろう。
ボールが高くバウンドするはずだ。バウンドにあわせられずに野手がボールを後逸するはずだ。
また下手にダイビングキャッチを試みるとケガをする可能性が高い。
しかも人工芝だとすれてヤケドする可能性もある。
選手にとって一番怖いのはケガだ。
ケガをおそれてダイビングやスライディングを試みる機会が減るとなると、いいプレイがみせられる回数も減ってしまう。
ドーム化や人工芝化といった野球環境の人工化は、野球のレベルそのものの低下につながってしまっている。
ただ、プロ野球という興業を考えると、ドーム化によって天候に左右されることなく日程を消化できる。
人工芝によって様々なイベントを催すことができ、スタジアム営業サイドとしては大助かり。
このあたりのバランスは難しいものだ。
国際規格を満たした野球だけのための野球場が理想なのだが、都心にこのような条件の施設を求めるのは難しいだろう。
でもなあ、ドームのグラウンドのコンクリートは興ざめだ。

2002年5月4日(土)

トップをみてもわかるとおり、 「2002 FIFAワールドカップ・出場国キャンプ開催地を見に行こう!」 をつけました。
別にサッカーに寝返ったわけではありません。
ヨーロッパでボールといえばサッカーボールだし、スタジアムはパークとも呼ぶからね。
まあせっかくの機会なので、スタジアムには行けなくとも、キャンプ地は見ておこう、という意図です。
ちなみに大阪近辺では、淡路島津名町のイングランド、橿原のチュニジア、和歌山のデンマーク、伊賀上野の南アフリカでしょうか。
大分県の佐伯市からチュニジアを奪ったと聴いたが、ちゃんと佐伯でもやるんですね。
チュニジアの試合開催地は神戸、大分、大阪なので、神戸と大阪は橿原で、大分のときは佐伯で、ということでしょうか。
複数開催地でいえば、中津江村でおなじみのカメルーンも、山梨県でも開くみたい。
日本で予選を行なう16チームが日本でキャンプを開くのはわかるが、韓国で行なう7チームも日本で開くんですね。
Aグループは4チームともすべて。
ブラジルが広島に5億出せとかいっていたが、結局断念したみたいですね。
よかった。そんなことあってはならない。でも日本の自治体はこういうのヘタですね。
本当にキャンプ地だけで全世界に名が広まると思っているのでしょうか?
ヘタすりゃ日本国内にも知れ渡らないかも。
フランス大会の日本のキャンプ地ってどこでしたっけ?同大会のブラジルのキャンプ地は知ってます?
金を出してまで誘致するのには反対だが、まあせっかく近くであるのだから行ってみようかな。
少なくとも津名と橿原には行きます。伊賀上野と和歌山はどうしようかな〜。

昨日スーパーで「阪神タイガースおかき」とやらをみつけた。
虎マークとかがついているので球団公認なんだろう。
のんきやな〜って思い製造者をみたら、なんと愛知県岩倉市だった。
おいおい、愛知県ならドラゴンズやろ。もしかして「中日ドラゴンズおかき」とかもあるのかな?
ひょっとしたら「オリックスブルーウェーブおかき」も?

2002年5月3日(金)

「野球場誌」に2つ追加。 「粟ヶ崎遊園地野球場」「梅津寺グラウンド」 です。
いずれも鉄道会社の遊園地の中に設けられた施設。沿線開発の一環としての戦略が色濃い。
山陽電鉄の浜の宮球場も書きたいんだけど、資料がどっかいっちゃった。
おかしいな、どこいったんだろ?

2002年5月1日(水)

久しぶりに阪神甲子園球場に行ってまいりました。阪神タイガース×中日ドラゴンズ。
昨年は4月の最初のほうに1回来ただけだったかな。
バファローズが強かったので、いつも大正駅で降りていました。
昨年の下位2チームの対戦ながら、話題性は抜群。これはもちろん星野監督のおかげ。
強いタイガース相手に勝ち越したのはドラゴンズだけ、最初に連敗させたのもドラゴンズ。
星野監督の前では選手が俄然はりきるみたいです。
しかし、最近はドラゴンズ5連敗。タイガースにも2連敗した。前日は薮投手に完封負け。
強いタイガースを観に行く人は多く、甲子園駅でゾロゾロと降りる。
球場正面の販売窓口の前では長い列ができていた。スゴイな。
私は外野席レフト側なのでこれらの列には関係ないが、そこでも多いのかな?
不安に思いながら行ってみると、全く列ができていない。逆に不安だ。もう売り切れたのか?
しかしそういうわけはなく、すぐにチケットが買えた。1,400円。
席はもちろんドラゴンズ側なのだが、ドラゴンズ応援団の一画以外はすべてタイガースファン。
知ってか知らずか知らないが、ドラゴンズ応援席の一画に座るタイガースファンも。
私は後ろの方に座ったが、まわりをタイガースファンに囲まれた。
まあメガホンも持ってないし、ハッピやユニフォームも着てないからどっちのファンかわからないけどね。
ただしシャツは青色。ジーンズも青色。靴下も青色。
16時ちょっと過ぎについたので試合開始までかなり待たなければならない。
暇だったので甲子園カレーをいただいた。500円。あとは練習を眺めていた。
雲行きがあやしい天気だったが雨は降らなかった。しかし寒い。まるでウチの院生室なみだ。

先発が発表される。タイガースは谷中投手。昭和48年会だ。こちらは読めた。ローテンションしっかりしてるからな。
しかしドラゴンズは全く読めない。先発は紀藤投手だった。紀藤!
どうやらローテーションの谷間だったらしい。しかも4番はゴメスではなく高橋選手。残念ながら知らない。
えらい試合を観に来てしまったな。まあ、一昨日も昨日も負け試合だったので、この三連戦はどれもいっしょか。
紀藤投手の立ち上がりは悪く、いきなりヒット。今岡選手のときにバントされたが、谷繁捕手の好プレーでゲッツー。
しかし片岡選手、アリアス選手に連打を浴びる。ここで好調桧山選手だが、ここは抑えた。
3安打されながらも無失点なので結果オーライだが、この後が不安。
先制はドラゴンズで、二死から井端選手ヒットのあと関川選手がタイムリースリーベース。
ライナー性の当たりで、左翼ポールギリギリのところに入るかと思ったが、惜しくもフェンス直撃。
一方、紀藤投手は毎回ヒットを浴びランナーを溜めるものの、ここぞというところで乗り切る。
4回までに7安打されながらもなぜか無失点。結局5回1/3を投げて無失点。
後のタイガースファンは「7安打しとりゃふつう2点くらいとっとるわな」とか嘆いていた。確かに。
5回表には立浪選手がライトオーバーの2点タイムリーツーベース。立浪選手はこの日猛打賞。
9回表には大西選手の右中間を抜ける2点タイムリースリーベースでダメおし。大西選手、早いな。
投手陣は5回以降立ち直り、野手陣のエラーなどもあったが、5人による投手リレー。
最後はセーブのつかない場面でも切り札ギャラード投手が出る。ずっと出てなかったからね。
二死一二塁になるも最後は代打ホワイト選手をサードゴロに打ち取ってゲームセット。
5-0でドラゴンズが勝ちました。勝利投手紀藤、今季初勝利。

一方タイガースは、この日で5連勝をおさめたジャイアンツとわずか1ゲーム差に詰め寄られる。
まあまだペナントレースは始まったばかりなんだけどね。
でも星野監督にとってはイヤな試合だったろうな。チャンスで打てない打撃陣。
それよりも失点がすべて二死からによるものなのがイタイ。星野監督が最も嫌うパターン。
犠牲者が二三人出てもおかしくない試合内容。
タイガースファンもこの内容に怒ったのか、ドラゴンズ応援席に向かってメガホンやゴミを投げてきやがった。まあ二三個だけど。
応援団長、これに大怒り。なんか向かっていっていた。温厚そうな応援団長だが、ドラゴンズファンを守るためなんだろうなあ。エライ。
上のほうではファンによるモミアイがあった。おそらく両チームのファン同士によるものだろう。警備員も向かっていた。
その後、気を取り直して「燃えよ!ドラゴンズ」を熱唱。久しぶりの「燃えよ!ドラゴンズ」だ。

今回はホント久しぶりのレフトスタンドだった。去年の4月は三塁側内野席だったからね。
応援方法もかなり変化していた。今までは座っての応援だったが、みんな立っていた。
そして一番驚いたのは、「○○してもらおうではないか〜」の「ないか〜」や「ドラゴンズ〜」との応援団の掛声にあわせて右手をあげるというもの。
おそらく去年からのことだと思うが、さすがにこれは知らなかった。こんなことやっていたんだ。
応援歌は、関川選手、福留選手、立浪選手、ピッチャー、そして高橋選手(若龍)は同じで知っていた。
まだ覚えていなかった井上選手、初めて聴いた井端選手、荒木選手、そしてもちろん谷繁選手の応援歌をメモった。かなり覚えた。
谷繁選手の「今日も期待してます シゲシゲファイトで〜♪」には驚いた。こんな歌詞でいいのか。別にいいんだけど。
これには後ろのタイガースファンも気に入った、というか笑えたようで、一緒に歌っていた。そりゃそうやわな。
応援に関していろいろ勉強になる一日でした。今度もまた行こっと。

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