このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

3.編成の変遷

 いよいよ本題の編成についての話である。ここでは、特別急行列車、東京−本州間急行、東京−九州間急行にわけて解説していくことにする。各ダイヤ改正(’60—6は除く)における編成、及び’56—11直前(10月)の編成での変更が中心だが、ダイヤ改正以外での変更も、確認できた限り記述するようにした。また、特別急行列車に関しては、文献も多いため最小限の記述にとどめ、固定編成客車(20系)の編成に関しては一切触れていない。
 記事中の主な記号の凡例は次の通り。

Aロネ2等A寝台車Cロネ自ロ2等C寝台自由2等座席車指ロ指定2等車
ABロネ2等AB寝台車ハネCロネ自ロ自由2等車
Bロネ2等B寝台車食堂車指自ロ半室指定2等車
Cロネ2等C寝台車特ロ特別2等車3等車
Cロネロ2等C寝台2等座席車2等車指ハ指定3等車

赤字:付属編成を表す

 最初に言い訳(笑)しておくが、いろいろな資料をかき集めて極力正確を期すように心がけたが、いかんせん時代が時代だけに限度があり、特に特ロ・ロ・指ロ・自ロ・シ等の形式番号は特に不確定要素の一つである上に季節によって客の需要に合わせて車種変更もあるので絶対に正しいとは到底いえない。これは他の車種にもいえることである。ただ、嘘だけは書かないように努力はした。
 また、基本・付属編成についてだが、これも私の不勉強で荷物車、郵便車については基本なのか付属なのかさっぱりわからなかったのでその部分についてはまったくあてにならないことをあらかじめお断りしておく。あと、’56−11以前の編成については、編成のみを記述し、基本、付属の区別はしていない。 付属編成の所属についても、極力正確に記述するようにしたが、100%の自信は残念ながらない。

特別急行列車

東京—本州間急行

東京—九州間急行

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