このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


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8日目。6月28日(木)。
昨日はメジャーな観光地を回りましたが、今日はトロリーバスやLRTなどを楽しむマニアックな日です。
ホテルは今日がチェックアウトですが大きな荷物は預け、夕方にまた引き取りに来ます。

MUNI Fラインジョーンズ&ビーチ9:11エンバーカデロ&フェリービルディング9:25
乗車車両:1078





今回はカリフォルニア州サンディエゴの塗装のPCCカーです。



こちらは定番観光地のフェリービルディング。フェリーの発着場です。飲食店などもあります。










再生時間:44秒
●YouTubeで再生●

英語は文字の種類が少ないので、パタパタで色々な文章を表示できます。
こちらのパタパタは2分30秒ごとに書き換わります。



1072:メキシコのメキシコシティの塗装、1040:サンフランシスコの塗装。この1040号は北米で最後に作られたPCCカーで、製造時からずっとサンフランシスコを走っているものです。



昨日行ったサンフランシスコ鉄道博物館。横にはトロリーバスのTRAINING COACH=教習車が。

さて、これからはトロリーバスを比較的長時間楽しみます。

MUNIトロリーバス 14スチュアート&ミッション10:32ミッション&ジェネバ11:25



新しいタイプの連接トロリーバスです。事前計画時にルート選定に結構悩みました。適度な時間楽しめて治安の悪くないルートはどこかな、と。
結局この14番は治安の悪い所を通過はしますが発着点は治安が悪くない事、適度な時間楽しめるのでこれにしました。

新しいタイプのトロリーバスは静かで、あまり電車っぽい音はしません。アイドリングの音が無いのが普通のバスとの違いかな。
たまにコンプレッサーの音がします。

雰囲気的に写真が撮れなかったので文章だけで申し訳ないですが、バスは基本ICカードの人以外は前から乗らないといけませんが、フツーにICカードタッチせずに後ろから乗って後ろから降りる人が沢山。絶対お金払ってない人が沢山います。ここの路線はヤバいです。観光客だとわかったらまずいので、地元の中国系の人のフリをします…

ちなみに、14番は14Rという快速もありますが、14Rはフツーのディーゼルエンジンのバスです。よくよく考えたら普通、快速ともにトロリーバスだと、快速が追い越す際にトロリーポールがからまっちゃいますね。
↓左が今回乗った14、右が14Rです。外見の違いはトロリーポールの有無くらいです。



14RはBARTのデーリーシティ駅まで行きますが、14は架線が途中までしかないためちょっと手前が終点です。架線を伸ばして14も14Rと同じところまで行く計画があるみたいです。
今回は14の終点までも行かず、途中で降ります。





着いた先はいい感じの郊外。ここから少し歩いてBARTのバルボアパーク駅前に向かいます。
事前の下調べで発覚してよかったのですが、サンフランシスコの郊外に向かうLRTは、J,K,L,M,N,Tの6系統あるのですが、K,L,Mはトンネル工事のためバス代行なんです。なので残るのはJ,N,T。Tは終着駅付近の治安に疑問が残るため除外。Jはここから乗ればよいが時間もあるし、もうちょっと他の場所も見たいかな、と思いNに決定。





あれ、Fラインの車両がこんな所に。と思ったらTraining Car=教習車でした。
こちらはイタリア・ミランの車両。

Fラインの車庫がありました。Fラインの車両が入出庫する際はJラインを走るらしいです。



↑手前の緑の車両はオーストラリア・メルボルンから、奥の青帯の入った車両はベルギー・ブリュッセルから。



↑手前の1053はニューヨークの塗装。運用には入っていないみたいです。奥はサンフランシスコオリジナル。



↑1055は昨日フィッシャーマンズワーフで会いましたね。またしても後ろ姿だけですが、フィラデルフィアの車両です。

阪堺、広電の車両は見当たりませんでしたが、ひょっとしたらこの中に保存されているのかも。



MUNIバス 28Rサンノゼ&ジェネバ11:4019th&ジュダー12:04
バスは本当にいい感じの郊外を走ってNラインの通りまで。





なかなか乗る電車が来ないな、反対方向は来てるのに。
反対方向の電車が3本行ったところで来ました。2連続で。



MUNI Nラインジュダー&19th12:13オーシャンビーチ12:25
しかしこの車両すごいな。鉄輪だけで急勾配を登り降り。



着いた先は終点、オーシャンビーチという所。海のはずなんですがなんか工事中です。



↑海がほんのちょっと見えます。太平洋です。同じ緯度で太平洋の反対側は福島県相馬市の古磯部海岸という所になります。



ここから折り返して市街地に戻ります。



終着駅は始発駅でもある。



両運転台の車両ですがループ線があり、ぐるっと向きを変えます。
ループ線は半径15mくらいの急カーブです。

MUNI Nラインオーシャンビーチ12:40バンネス13:15









路面電車ですが、市街地に入ると地下鉄に切り替わります。
地下鉄に入るとステップの段差が無くなります。
路面電車、地下鉄、急勾配、急曲線。まるで京阪京津線。この車両もとても高性能で高いんでしょうな…
バンネス駅近くのスーパーに立ち寄り、日本で食べるためのチョコレートを調達。これ、好きなんです。



MUNI Fラインマーケット&バンネス13:4317th&カストロ13:56
乗車車両:1079
昨日フィッシャーマンズワーフで見かけたデトロイトの塗装の車両です。
デトロイトの路面電車は一旦は無くなってしまいましたが、去年復活して最新の車両が走っています。
車内に解説が掲示されています。





主にウッドワード、ミシガン、ジェファーソン通りを走っていたそうですが、このうちのウッドワードアベニューにQ Lineという路面電車が走り出しました。復活当初はお試し期間で運賃無料でした。





Fラインのフィッシャーマンズワーフとは逆の終着点、カストロ地区に到着。
至る所に虹色があります。LGBTの街です。











トロリーバスの架線と虹色のコントラストが良いですね。

ここでちょっと遅めの昼食。ここは夫婦共働きの世帯が多く、世帯年収が高いため治安は良いそうです。



しかしトロリーバスの架線って分岐時はどうするのかとか考えてたら夜も眠れないですね。
トロリーバスとFラインが一緒に走る区間ではトロリーバスの+の架線をFラインも使います。
電圧はトロリーバス、FラインともにDC600Vです。Fラインがもしパンタグラフだと、トロリーバスとの共用部で思いっきりショートするからポール集電のままなんでしょうね。

MUNI Fライン17th&カストロ15:08エンバーカデロ&ストックトン15:57
乗車車両:1056
今までちょこちょこFラインに乗ってきましたが、今回はほぼ端から端まで。



車両はカンザスシティの塗装です。

再びピア39へ。



やっぱりアシカいませんでした。





でも昨日よりゴールデンゲートブリッジも、アルカトラズ島もよく見える。 ここでお土産を調達、最後の観光地へ。

MUNIバス 39エンバーカデロ&ストックトン16:27コイトタワー16:39
最後の観光地として選んだのはコイトタワー(Coit Tower)。サンフランシスコが一望できます。
ピア39からコイトタワーへは39番のバスが便利ですが、20分から30分に1本しかありません。

地図上は距離が無いように見えますが、徒歩では登り坂なのでちょっとしんどいと思います。
バスの乗客は最初、自分のみ。運転士が日本語話せたのにはビビッた。



コイトタワーに到着。







20分エレベーターを待ちました。エレベーター待ちの場所には絵が展示してあります。
エレベーターを降りると2階分くらい階段を上がります。



頂上に到着。



窓が一部開けられるので写真も撮りやすいです。↑はベイブリッジ、フェリーターミナル方面。



↑トレジャーアイランド、エメリービル方面。




↑トランスアメリカ・ピラミッドというビル。



↑サンフランシスコ中心部。



↑小さくFラインの車両が写ってます。



↑アルカトラズ島とピア39。



↑今回泊まったホテル。



↑ゴールデンゲートブリッジ。



↑ランバートストリートのぐにゃぐにゃ坂。



↑ゴールデンゲートブリッジ方面を引いて撮影。



↑上の写真のちょっと南側。
↓以下、東から反時計回りに120度パノラマ撮影。














サンフランシスコ、堪能できました。さあ、お家へ帰ろう。

MUNIバス 39コイトタワー17:40ストックトン&ユニオン17:44



MUNIトロリーバス 30コロンバス&ユニオン18:02コロンバス&ノースポイント18:07

荷物を引き取りにいったんホテルへ。ホテルのロビーでちょっと休憩。

MUNI Fラインジョーンズ&ビーチ18:58マーケット&ドラム19:15
ここは写真撮っていませんでした。PCCカーに乗った記憶があります。
大変混雑していて途中駅を満員通過していました。
Fラインに乗るのはこれで最後ですが、PCCカー以外は乗れずじまいでした。

BARTエンバーカデロ19:26サンフランシスコ国際空港19:59
乗車車両:2518、1649
BARTの券売機は最強に分かりづらい。お金を払うのに1ドル足す、引くボタンと5セント足す、引くボタンの4つを駆使して目的地までの運賃を設定しないといけない。こんな券売機初めて見た。
乗った車両はチョッパ車。でも駅に着く時にはIGBT-VVVFの音がしたのにおかしいな、と思い1両後ろに行くと、そっちはIGBT-VVVF車だった。
内装も違い、チョッパ車の方は2列+2列のクロスシートで、VVVF車の方は1列+2列のクロスシートだ。
直流モーター車と交流モーター車の混結で、直流モーター車の方が2列+2列、交流モーター車の方が1列+2列って山陽電鉄の5000/5030系かよ…





乗車券はこんな感じ。チャージして利用可能だが、残額が0になると回収される。
手元に残したい場合は5セント多めに入れれば良かったんだな…





BARTの駅から目的のターミナルへは更に新交通システム的なものに乗って移動。これはゴムタイヤ式で、真ん中に案内軌条がある方式。
日本で言うと山万ユーカリが丘線がこれに近いですね。

ここから日本へはJALが羽田まで、ANAが成田までの直行便が出ているので、通常はそちらが便利です。
しかし自分は料金節約のためミネアポリスに戻ります。深夜0時50分発です。

空港で見る所はいっぱいあるかな、と思ったけど手荷物検査後はターミナル間の移動ができず、あまり見る所が無い。
空港で夕食。



これはスーパーで売っている$3(約330円)くらいのレンジでチンする奴と違いが分からない。これで$15.95(約1750円)は高いぞ。

日付が変わり、9日目に突入。

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