（北谷町・アメリカンビレッジ）	２００２年１２月２日（月） ６：３０起床。感動のＮＡＨＡマラソンから一夜が明けた。 体は思ったほど痛くはない。 今までになく調子が良かったということだろう。 今日はレンタカーを借りて、本部半島をドライブする事にした。 急いで朝食を済まし、ＹＨをチェックアウト。 ＹＨ近くのニッポンレンタカーで、沖縄ではおなじみのサターンを借りた。 ８：３０、奥武野山公園をいざ出発！ 今日も朝から良い天気。 ＦＭラジオを聴きながら、Ｒ５８を北上する。 那覇市を抜けると、米軍基地が目立つようになってきた。 ９：３０、北谷町のアメリカンビレッジでひと休み。 コカコーラの大きな観覧車がカッコいい！ まだ観光客もまばらな駐車場横のカフェには、アメリカ人と思われるファミリーが食事中。 基地の街らしい風景だなぁ。
（シーズンオフのマリブビーチ）	途中のコンビニで、新聞「沖縄タイムス」を買った。 もちろん、昨日のＮＡＨＡマラソンの記事を見るために。 女子の部の優勝者は、なんと静岡県出身の私と同い年の方だった。 ビックリ！！ １０：００、読谷村から恩納村のリゾートエリアに入った。 昨年の冬の沖縄の旅では、男２人で恩納村にあるリゾートホテルへ泊まったっけ。 リゾートホテルに泊まるのは初めてだったので、すごく感動したことを思い出した。 国道からちょっと入った「マリブビーチ」という静かなビーチで、ひと休みした。 波も穏やか。人の姿もない。なんだかのんびり、いい気分。
（Ｒ４４９のパーキングエリアにて）	１１：００、名護市内に入った。 沖縄で一番人気のオリオンビールの名護工場を見学することにした。 ちょっと道に迷ったが、なんとか見つけた。 守衛さんに、工場見学をしたいと言うと、午前の工場見学は終わったとの事。 残念！ また、帰りに寄る事にして、本部半島に向かった。 Ｒ５８からＲ４４９へ。本部半島の入口だ。 ふと山を見ると、砂利採取のためか岩肌が露出し、深く削られていた。 青い海を見ていると、ちょっと複雑な気持ちなったが、これも沖縄。
（瀬底大橋）	砂利採取の山は、一部分だけだったようだ。 しばらくすると瀬底島が見えてきた。島は橋で渡れるようになっている。 瀬底大橋を渡ってすぐ、橋の下に行ける道を見つけたので降りてみた。 ここの海も穏やかで、透き通っている。 どこからか犬がやってきたが、餌がもらえないとわかると、またどこかに行ってしまった。 島の西側にある「瀬底ビーチ」を車から降りて少し歩いてみた。 白い砂浜が印象的。 別名”クロワッサン島”と呼ばれている水納島（みんなしま）と伊江島も見えた。 ようやくイメージしていた本部半島の風景に出会えた気がした。
（中身汁定食）	１２：３０、瀬底大橋を渡り、再びＲ４４９へ。 お昼は沖縄そばで有名な「きしもと食堂」で食べようと決めていた。 本部町役場で道を尋ねて、ようやく見つけたものの、店の外まで行列が出来ていたので、あえなく断念。 それにしても、すごい人気でビックリ！ 近くの「新垣ぜんざい屋」も、あいにく定休日だった。 しかたがないので、適当な店を見つけて、ちょっと高かったが「中身汁定食」（¥９００）を頼んだ。 味は美味しかったので善しとしよう。
（備瀬にて）	本部半島で楽しみにしていた場所、それが”備瀬のフクギ並木”。 その前に、１１月にオープンしたばかりの「美ら（ちゅら）海水族館」に寄ってみよう！と駐車場に入ってみたものの、平日にもかかわらず満車状態。 あっけなく退散となった。 １４：００、ようやく本部半島の先端、備瀬集落に到着。 さっそくフクギ並木の道を歩いた。１２月とは思えないようなポカポカ陽気で、汗がにじみ出る。 フクギ並木の道は、想像以上に長く続いていた。 おばあちゃんの田舎を思い出させるような、なんだか懐かしい風景だった。 フクギ並木を抜け、海岸沿いに出ると太陽が眩しい。 伊江島のシンボル”城山”が間近に見えた。 海の透明度も抜群だ。夏なら迷わず泳いだだろう。
（嵐山展望台からの眺め）	寄り道をし過ぎて時間がなくなってきた。 もっとのんびり周りたかったが、先を急ごう。 １５：００、今帰仁城跡（なきじんじょうせき）は、次回のお楽しみに。 そのかわりに「嵐山展望台」に寄った。 小島がプカプカ浮いている風景は、まるで瀬戸内海のようだ。 再びＲ５８へ出て、本部半島ともお別れ。 オリオンビール名護工場の見学も、時間がなくなり次回のお楽しみとなった。 １５：３０、道の駅・許田（きょだ）でひと休み。 かまぼこを１つ買って食べた。 運転の疲れも出てきたので、許田ＩＣから沖縄自動車道を使い時間短縮。
	１７：００、ようやく那覇市内に入ったが、帰宅ラッシュで道路は大渋滞。 １７：３０、レンタカーを返して、今日の宿「沖縄ゲストハウス」（那覇市西２丁目）にようやく到着。 ふぅ、疲れた〜！ （その５）へ続く