このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
ルーマニア |
「ルーマニアには海も山も平原もすべて揃っている。」ルーマニア人はよくこう言う。確かにそのとおり。これだけ揃っているのはヨーロッパではフランスとイタリアぐらいだと思います。実際ハンガリーは列車に乗っていても車窓風景が単調で面白くないけれど、ルーマニアは違う。次から次へと色々な顔を見せてくれます。
国土の中央をブーメラン型のカルパチア山脈が貫いています。山脈より西がトランシルバニアといわれる地方で、長らくハンガリー領でした。
山脈の東側はモルドヴァ。旧ソ連から独立したモルドヴァと地理的には同じ地方です。
山脈の南側がワラキア。ドナウ川との間の平らな土地ですが、豊かなところではありません。が、ここがルーマニアの中心で、首都のブカレストもここにあります。
ここでは、トランシルバニアを中心に紹介していきます。ワラキア、モルドヴァについては私自身、知らないことが多いので書くのを控えます。
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