このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

Gallery room 4-sec 5.
曲解&妄想的白虎隊退路の確認(溯上編) (1)



H15.09.27(曇)の日だったと思う(整理が遅れて忘れてしまったが、大差は無し)
不動滝(白糸の滝)から、沢を溯上してみた。

前回(9/20)、背炙山山頂近くから、私の妄想的「白虎隊(石山G)の退路」へ
進入しようとして挫折した( 詳しくはこちら )。
それならば、
”直接、滝から沢を溯上したら、(方向は逆だが)白虎隊と同じ道を歩ける。”
との考えに至った。

この辺は、熊が出た事があったらしい。熊よけの鈴を追加購入し、
二種類の鈴を鳴らし、カセットテープを再生しっ放しにして、登った。

読者の皆様は、” 曲解と妄想による退路の大胆推測 ”の地図を、
思い出してほしい。スタートは、下図ポイント1(不動滝)である。





ポイント1へは、
滝沢本陣の前の道を東へ、左・滝沢街道(昔49号線だったらしい)
曲がらず、あくまで東に走ると、辿り着ける。
しばらく行くとカーブの所に駐車スペースがある。
迷惑にならない所を車を留め、ここからは、歩きだ。




 カラハナソウ(唐花草)

  雌株の果穂(=雌花)が、唐花文様に
  似ているのでついた名前。
  蔓性で、何かに絡み高くまで這い登る。

  ビールの苦味の原料のホップの仲間で
  形も良く似ている。

数分歩くと、ポイント1
滝の上のゲート(写真左上)だ。

何?
 ゲートが明るく飛んでしまって、
  見えない?


 それじゃ〜、
  ゲートだけ、アップ。

 さぁ〜、本日のお楽しみ、スタート!


ゲートの脇を擦り抜け、林道を登る。林道は割りと良い道だ。
数分歩くと、少し広い所がある。




そこから、
 右に入る林道(車道)がある。
  旧道だったかも知れないが、
   地図に載ってないので、とりあえず無視。


 左手にも、
  人一人がやっと通れる道がある。

 (林道は後に切り直したもので)
 ここが、私の妄想の、白虎隊の退路だ。

ほんの少し、藪を下ると、谷間の田圃で、視野が開ける。
飯沼が「藪や茨の中を焦って進み、ようやく、暗みから明るみに出た。
 一息ついてよく見れば、滝沢白糸神社の上である。」と記した所だ。

実は、この場所は、さっきのゲートの所の左手から入れる。そして、それが旧道だろう。
しかし、私有地(田圃)で、素人造りのゲートで閉じてあり、入りづらい。





 ミゾソバ(溝蕎麦、牛の額

  藪道と田圃の間で見つけた。
  茎や葉裏に、粗い毛があり、
  少し、ザラザラしている。

 葉の形が、鉾型(細長ハート型で茎の近くの両側が
 耳状に膨らんでいる)
が特徴!

ママコノシリヌグイ(継子の尻拭、トゲソバ

 (このルートで、良く似た3種を見つけたので、
  まとめて、UP。  ポイント3の少し上で発見。)


 茎に下向きの刺あり。
 継子はこれで、お尻を拭かれるらしい。
 和名って、ブラックジョーク混じり?

 その葉は、二等辺三角形が特徴。

アキノウナギツカミ(秋の鰻つかみ)

 茎に刺と言う程でもない刺がある。
 これで、ぬるぬるした鰻もつかめとか。

 茎を抱く様についた矢尻形の葉が特徴。


 イヌタデ(犬蓼、アカノマンマ)

  役に立たない蓼の意味。

  そこいらの道端で最も見かける。
  葉は披針形(根元が太い、細長)。





 



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