このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
外回りは大体終わったので、ライトへ。 白色のLEDだからか非常にきれいに点灯するのですが、前照灯より種別及び行先幕のほうが明るく感じられます。 前々からMicro Aceのものはこうなると聞いてましたが、それを痛感した感じです。 小さなLEDを乗せ換えるほどの技量が私にはまだ無いので、工夫して減光することにしました。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
考え付いたのが紙です。 ただの白い紙をこのLEDの上に被せただけです。 これなら取り外しも楽ですし、枚数を増やせばさらに減光できます。 しかし傾けると紙が外れてしまいました。 仕方なしにマスキングテープを丈夫に貼ることで対処しました。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
結果はこの通りです。電圧は先ほどと全く同じです。 車両は違いますが、減光はできています。 私にはこれで十分です。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
続いてパンタグラフです。 現在はすべてシングルアームパンタに載せ換えられているので、それを再現するかどうかです。 シングルアームパンタのものを最初から買えば問題ないのでしょうが…。 載せ換え用のものはいくつかあります。 実際のC-PS27という名前で売られているTOMIX製品(品番0226・写真左)はJR東海373系用で一番適していますが、ホーンが一つなのと台座位置が異なるので利用が難しいです。 KATOの313系に載っているのと同じものは「モハネ285-201パンタグラフ」という名前(品番4371F・写真右)でありますが、こちらも台座位置が合いません。 ちなみにこの両者の台座位置は全く同じでした。 このためパンタグラフで一年半以上悩むことになりました。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
そんな折、GREEN MAXより発売されているPT-71B(品番5808・写真右)というものがあるものを知りました。 見た目はTOMIXの0226やKATOの4371Fと似ているので試してみました。 …がまたもや台座位置が合いませんでした。これら3つは全く同じ台座位置を持つのが分かっただけでした。 諦めかけていましたがGREEN MAXにはまだPT-71D(品番5810・写真左)というのがあり、これは211系5000番台に利用可能のこと。 211系5000番台はパンタグラフがC-PS27Aへ換装されているので、形状的に同じであることを意味します。 これならば台座位置も合致するのではないか…ということで試してみました。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
結果は…位置はほぼピッタリ。それもそのはずこのPT-71Dは既存のパンタグラフを載せ代えるための製品と言っても過言ではないからです。 ただしGREEN MAXの規格であるため、無加工ではMicro Ace製品には取り付けられません。 なぜならGREEN MAXは台座の陰にあるホゾで屋根に固定するのに対し、Micro Ace(とTOMIXとKATO)のは碍子下のホゾで屋根に固定するためです。 具体的な加工はボディ(屋根)に固定用の穴を空けるか、もしくは固定用のホゾを切除するかの二択になります。 そこで今回は両者を折衷し、屋根に穴を空けて固定しつつ切除もする方法を採用しました。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
穴を空ける位置は屋根の台座とパンタの碍子を基準にして決めます。 固定用のホゾは2つあるので穴を2ヶ所空けるのが良いのですが、車端部寄りは車内に突起があるため穴を空けるのが難しいです。 そのために穴あけとホゾ切除の折衷にしたのです。 さすがにホゾ一つでパンタグラフの固定はできないので、ゴム系の接着剤も使用。 碍子と台座の間4ヶ所と、ホゾ穴の計5ヶ所に薄く塗って接着させました。 こうしてみるとやや台座が大げさですが…他のパンタグラフよりは随分と良く見えます。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
上の画像では横方向の位置を示したつもりなのに対し、こちらは前後方向と縦方向を示したものです。 若干後ろ(写真右側)に寄っていますが、まぁ許容範囲でしょう。 固定用のホゾを潔く切った跡が生々しいですね…。 余談ですがPT-71Dは既存のパンタ載せ換え用でホーンが2本のもの。 PT-71CはPT-71Dのホーンが1本のもの。 PT-71Bは別規格(新規格)のもので、既存製品にも利用できるよう加工治具付き。 PT-71AはPT-71Bのホーンが1本のもの(PT-71Bは2本)という認識で良いようです。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
さらに床下です。 機器の配置は特に問題が無いようなのでそのままです。 しかしクハは床下に機器があまりないため、あいた空間の機器のインパクトが強くなります。 そこで塗装済みのATS車上子(銀河モデルN-075GY)を取り付けてみました。 …これは気持ちの問題でしょうか? ついでと言ってはなんですが、乗務員乗降ステップも取り付けてみました(銀河モデルのN-099GY)。 このパーツ、通常はボディに付けるのですが、メンテナンス性を考慮してカプラーに取り付けました。 最初はゴム系の接着剤を用いたのですが、接着面積が小さいためかうまく留めることができませんでした。 仕方なしにここでも両面テープを利用しています。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
そして各部の色差しです。気の済むまでやるだけです。 屋根上や床下の機器、車外スピーカーやドアゴムへの墨入れがメインです。 それからドア開閉灯の赤色です。これは少々オーバー気味にやると目立って良い感じになります。 車内など他の部分は…十分でしょう。 なにしろ車体とドアでステンレスの質感に差があるほどの製品ですから…。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
色差しして終わろうと思っていたのですが、気になる部分が出てきたので再加工することにしました。 それは一番最初に加工した前面のスカートです。 実車はクハは向かって左、クモハは右に穴があいているのですが、模型では黒い四角が印刷されています。 先の373系のステップより加工が楽そうなので、穴を開けてみました。【見えにくいですが…。】 たったこれだけですが、さらにまともになったように思います。 なお写真はスカートの加工後、さらに前面窓下のステップを黒く塗っています。 専用のインレタも発売されていますが、私はこれでいいと思っています。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
簡単に終わろうと思っていたのに非常に長くなってしまいましたが、満足のいく仕上がりにすることができました。 また未整備の313系300番台との併結運転も可能なので、そちらも追ってディテールアップするつもりです。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
213系5000番台にあわせて追加の加工です。…と言っても前面に編成番号を転写しただけですが。 用いたのはその213系5000番台で残ったトレジャータウンのTTL-006です。 車番に合わせて「G5」を転写しています。 位置が位置だけに373系と比べるとはるかに簡単でした。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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