このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
TOP > 西鉄バス方向幕&幕車特集! > 福岡中心部編 |
福岡市中心部を主な活動区域とする、 吉塚営業所・百道浜営業所・愛宕浜営業所の方向幕達です。
90年年代中盤に廃止された路線が出てきたりと、平凡なイメージとは裏腹なものが出てきました。
【2014.10.05一部追加】・・背景が桜色の箇所の方向幕資料と、幕車画像を追加しました。 10番 、 15番 、 25番 、 68番 、 福岡空港国際線ターミナル(2代目) 、 空港内連絡バス 、 西工ハンペン ※資料提供:Bus-Field様
|
|
●更新日 :2014年10月05日 ●掲載地区:福岡市博多区、中央区、西区、城南区 ●担 当 :博多・愛宕浜・吉塚・百道浜 (廃所)西新・千代 ●地域特性:都心部、ビジネス街、住宅街 ●沿線要所:博多駅、天神、キャナルシティ、福岡タワー、ヤフードーム、のこのしま |
もくじ(ページ内にジャンプします)
|
|
|
福岡市内路面電車代替系統でもある1番。 行先番号のトップバッターにふさわしく、東は月見町、西は三陽高校、北はのこ渡船場、南は板付七丁目と、時代による運行区間の変更こそあるものの、市内広範囲をカバーするマンモス系統でした。 チュウシンブ編では、野方方面行の1番を除いた、市内中心部のものを掲載いたします。
(九大前・吉塚〜天神〜明治通り〜西新〜姪浜) (板付七丁目〜筑紫通〜博多駅〜天神・大名二) (左)一番上、県庁方面発の天神止めも用意されていたようです。 (右)上から2番目は博多駅→西新の区間便用。少ない本数でしたが実在しました。下はのこ・姪浜発の西新止め用でしょうか?初めて見ました。 | |||
(左)板付七丁目直通時代。のこ渡船場・大名二丁目・博多駅発着が存在しました。 グリーンカラーの1番も今となっては新鮮ですね! 大名二丁目止めは、現在の法務局前バス停付近にあった中央営業所で折り返しを行っていました。
(右)博多駅→藤崎の区間便も運行されていました。 | |||
|
以前は柏原からの51番が月見町をカバーしていましたが、2000年過ぎでしょうか?代わり月見町には1番が行くようになりました。 (その後タワー発着となり、2011年改正では、土井持ちとなり毎時1〜2本程度にまで減便されています)
1番へ変更された際には、従来の箱崎駅経由に加え、道路開通により九大前経由が新設。毎時3本程度へと増便されています。 | ||
| 一方の箱崎駅経由のものです。
2002年のJR鹿児島本線の高架工事完成により箱崎駅が北側に移転。バス停も移転したことで、1番は「箱崎駅の正面」に停車しなくなってしまいます。 そこで、「箱崎駅」を消し、その部分に「巴町」をマジック書きした方向幕が登場しました。
なお、1番の月見町行は、赤坂付近を境に、運行途中に方向幕を変えていました(写真の上から1コマ目→2コマ目)。 姪浜始発時点の幕の行先カラーについては、茶色のバージョンと、都心行の青文字になっているバージョンがあるようです。 | ||
月見町発着便の横幕です。
箱崎駅が消されていない状態のコマもあります。
・・つい最近まであまり注目していない吉塚幕でしたが、よく見ると結構なバリエーションがありました。 | |||
| (野方方面系統分断後/2002年〜)
福岡都心〜姪浜駅〜野方の直通便が、姪浜駅で系統分断された際に登場したものです。 姪浜駅南口の区画整理事業が終了し、バスプールが設けられたことから駅南口発着の系統が新設されました。
他の1番については、 「方向幕資料集 福岡ブルー編(壱岐営業所)」 をご参照ください。 | ||
| |||
明治通りを走る1番月見町行。 | 姪浜駅南口を出発する天神行き。8724号車。 | 東中洲を出発する1番。8103号車。1986年式の古い大型車も活躍していました。 | |
| |||
幹線系統3番脇山線の兄弟分、星の原団地線。 263号線の西側に広がる団地が終点です。
(左)幕時代のメイン系統は、星の原団地〜西新/天神。上から3番目のコマは、天神→西新の区間便用。パターンダイヤが進む前は、結構ナゾな区間便が、都心にも結構ありました。
(右)3−2番は、朝ラッシュ時に運行される昭和通経由の便です。荒戸で明治通りに入る右折が無く、各駅停車ながら速達性が確保されています。 西新営業所が廃止された後の、タワー延伸後の幕も切り継ぎされています。 | |||
側面幕です。
(左)一番下の幕、経由地の始まりが星の原団地になっていますが、団地以前から運行させる計画でもあったのでしょうか? (2012年改正で、星の原団地複乗の3番が登場しています。もちろんLEDですが・・)
(右)天神止の幕には、( )書きで表記がなされていますが、 3番はショッパーズ、3−2番はソニービル前と表記が異なっています。・・実際は同じバス停が終点だったかと思いますが・・? | |||
| |||
福岡タワー発の星の原団地行き。 | 旧西新営業所を出発する3番。 | 朝ラッシュのみ運行される3−2番。 | |
| |||
博多駅と西新を結ぶ6番。城南区役所・鳥飼付近では、幹線道路を外れた経路を辿ります。 数年前までは、西新から先も、明治通り経由で博多駅まで運行する循環系統でした。 その頃の幕も残っていました。
1997年以降の千代の幕には、 「○(漢数字)丁目」を、アラビア数字一文字で省略して表記する方法が見られます。 (ここでは「駅前3」)
LED化された今でこそ大型車バリバリの系統ですが、幕時代は中型車や中ロンの運用でした。 | |||
| |||
循環時代(内回り)の6番。 | 駅前4丁目を経由していなかった頃の6番。 | 西新止となった後、方向幕も新調されたようです。 | |
| |||
後に挙げる10番から系統分割された、西新地区〜室見団地系統。
タワー延伸や、室住団地延伸もなされたため、切り継ぎがなされています。 | |||
| |||
西新と博多駅地区と城南線経由で結ぶ系統です。 以前はすべて10番を名乗っていましたが、 系統分割で上述の8番、9番、10番に分割され、さらに15番が新設(復活)され現在に至ります。
・・分割以前は城南線経由のサブ幹線だった10番系統。少し前の物が出てきました。
(左)西新営業所担当の10番。この4コマだけが搭載されており、西新発着便のみを担当していたようです。
| |||
枝番化前の大幹線10番。 西新以西へも、姪浜・のこ渡船場・原北中、藤崎まで運行され、県庁方面も九大前・吉塚まで顔を出していました。
(左)あれ!?姪浜行のコマが無い! ・・県庁九大病院行の新設に伴い、当該部分が県庁・九大病院行に1コマだけ切り継ぎされていました。
(右)「西 新」は、原北中からの区間便用です。
| |||
側面幕です。
(左)は吉塚営業所表記、(右)は吉塚駅前表記の少し古めなものです。
| |||
(左)西新→むろみ団地の区間便のコマが入っています。 六本松行。いったいどこで折り返すのでしょうか??
(右)こちらのむろみ団地各停便にはローマ字表記が入っています。
| |||
(左)幾つかの行先にローマ字表記が無いバージョンです。
(右)一方こちらはローマ字付のものです。 ちなみに、この頃の10番ののこ渡船場行は、現在のような豊浜団地経由ではなく、姪浜二丁目〜マリナタウン入口経由での運行でした。
| |||
|
9番・10番・15番へ系統分割がなされたあとの10番。 城南線系統のメインを9番に譲り、タワー・西新〜九大病院を細々と走る系統となってしまいました。
(左)前幕にも、ローマ字付/無しのバリエーションがあるようです。
(右)西新〜タワー延伸がなされたあとに切り継ぎされた幕です。 方向幕での運行期間は長くはなかったように思います。 | ||
上右の横幕パターンです。
数字のフォントは旧タイプ、文字のフォントは新タイプのハイブリットタイプです。 | |||
こちらは西新止めの横幕です。 | |||
| |||
西新パレス発の九大病院行きです。7504号車。 | 夕方の福岡タワー南口です。4546号車。 | 早朝の城南線を走る10番。筑豊方面から転属した三菱の大型車の姿もよく見かけました。 | |
| |||
10番の分割により新設された9番。 九大前〜博多駅〜藤崎〜のこ渡船場(LED化後の一部便はマリノアシティ)を走ります。
同じ前幕ですが、ローマ字付/無のバリエーション違いです。
| |||
(左)のこ渡船場の「のこ」が、漢字かで表記されているバージョンです。 製作年代の違いのようです。
| |||
| |||
博多駅前で信号待ちをする9番藤崎行。 | 博多駅おたふく駐車場へ回送中です。 | 夕方の博多駅前を回送されるのこ行。「能古」が漢字のバージョンです。 | |
| |||
路面電車代替系統だった15番。 1990年以前に姿を消しますが、1998年頃の福博循環(80・85)番が廃止された際の改正で、再登場しました。
運行区間は、タワー〜西新〜城南線〜博多駅〜福高前〜千鳥橋〜ゆめタウン博多。 10番のタワー発着との違いは、博多駅〜千鳥橋間のみ。
・・しかしタワー周辺の渋滞遅延の影響か? 後の改正で博多駅で系統分断が行われ、タワー〜西新〜博多駅と、博多駅〜千鳥橋〜ゆめタウンに分かれてしまします。
| |||
(左)博多駅での系統分割がなされた後に切り継ぎされていた幕です。タワー出発時点では、博多駅までの大回り系統であるため、薬院駅をメインに書かれた幕を出していました。
(右)千鳥橋止。 ゆめタウンがオープンしていない早朝便の一部が千鳥橋止となっています。 | |||
横幕です。
博多駅から約1km圏内に位置する、緑橋・堅粕一丁目・福高前の3バス停。唯一15番だけが止まります。 | |||
横幕です。
(左)上でご紹介した物とは、「城南」⇔「薬院駅」等の表記が異なるバリエーション違いです。
(右)博多駅止の横幕です。 | |||
| |||
早朝に運行された博多駅→千鳥橋の短距離便。 | タワー→千鳥橋運行時代の8705号車。 | 上で紹介した中型前幕の現役搭載時代。5714号車 | |
博多駅前乗り場のバス停ポールが懐かしいです。 | こちらも上で紹介したタワー行の幕。9108号車 | あまりのシンプルさが目を引くゆめタウン・千鳥橋→博多駅用の幕。 | |
| |||
博多駅と藤崎を城南線・昭代経由で走る中距離系統、11番。系統としては単調に思えますが。幕ベースで見ると、結構いろいろ出てきます。
(左)大型車の前幕です。中央ふ頭発の、博多駅を強調した表記など、特徴的なコマです。 中央ふ頭発車時点で、藤崎ターミナルの表記があるコマは珍しいように思います。
(右)中央ふ頭行は、渡辺通の前後で、幕を変えていました。こちらの中央ふ頭発は、藤崎ではなく薬院駅と表記されています。 | |||
(左)ハングル表記が加わる以前の前の中央埠頭行の後ろ幕。朝ラッシュ時には快速便も運行されていました。
(右)ハングル入りの後ろ幕です。 プサン行きの高速船やフェリーが発着する中央ふ頭行ならではの1本です。
| |||
側面幕です。
(左)中央ふ頭快速を含んだ横幕です。 トレードでお譲り頂きました。
(右)今では朝にわずかな本数が残るだけになってしまったのこ発着便。 のこ→藤崎の区間便も存在しました。
| |||
側面幕です。
(左)「国際会議場」と「サンパレス」が同じ枠内に収まるパターンです。
(右)藤崎行のパターンです。
| |||
入出庫系統として、のこ渡船場発着も運行されていた時期があります。
(左)と(右)で、「能古」と「のこ」の表記の差があります。 | |||
|
| 地下鉄3号線工事で、城南線の交通混雑に伴う朝のラッシュ対策で走っていた弥生二丁目止めの11番です。 下の臨時幕には、11番ではなく、「臨時」として走っていたものを載せています。 ・・中村高校を強調するあたり、通学需要の取り込みも目指されていたのでしょうか。 | |
| |||
標準的な幕です。5681号車。 | 藤崎ターミナルを併記したタイプ。5604号車。 | 中央ふ頭行のハングル付幕です。 | |
藤崎出発時点の中央ふ頭幕です。3605号車。 | 薬院付近で幕を変えたバージョン。8707号車。 | 当時の博多駅おたふく駐車場を出発した藤崎行。 | |
| |||
毎時4〜5本の本数がありながら、ある日突然廃止されてしまった20番。区間利用をこまめに拾っていくような系統でした。 メインは西新〜薬院〜天神〜九大前。一部便に吉塚営業所発着がありました。後に後述の25番と同じくタワーまで路線延長がなされます。
・・20番が休んでいた九大前折り返し場も、今では病院になってしまいました。 | |||
| 側面幕です。
(左)と(右)で、「吉塚営業所」と表記するか、「吉塚駅前」と表記するかのさがあります。右の方が古い幕です。 | ||
上の側面幕と比較すると、 経由地表記に呉服町が無いなど、細かなバリエーション違いがあるようです。 | |||
廃止の際には、西新〜福岡タワー間が延長されていました。 25番と同じく、福岡タワー〜天神間では大変な大回りになる系統です。
(左)のものと(右)のものでは、西新パレスに「前」が付くか否かの違いがあります。 ・・本当に細かな違いですみません(笑) | |||
| |||
福岡タワーを出発する20番。 | 上で掲載している横幕とは、若干表記が異なるタイプのようです。奥が深い! | ふそうやUDの中ロンや中型が主力車でした。4104号車。 | |
| |||
本数こそ減ったものの、渋滞に巻き込まれながらも元気に走る25番です。 2000年前後に、西新〜福岡タワーが延伸されています。
(左)25番のローマ字表記が無いバージョンです。
(右)一方こちらはローマ字付バージョン。 経由地の表記も一部異なっています。 | |||
よくわからない、石城町止の25番です。 以前の資料を拝見すると、1988年ごろには数本だけ走っていたようですが・・。 | |||
(左)後ろ幕について、行先番号部分以外を全て黒文字で作っていた年代の物です。 ちょっとさびしいですね・・。
(右)カラーバージョンの後ろ幕です。 | |||
|
(右)一番下のコマ、タワー→西新パレスの区間便について、無番ではなく「25番」となっているバージョンです。 トレードでお譲り頂きました。 | ||
側面幕です。
(左)タワー直通用の幕です。運行距離が長く、タワーまで遠回りな経路を辿るため、途中で幕を変えます。
(右)石城町止の入った、横幕です。 | |||
| 上のものと比較して、経由地表記がシンプルになった側面幕です。
左と右の違い・・、 それは一番下のコマの経由地表記のみ・・。
「だからなんだ!」と言われればそれまでですが、 些細な違いを見つけ、製作年代やルーツを探るためには、大切なヒントになります。 | ||
さらに25番の側面表記違いです。
(左)下のコマ、25番が通らないはずの『福岡ドーム』の標記が入っています。国立医療センター(福岡ドーム西口)には停車するのですが、オレンジ字で書かれてたドームは、慣習上よかトピア通り沿いのバス停。広義で取ると誤標記でしょうか?
(右)「国際センター」「サンパレス」の見慣れぬ表記が入ったバージョンです。経由地に書かれると違和感ありです。 | |||
さらに25番の側面表記違いです。
(左)下のコマ、25番が通らないはずの『福岡ドーム』の標記が入っています。国立医療センター(福岡ドーム西口)には停車するのですが、オレンジ字で書かれてたドームは、慣習上よかトピア通り沿いのバス停。広義で取ると誤標記でしょうか?
(右)「国際センター」「サンパレス」の見慣れぬ表記が入ったバージョンです。経由地に書かれると違和感ありです。
| |||
| |||
旧西新営業所で待機する25番。4550号車。 | 愛宕浜の中型車。バックアイも搭載しています。 | 1台だけいた赤バススペラン顔の中ロン。一時期は西新営業所所属でした。6831号車。 | |
珍しく筑豊→福岡地区の転属車だった4351号車。上の車とは経由地表記が異なります。 | 吉塚営業所7107号車。ローマ字無しです。 | 百道浜所属の4207号車。これも表記が異なります | |
旧西新営業所所属の5308号車。中型のローマ字付バージョンです。 | 旧西新営業所所属の6840号車。標準的な幕です。 | 愛宕浜所属の5115号車。能古島島内選でも使えるよう、バックアイカメラ搭載です。 | |
中ロン25番の横幕。・・車体が長いですね。 | 上でご紹介した4207号車の横幕。このバージョンもまだ入手できていません。 | 吉塚営業所7221号車。一時期の吉塚の幕はローマ字表記を無くしていて、独特の雰囲気です。 | |
| |||
近年、経路変更が頻発した63番。 そもそもは、博多ふ頭〜天神〜那の川〜九州松下電器〜扇町〜博多駅〜大博通り〜博多ふ頭の循環線でした。循環時代か、扇町で系統分断(天神経由と博多駅経由の2系統が存在)されていた頃の幕です。
(左)上3つは、内回り扇町方面→博多駅→博多ふ頭の幕です。今は亡き小林町経由でした。 下は、夜に1本だけあった博多ふ頭→天神止め便。天神がデカいです。
(右)外回りの扇町方面幕です。渡辺通一丁目止め、ニューオータニの裏に折り返し場が存在しました。 | |||
その後63番は、以下のような流浪の人生を送ります。 ・博多駅回りの廃止(博多駅〜博多ふ頭:47・48を路線延長)(博多駅〜扇町:17を路線延長) ・天神回りの経由地変更(博多駅、キャナルシティ経由。廃止バス停ナシ) ・大橋駅行き新設(扇町は日祝1本のみの路線権維持系統へ。朝上りの快速新設・博多駅キャナル経由から、住吉渡辺通経由へ経路変更) ・扇町系統廃止
横幕です。 (左)博多ふ頭→博多駅・扇町方面の幕。国際センターは青文字表記です。 (右)博多ふ頭→天神〜扇町方面の幕です。 | |||
横幕です。
(左)夜の天神止。循環時代は全便が那の津口経由でしたが、いつしか夜の片道1便を除き市民会館経由に変更。 最後の1本も数年前に廃止されてしまいました。
(右)63番の切り接ぎ幕。 写真のように、ズバリとナナメに切り接がれた幕がありました。 | |||
途中、那の川・渡辺通経由から、博多駅・キャナル経由に、経路変更がなされたときの幕です。
(左)博多駅・キャナル経由です。
次の改正はLED化された後。 住吉経由と再度変更されます。 担当営業所も、博多→那珂川へと変化します。 (住吉経由で博多担当時代には、送り込みで早朝に博多駅→大橋駅止の48番も運行されていました・・)
| |||
| |||
悪い写真ですが、日赤通り経由時代の63番。5214号車。 | 扇町行から大橋駅行(全車LED)に変わる前の63番。 | 中型車の独壇場でした。 | |
| |||
68番が系統分断され誕生したのが40番です。 博多駅〜板付七丁目間を運行します。
運行開始当初は明治通り経由で西公園まで運行されていましたが、遅れの影響でしょうか?全便が博多駅発着に改正されました。 | |||
長年吉塚営業所の担当でしたが、 LED化が進み、現在では雑餉隈や香椎浜(29番の板付系統新設に伴う)の車が板付七丁目と博多駅を結んでいます。
| |||
| |||
何故か2台連続してやってきた40番。 | 博多駅止の幕。7323号車。 | 西公園直通運行時代の幕です。 | |
| |||
福浜と博多駅を結んでいる68番です。 現在は路線規模が縮小されてしまいましたが、最盛期には、のこ渡船場から板付七丁目までを結んでいました。
(左)2000年前後には福岡ドームの向かい側にある国立医療センター行の運行が開始されます。 国立医療センター構内に乗り入れたのは、68番が初めてとなります。
(右)運用の一部を西新営業所が担当していたこともあり、唐人町経由で西新パレス発着便も運行されていました。 | |||
側面幕です。
基本は(右)のように、往復とも都心向けカラーで運行されますが、 (左)に見られる一部の幕には、行先番号部分を西部方面行のブルーカラーとしたものがあるようです。 | |||
側面幕です。
(左)上2コマは板付七丁目からの直通運行時代のもの。
(右)標準的な幕ですが、左と比べると国立医療センターの表記パターンが異なります。 | |||
博多駅〜板付七丁目が40番に系統分割される前のものです。
(右)上は板付七丁目発の博多駅行き。下は朝ラッシュ時の都心向けにあった福浜発の都市高速経由です。 都市高速経由は、他系統のよかトピア通り経由の都市高速天神行きが増便される中でひっそり消えていきました。
(右)68番の板七系統。国立医療センター発着便と、同時には存在していなかったように思いますが・・・?(千代営業所の大型車の幕です) | |||
上の側面幕より古く、キャナルシティ博多開業前の幕です。(1996年以前?)
(左)上の幕では「キャナル」が入るところに、『春吉』と記載されています。
(右)そして天神行きは『ショッパーズ前』入り。今のダイエーのことです。 | |||
側面幕です。
(左)板付七丁目以外については、現行のものとあまり変わりがありません。
(右)国立医療センター行は、ローマ字表記がありません。 | |||
| |||
標準的な福浜行の方向幕です。 | 西新営業所で待機する、西新発の68番。 | 国立医療センター行きの幕です。6837号車。 | |
百道の中ロン5016号車。幕の載せ替えでしょうか?少し古めのバージョンを搭載しています。 | 同じく5016号車。「那の津通」は他に見られません。一般的には「長浜通り」「長浜」です。 | 中型車寸法の医療センター行きです。5626号車。 | |
| |||
市内で最後に廃止された路面電車の代替系統。栄光の「福博循環線」。
10年ほど前に廃止された際は、非常にショッキングでした。廃止直前の経路は・・
【千鳥橋〜港湾局(80番のみ中央埠頭まで)〜対馬小路〜天神〜渡辺通〜博多駅〜(84番のみ〜大博通〜中央埠頭)〜福高前〜千鳥橋】
80番と84番は直通運行(途中で番号が変わる)です。基本的に千代の中型車・中型ロングが快走していました。 | |||
(左下)外回り便の方向幕。末期は84番→80番。85番→85番で番号が変わっていました。 (中下)内回り便の幕の一部。平日以外は、中央埠頭経由便(80・84)番は著しく本数がありませんでした。 (右下)側面幕、上2つ(外回り便)の終点は、(カッコ)の2連チャンです(笑)
さらに以前は、80番の吉塚営業所発着や85番の貝塚駅始発も存在し、昔の路線図によると86番なる系統まで走っていた模様です。 | |||
| |||
わざわざ切りつがれていた、80番の中央ふ頭止め。
全便千鳥橋行だったように記憶していますが、 走っていたんでしょうか??
| |||
| |||
デビュー直後の3414。それまでの中ロンに代わり、福博循環で主に活躍していました。 | フェンス越しの写真です・・。1年程度見られた、大型ノンステップの赤バスです(空港内移籍前)。 | 荒い写真ですが、84番の中央ふ頭行。6939号車ローマ字表記付のバージョンです。 | |
| |||
終わりのない数字「8」を2つ重ねることで『循環』の意味を醸し出していたのでしょうか? 平成7年春に廃止された都心循環線です。 方向幕までリアルにループしています(笑) 幼少の頃よく利用していた思い出の系統でした。
百道浜営業所の幕販売会で初登場した(らしい)88番の幕。 さる方々がこの系統入りの幕を見事引き当てていましたが、残念ながら自分の購入分にはナシ。 失意の(?)帰宅となりました。
しかしその後、西鉄バス筑豊での幕販売の際に、1台分88番入りの幕が紛れ込んでいたようで、 それを引き当てた方より、お譲り頂きました。 (ありがとうございます)
なお、前幕と車内幕については、リンク先の こちらのページ にて紹介されています。 車内幕もなかなか楽しくカラフルな雰囲気です。 | |||
| |||
日本最大規模のワンコインバス100円循環。 1999年7月1日、天神〜博多駅間の約2キロ四方を全て100円運賃に引き下げに伴い、運行を開始しました。 バス運賃について、値上げしかなかった中での、まさかの大幅値下げ。地下鉄に並行する区間でありながら、バスの利用者が平日73%増、土日倍増という驚異の結果をはじき出しました。
▼開設当時の幕(1999〜2004) ・・100円運賃への値下げは、すでに他都市で複数行われており、当時でも決して珍しくはありませんでしたが、 これだけの大規模な便数/区間で実施されたことについては、非常にインパクトがありました。
*内回りの、開設当初の幕です。 | |||
*外回りの、開設当初の幕です。
運行開始当時は博多駅を越えて2周の連続循環をする便がありました。 (博多駅 止)とわざわざ表記してあるのは、循環運行との区別をつけるためだと思われます。
しかし、渋滞がはげしく定時性が保ちにくい上に、団子運行が頻発する光景もよく見られ、あえなく循環運行は中止されてしまいました。 | |||
▼外国語対応後の幕(2004〜) 2004年11月、海外からの観光客増加に伴い、100円循環バスと中央ふ頭発着の一部のバスに、英語とハングルの表記が加えられます。
バス停はもちろん、方向幕にも表記が追加。 ローマ字はともかく、ハングルが付いたバスの方向幕は、日本でも西鉄バスがパイオニアかも?? | |||
側面幕です。
せっかく充実した表記にありましたが、LED方向幕になった際には、表示量の限界からか一部の表記(特に英語)が消えてしまうことになりました。
他の実車写真については、 scene-2 100円循環 をご参照ください。 | |||
▼100円循環の車内幕
(左)運行開始当初のものです。
(右)ハングル表記後になった後の物。 終点部分にはハングル表記があります。 | |||
| |||
金武営業所の大型車にも100円循環対応の車がいました。 | こちらは2414号車による100円循環の応援。UD・三菱以外の100円循環は、珍しい光景か?? | おなじみのCNGノンステップバスです。 | |
| |||
1999年、国内線から滑走路を挟んで向かい側に移転・開業した国際線ターミナル。このターミナルと博多駅とのアクセスバスに使われていた方向幕です。
| |||
・・が、もともと飛行機の便の時間帯が限られ、日中〜夕方の利用者も非常に低迷していたことから、減便を重ねた上で2003年頃に廃止された路線です。
運行開始当初、平日の片江行のみ114番と連続運行していたため、片江営業所の幕には「博多駅(国体道路・六本松)」という幕が搭載されていました。 (上右)博多営業所の幕。片江営業所の幕では定期運用のあった「六本松方面行」のコマが入っていますが、博多営業所でも何か運行予定があったのでしょうか?
(左)横幕には飛行機&新幹線マークはありません。 当時の博多駅交通センターの国際線ターミナル行バス乗り場には、この横幕が1コマだけ切られ、目印に貼り付けられていました。
実車写真については、 scene-9 福岡空港国際線 をご参照ください。 | |||
| |||
2003年頃に上記の初代のアクセスバスが廃止され、 国際線ターミナルから都心へ直通する交通機関が「無い」という、アジアの玄関口にしては異例の状況が数年間続きます。(国際線〜シャトルバス〜国内線〜地下鉄・バス〜博多駅・天神)
さすがに行政等でも問題視されていたようで、2011年には試験運行の直通バスが、 2012年5月には博多営業所の高速車を用い、博多駅周辺のホテルを巡回するアクセスバスの運行が開始されます。その際に用いられた、B型高速車の前幕サイズの方向幕です。 韓国からの旅行者を強く意識したのか、日本語よりも韓国語を強調した、異例のデザインの方向幕です。
その後2013年6月に、「A急行系統(全車LED)」が新設され、発展的解消を遂げます。わずか1年ほどしか使用されなかった幕。博多→飯塚にB型高速車が転属したことから、販売会で入手することが出来ました。 | |||
| |||
普段はS型メインで走っていました。博多の3183号車。 | 本当に日本の光景かと、最初は目を疑いました。 | 前幕が連動していないためか、横と前で掲出コマが異なっています。 | |
| |||
1999年に国際線ターミナルが移転したことに伴い、運行を開始した、福岡空港内連絡バス。
飛行機で空港に降り立って、「まず最初に目にする」西鉄バスがこれではないでしょうか。
専用車で運用されることから、この2コマと臨時・回送・貸切のみ入った幕です。 | |||
| |||
初代カラー。西鉄で3台めのノンステ、3417号車。 | あまりの需要に専用カラーの車だけでは足らず、急遽赤バスが専用車となりました。3416号車。 | 2代目のカラー。「Yokoso Japan」として、福岡の名勝をラッピング。3代目以降はLEDとなります。 | |
| |||
58-1→博多駅線/無番 豊二丁目 朝ラッシュ時の通学輸送でおなじみ、58−1番です。泰星高校到着後、そのまま動物園経由の博多駅行き無番系統としてループ運行されます。
天神〜博多駅線? ナゾの天神〜昭和通〜博多駅の無番幕。 愛宕浜の幕にありました。一体何に使われたのでしょうか。 | |||
無番 中央ふ頭〜千鳥橋
2009年に廃止された、博多区に残っていた路線権維持系統。 全区間乗っても5分ほどの超短距離路線。
・・元は、福博循環線の経路。 この系統ができるまでは、このページでご紹介した 80番(千鳥橋〜中央ふ頭〜天神〜博多駅方面) が毎時2〜3本運行され、そこそこの本数が走る区間でした。 | |||
| |||
博多の100円循環応援の58−1番です。 | その折り返しの博多駅行新幹線幕。 | (おまけ)LEDでも新幹線が再現されています。 | |
| |||
|
地下鉄七隈線の建設工事対策、城南線臨時
地下鉄七隈線工事に伴い、城南線の渋滞が激しくなることが見込まれたため、ラッシュ時を中心に臨時便が活躍していました。
(左)博多駅→六本松→弥生二丁目の臨時と、その折り返しの原→六本松→博多駅の臨時コマ。 上は11番臨時を名乗ってもよさそうな気もします。吉塚営業所の一部の車に搭載されていたコマです。
(右)上のバージョンの六本松止め。どこで折り返していたのでしょうか? | ||
その他臨時幕
西新や愛宕浜に搭載されている臨時幕です。
・「臨時 西新」は、この周辺の営業所だけでみられる特徴のあるものです。
| |||
| |||
|
ある著名なコレクターの方よりお譲り頂いた方向幕です。 1983年式の日野ハンペン、7710号車に搭載されていた横幕です。愛宕浜営業所が担当していた下道路線の多くが搭載されています。内容から察するに、1992年前後に使用されていた幕では??
(左)系統分割前の10番。 吉塚営業所ではなく、「吉塚駅前」の標記がポイントをあげています。
(右)逆方向。古いバージョンの幕でも切り取られていることの多い、姪浜行のコマも健在! | ||
(左)筑肥線代替系統の、69番や65-1番。 経由地に「豊浜二丁目」が入っていることから、、短期間運行されていた、『のこ渡船場』発着便用の幕であることを読み取れます。
(右)その逆方向。本数が少なかった65-1だけでも貴重ですが、その上、のこ渡船場系統・・。
65-1番にものこ系統があったことを初めて知りました。
| |||
|
(左)11番昭代線。 快速系統は、上り下りとも、のこ渡船場発着で用意されています。 11快速のこ渡船場も、初めてお目にかかりました。
(右)1番の西新止めに、11番区間便の藤崎行。
| ||
こちらは古めのコマで時折見かける58番の動物園系統。
切りつがれて入っていました。
| |||
比較的地味な存在になりがちな都心の系統。 路面電車廃止の代替や、地下鉄との共存など、様々な出来事に柔軟に対応しながら生きながらえた歴史を窺い知ることが出来ました。
(左)1999年頃の吉塚営業所。 背後のJR線は高架になる前。左後方には、北九州から転属してきたふそうの青バスの姿も・・。
(中)1999年頃の博多営業所。駐車向きが今とは逆です。
(下)2009年頃撮影の千代営業所。旧駅の敷地を敷地を利用した、独自の形状です。 | |
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |