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TOP > 西鉄バス方向幕&幕車特集! > 福岡ブルーA(壱岐)編 |
壱岐営業所は、室住団地・むろみ団地・拾六町団地・石丸団地・壱岐団地・美室団地・大町団地・下山門団地などの、マンション型団地が多数立地する地区を広範囲に渡りカバーします。 また郊外部は野方台・生松台・藤ヶ丘・生の松原団地などの住宅街や、スポーツ選手や政界人も一軒家を構える高級住宅地、ウエストヒルズ(住所=西の丘)も立地しています。
これらの地区からは、都心直通系統のほか、地下鉄駅までのフィーダー路線。そして都市高速経由で都心へ向かう速達系統まで多くのバスが走り、豊富な系統ラインナップと便数を誇っています。
方向幕販売会では何故かあまり数が出なかった壱岐営業所の方向幕。大変ありがたいことに、お譲り頂いたり、交換で頂戴したりで、貴重な本数とコマを増やすことが出来ました。 この場を借りて御礼申し上げます。
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●更新日 :2018年9月14日 ●掲載地区:福岡市西区 ●担 当 :壱岐・金武・博多・福岡高速など ●地域特性:住宅地・通勤輸送 | |
目次(該当ページまでスクロールします) | ||
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周 船 寺 急 行 | ||
壱岐営業所が担当した、 昭和バス営業地区への異端路線。
昭和バスと西鉄バスの共同運行路線。また西鉄路線バスの中では最西端に位置した周船寺急行。 「急行」と名乗る割りには赤バスでの運行。博多駅からは交通センター2F〜3Fの高速バス乗り場からの出発。昭和バス運行ゾーンへの乗り入れなど、かなり異色な系統でした。 もともとあまり乗客も多くなく、2000年頃に廃止されています。
・・なお、博多駅行きの幕。よく見慣れたものは「202号バイパス」が白抜き文字ではなく、抜き無しの紺文字だした。 | ||
博多営業所へ回送される、8583号車。 | 博多駅交通センターを出発する、8585号車。 | 博多駅交通センター3階乗り場に入る8582号車。 |
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1番 市内貫線・姪浜フィダー線 など (1−2・1−4・1−5) | ||
栄光の、福岡市内系統のエース「1番」。 福岡市内線の路面電車『市内貫線』から受け継がれる伝統の路線です。
今では、市内中心部〜姪浜地区の地下鉄並行路線と、姪浜〜野方地区の地下鉄フィダー路線に 分割されてしまいましたが、それでもなお圧倒的な存在感を誇るマンモス系統です。
2002年までは、博多駅からの野方直通系統・途中で3経路への分離・生松台ループなど、西鉄の中でも、文字通り「ナンバーワン」のバリエーションとわかりにくさを誇っていたように思います。 (右図参照)
その「わかりにくかった頃」の幕がまだ残っていました
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★姪浜・のこ渡船場〜都心方向の1番の方向幕は、 「福岡中心部編」 にて掲載しています。 | ||
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▼ 橋 本 経 由 | ||
| 1番のメインルート・橋本経由です。
(左)上2コマは野方〜博多駅直通時代末期の幕です。 下2コマは、野方〜のこ渡船場系統です。朝夕を中心に野方からの直通系統が存在しました。
(右)姪浜駅〜野方方面のフィダー系統の幕です。 LED化直前まで見られたパターンです。 | |
上左にある前幕の、横幕版です。
1番と言えば、博多駅や吉塚から野方直通がバンバン走っている幹線系統でしたので、当時は特段珍しくも無く、写真も余り残しておかなかったのが悔やまれます。
のこ行きは野方発、マリナタウン循環は野方以遠発にも対応できる経由地表記となっています。 | ||
(左)上でご紹介した幕の横幕です。LED化直前までのパターンです。
(右)2002年に1番が国立医療センター行きに延長された後の幕です。 ポピュラーな橋本経由ですが、気になるのは「福岡タワー南口」と「姪浜駅」の間の経由地の空白。 通常であれば「藤崎」が赤文字で入るところですが、なぜ空白なのか・・?
単なる印刷ミスか、或いは藤崎以外の経由地で路線を新設する予定でもあったのか・・??? (マリナ通り・愛宕下経由?姪浜中学校)
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▲「野 方 1」・・迫力あります。
▲こちらの金武営業所は、野方を経由せず、橋本駅〜羽根戸をショートカットで運行していた系統の幕。 開設後にもかなり頻繁に経路変更が行われていました。
| 野方より南、金武の丘陵に広がる「イトーピア室見が丘」が分譲され、営業所が新設されたことに伴い1998年に金武営業所まで路線が延伸されました。
なお、1番が藤ヶ丘団地までしか行かなかった頃は、 97番が西山(現在の金武営業所付近)まで運行されていました。
藤が丘団地以南の沿線は、1番の増便によりとても便利になりましたが、約10年少々で路線廃止の検討がなされ、今では市の補助金が投入されている区間です。 | |
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■古めの橋本経由(〜2001) | ||
2001年の姪浜駅南口ロータリー開設前は、野方方面から姪浜駅北口を経由して「姪浜」まで運行。
(左)天神方面からの都心直通系統のオンパレード。 今では西陵高校止も、懐かしい存在です。(1998年より以前に西陵止めは廃止されていたようです)
(下)逆方向となる、都心直通の幕。博多駅・天神はもちろん。吉塚営業所や九大前行も走っていました。 | ||
(左)姪浜駅では無く「姪浜」行きの1番です。
(中)姪浜始発の、西陵高校・三陽高校行。 | ||
| 短期間のみ存在した系統です。
*非常に本数が少なく「幻」的な存在だった1番の四箇田団地行き
*。97番の野方以南廃止後、金武営業所新設しば西山行の1番らくまで短期間のみ運行されていました。福岡市内の路線とはいえ、西鉄バス路線の辺境+本数が少ない+短期間の運に終わったことから、資料を確認するまで存在を知りませんでした。
(左)その他、橋本経由の後ろ幕です。 | |
都心方面行の1番の幕です。
上でご紹介したモノよりもやや新しめの幕で、吉塚行や九大前行は搭載されていません。
西新行は少数派だったと思います。
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(下)左のタイプの前幕です。 | ||
姪浜駅の北側へ、野方方面〜のこ渡船場行きや、マリナタウンループの1番が運行されていた事は上でもご紹介しました。
*ループ後の経由地をわざわざ表記し姪浜駅を2回出現させるあたり、「親切」と「分かりやすさ」で意見を二分そうなコマです。 *1番の拾六町団地経由や、1−2番・97番にもマリナタウンループ・・手元資料では実際に走っていたのか確認できませんでした。実在した系統なのでしょうか?? | ||
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■橋本経由の生松台経由時代(外環状経由開設前) | ||
*外環状経由が新設される1990年代半ばまで、生松台団地回りは「橋本経由」で運行されていました。
(下)生松台・橋本経由の都心直通幕です。 (左)こちらも当然ながら「姪浜」行き。 今では後述の外環状経由の便が生松台を経由するようになりました。 | ||
(左)一番下のコマは、姪浜→生松台→姪浜のループ系統でしょうか??資料不足で説明できません・・。
(右) *野方行は羽根戸以南の郊外方面からのもの。このロールに金武営業所のコマが入っていないあたりから察するに、もしや四箇田団地発便でしょうか? *生松台経由の・・西陵高校行き。生松台系統と西陵・三陽高校系統とでは独立しているかと思っていたのですが、混在系統も走っていたとお教え頂きました。 | ||
博多駅~野方直通運行時代の8673号車 | 野方→壱岐丘中の区間便に就く6039号車。 | 区間便用の幕です。壱岐第二所属の8630号車。 |
金武のいすゞ1127号車運用の1番。 | 野方に到着した、姪浜駅→野方の5323号車。 | 室見が丘の住宅街を走る6414号車。 |
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▼拾六町団地 経由 | ||
| LED化直前の、2005年に1−5番に枝番化された、拾六町団地(じゅうろくちょう)経由。
(下)さすがに団地止めは残っていませんでしたが、1番時代の天神直通の幕です。
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| 拾六町団地南止めの1番? 存在について、幕で見てはじめて知りました。
90年代半ばまでは拾六町団地に折り返し場があり、そこで転回していましたが、 団地公園の一部となり、団地内の道路を周回して転回するようになりました。
拾六町団地南で終点としたのち、どこで待機をするのでしょうか? そのまま姪浜へループ運行??なんて夢も膨らみます | |
| 拾六町団地経由の横幕です。
(左)都心直通のものと、姪浜駅発のもので作り分けられています。
なおこの経由地で、吉塚・九大前発着があった時代の幕が、リンク先の 「西鉄バス方向幕」様 のサイトで公開されています。
(右)福岡タワー地区延伸後の幕です。 | |
| (右)ももち方面・国立医療センター行の系統。 当初は一番上のコマの通り「シーホークホテル止め」で、1Fのバスロビーに到着後、そのまま野方方面行きで出発していました。 ・・さすがに遅れが惨かったのが、1バス停先の国立医療センター構内に待機場が新設され、2002年に路線延伸がされました。 | |
天神からの直通便です。6643号車。 | 国立医療センターを出発する8673号車。 | 姪浜駅を出る6222号車。 |
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▼外環状線 経由 | ||
| 福岡市郊外部の救世主、「福岡外環状道路」の姪浜以南開通に合わせて登場した外環状線経由。 90年代後半に運行を開始した、1番の中でも比較的歴史の浅い系統です。
(左)2004年に枝番化され1−4番登場。 福重経由も、拾六町経由も同じ1番だったので、これにより若干分かりやすくなりました。 | |
| 1−4番に枝番化される以前のものです。
博多駅直通時代の幕。 野方行きは、博多駅発と姪浜発でちゃんと表記が違います。
「外環状線」は青字になっていましたが、後ろ幕には黒字の標記もあったようです。 | |
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上右の幕の、横幕のバージョンです。
生松台団地系統は、終点の野方を小さく書くパターンです。 | ||
野方に到着する7007号車。 | 野方→博多駅直通便に入る5336号車 | 姪浜駅で客扱い中の7305号車。 |
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▼1−2 姪浜〜宮の前団地系統 | ||
| 比較的昔から枝番で運行されていた1−2番
長いこと、姪浜地区〜宮の前団地を結んでいましたが、 200年代中盤に路線延長され、ウエストヒルズ・野方台経由の野方・橋本駅行きとなりました。 近年の改正で1−6番に改編され、消滅しました。
なお、姪浜〜野方間では、一番の大回り系統です。
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| 1−2番の横幕です。
(左)生の松原団地南発着の区間便の幕。 宮の前団地止めから区間延長された後のものです。 姪浜駅行きの行き先番号。「-2」だけ何故か小振りなのがきになります。
(右)上の前幕の横幕バージョンです。
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| 少し古いタイプの1−2番です。 2000年前後まで使われていた幕です。
姪浜駅南口の区画整理が実施される以前の幕で、姪浜駅北側唐津街道の「姪浜」まで運行されていました。 南側も、宮の前団地が終点です。 | |
1−2番の横幕です。
(左)平成10年頃の時刻表には、「姪浜駅〜(1−2)〜生松台〜(1)〜姪浜駅」というループ系統の記載があります。恐らくそのループ系統用の幕です。
(右)上の前幕の後ろ幕バージョンです。
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見にくい写真ですが・・。姪浜駅の7305号車。 | 生松台を走る8668号車。急こう配の区間です。 | 1−2番の後幕。 |
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▼その他 深夜バス・直行系統 | ||
▲直行幕と深夜バス幕の並びです。
▲深夜バスの後ろ幕です。前幕と表記が異なるパターンです。
▲このような表記のパターンもあったようです。
▲更にこうしたバージョンまで。。西陵高校が先に記載されていますが、系統が異なるのでしょうか?? | 直行 西陵高校 10年ほど前の短期間存在した、姪浜駅→三陽高校・西陵高校方面の通学路線。 朝の下りに数本運行されていました。
深夜バス1番 廃止されてしまった深夜バス1番。 博多駅直通時代に、博多駅発の橋本経由で存在しました。(他に深夜バスでは、2番・39番が路線改変を行われることなく廃止されています)
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▲直行幕の、横書き経由地は独特ですね! | ||
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97番 下 山 門 線 | ||
姪浜駅より西側、下山門地区を経由し野方へ至たる路線です。 下山門地区では、川を渡れば昭和バスの運行区域というギリギリの場所を走っていました。
路線の延伸や区間廃止を繰り広げ、末期は姪浜〜野方で運行されていましたが、2013年に廃止。507番等で代替されます。 | ||
| (左)野方〜橋本駅間が延長された際の幕です。 同じ橋本駅行でも、2種類用意されていたようで。。
(下)2002年以前に使われていた後ろ幕です。 | |
| 手元資料からは時期がはっきりしないのですが、 野方〜西山区間がカットされ、のこ・西新〜野方の運行となった頃の幕のようです。 1994年〜1998年(姪浜以北廃止)までは使われていたようです。
*97番の西新行きやのこ渡船場行は、決して本数も多くなかったことから新鮮に映ります。
*拾六町団地南行なるコマが用意されていますが、 記憶や手元資料からは確認することができません。 拾六町団地折り返し場が廃止になり、団地内一方通行でUターンをし始めた頃の幕かとも察することができます。 団地南で終点となった後は、いったいどこへ向かう事を想定していたのでしょうか? | |
野方に到着した8672号車。 | 営業所構内バス停を出発し、姪浜へと向かう便。 |
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2番 金 武 線 (野方系統) | ||
| 四箇田団地・金武方面のイメージが強い2番ですが、 こちらは室住団地、野方系統の幕です。
支線もなく、シンプルな路線です。
左の幕と下の幕、どちらも後ろ幕で同じ起終点のものですが、 製造時期の違いで、微妙に表記が異なっています。 | |
天神始発の野方行、6204号車。 | 野方を出発する5325号車。 | 壱岐営業所で待機中の5950号車。北九州からの転属車です。 |
博多営業所で待機中の6204号車。 | ローマ字無しのバージョンです。8588号車。 | 2番の横幕です。 |
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7番 昭 代 線 | ||
六本松から、202号線を外れ、1本の北の道を走り、昭代地区を経由する系統。旧筑肥線と一部並行する路線です。 90年代半ばにかけて、起点・終点が変わり続けた系統です。
(左)90年代初めは、野方〜姪浜〜天神〜昭代〜野方・四箇田の循環系統だった7番。 都心部を循環する系統が分割される中で、7番も吉塚発着に切り替えられます。上3枚はこの循環廃止後の幕。 その後、さらに路線短縮が行われで昭代から南の「原」止めになります。わずか1文字の目的地。表記のバランスが難しそうです(笑) | ||
| (中)現在の7番。 その後、筑肥線跡地の室見川を渡る橋の完成・姪浜駅南口区画整理事業の完了により、2002年に昭代〜姪浜へと路線が新設されます。 当初は、姪浜駅より数百メートル北の姪浜折り返し場発着系統もありましたが、今では全便が姪浜駅南口発着に短縮されました。 | |
姪浜駅南口を出発する8716号車。 | 明治通博多座前を走る5876号車。 | 六本松で客扱い中の5876号車。 |
姪浜駅南口に到着した7218号車。 | けやき通りを走る臨時便、6647号車。 | 天神の大丸をバックに走る、8715号車。 |
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202番 原北中(国体道路)博多駅線
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200番台の中では、ちょっぴりマイナーな存在の202番。小田部より先、202号線を右折し、むろみ団地へと向かいます。
比較的大規模な団地ですが、特に天神直通の都市高系統503番が登場して以来、より一層202番の影が薄くなってしまったように感じます。 朝ラッシュ時には、博多駅より南の山王一丁目系統が存在します。
余談ながら、「キャナルシティ」は、通常の経由地表記の赤文字と比較して、 より「赤色」に近い赤になっています。 (他のはピンク味を帯びた赤色なんですね)
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博多駅交通センターに入線する5110号車。 | 202番の横幕です。 | 9145号車の後ろ幕です。 |
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203番 室住団地(国体道路)博多駅線 | ||
| 中堅路線、203番。 野方〜博多駅を基本とするオーソドックスな運行系統ですが、一部にバリエーションが存在します。
朝ラッシュ時には、山王一丁目発着便が運行されます。 福岡市西部で見る緑幕は新鮮です。 那の津発着便、室住団地折り返し便を中心に、数便存在したとの情報を頂きました。 | |
| 深夜バスの設定もありました。 野方方面ではより本数の多い204番では無く、203番に設定されたのは、沿線の団地の密集度合いによるものでしょうか?? | |
| (左)朝の下りのみ急行便が運行されます。 深夜バスは天神始発です。 (下)時期によっては天神行の快速も運行されていたようです。幕の製造時期によって標記が微妙に異なります。 | |
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▲203番でよく見かけた横幕です。 | ▲朝ラッシュ時のみ運行される203番の急行便 | ▲深夜バスに天神快速系統。 |
博多駅交通センターに入る5427号車。 | 朝の国体道路を走る急行便、6245号車。 | 壱岐営業所構内で休む8597号車。 |
博多駅に到着する7008号車。 | 深夜バスの横幕です。 | 壱岐営業所に到着した5429号車。 |
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204番 福 重 線 | ||
| 200番代の中では、最多の運行本数を誇る幹線系統です。
ノーマル。朝の下りのみ快速便が存在します。路線の大部分では国道202号線を走行しますが、西鉄社員の皆様による長年にわたるバス専用レーン維持の取り組みは皆様ご承知の通りです。。
午前中には三陽高校行、夜間には生松台ループも設定されていました。 | |
| 都市高延伸に伴い、500番台が登場した頃には、博多駅発着系統が消滅していた時期がありますが、昔は博多駅快速の設定もありました。
(下)後ろ幕です。タワー行きは途中で方向幕が変わります。 | |
(右)野方発、天神(野方)行き!? 204番や205番で下道経由にて天神へ向かい、天神からは都市高速系統(504番や505番)で野方にループする系統のための幕です。
野方地区→警固町まではこの幕で運行し、その後方向幕を回して下でご紹介する500番台の幕へと切り替えていました。
(下)各種横幕です。 | ||
博多駅交通センターに入線する6241号車。 | 福岡タワー始発の藤ヶ丘行、8711号車。 | 旧同じ藤ヶ丘行でもローマ字なしバージョン。 |
天神ループの野方発天神経由野方行、7501号車。 | 天神ループでも、こちらは快速便です。7506号車 | LED化直前に復活し、新製された博多駅→野方間用の方向幕。短期間だけ使用されました。 |
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205番 拾六町(国体道路)天神線 | ||
200番台の中では最も西までいく205番。
現在は宮の前団地系統が206番に改番されました。
昔は博多駅発着系統もありましたが、この幕には快速の上り便のコマが残存! 90年代前半には、下山門経由姪浜行きの205番もありましたが、さすがに幕を入手できませんでした。。 | ||
横幕です。
比較的シンプルな系統なので、スタンダートな記載内容&行先コマが収録されています。 | ||
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214番・215番・105番 福重・姪浜(城南)博多駅線 | ||
城南線経由で、博多駅と野方・姪浜を結ぶ系統です。
214番は、今も昔も、博多駅行・野方行の2コマだけの大変シンプルな路線です。 以前(2000年代前半?まで)存在した、姪浜行の215番の幕も残っていました。
(中)には、区画整理後の姪浜駅発着用の幕も残されていました。
現在も朝ラッシュ下りにヒッソリと生き残る、快速105番。215番の快速版です。区間利用客を含めではありますが、結構な立ち席が出ます。 | ||
| 現在も朝ラッシュ下りにヒッソリと生き残る、快速105番。215番の快速です。区間利用客を含めではありますが、結構な立ち席が出ます。
215番の姪浜駅止めバージョン。2002年の姪浜駅南口の区画整理後に切り継がれたようです。
(下)横幕です。 周船寺急行の幕が途中で切断されています。せめてあともう15センチ下で切ってもらっていれば(泣) | |
野方〜福岡空港103急行専用車だった、元青バスの8437号車。 | 博多駅前を走る8601号車。 | ブロンズガラスが採用された5878号車。 |
壱岐営業所で待機中の8589号車。 | 何故か5878号車の写真がやたらありました。 | 博多駅前乗り場を出発する5950号車 |
214番の横幕です。 | 快速105番。博多駅到着後の写真です。 | 215番の後ろ幕です。 |
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503番 室住団地(都市高速)天神線 | ||
野方〜天神間は、下道経由の203番の方が速いです。 しかし途中の美室団地・室住団地・室見団地など大規模団地を経由することで急成長を遂げた503番。 500番台の中では後発組ですが、本数は最多クラスです。
都市高速を降りた後は、くねくねと狭い道を通り各団地を回ります。 | ||
天神交差点を走る7129号車、博多駅行。 | 天神橋口交差点を走る5874号車。 | 都市高速百道ランプ付近を走る7225号車。 |
博多駅交通センターに入線する7225号車。 | 博多駅を出発する8668号車。 | 旧9035号車。窓の上半分だけブロンズガラス車。 |
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504番 橋本(都市高速)天神線 | ||
| 野方方面の都市高速系統では主役級の504番。 2001年の百道〜福重間の都市高がようやく延伸されたことより新設され、福岡市西区と福岡都心の間で「まさか」の速達効果を発揮した路線です。 天神までの所要時間が今まで半分になった地区も多数。地下鉄姪浜駅フィダーに傾きつつあった野方地区の西鉄バス路線に革命を起こした路線でした。
ノーマルな橋本経由の504番です。 なお運行開始当初には、速達効果を狙ったのか、壱岐営業所が担当する「野方→(福重ランプ)→天神方面」の501番が朝ラッシュ時数本のみ存在しました。 (下)後に生松台経由が新設されました。 | |
・・もともと販売された数が少ない壱岐営業所の幕。 販売会のほかに、有り難いことにコレクターの皆様とのトレードにて集めることが出来ました。
その壱岐幕の中でもでもなかなか入手できなかった、都市高速系統の青色幕。有難く譲り受けをさせて頂きました。時代の生き証人として、未来まで大切に保管させて頂きます・・。 | ||
天神を走る野方行の7504号車。 | 夕日を浴びて都市高速を走る7128号車。 | 生松台を走る天神行きの5875号車。 |
野方台の坂を上る7505号車。 | 都市高速百道ランプ付近を走る5323号車。 | 天神ソラリアステージ前を出発する野方行。 |
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505番 拾六町(都市高速)天神線 | ||
504番の兄弟分、505番。 違いは石丸地区以南で拾六町団地方面のコースを辿ることです。
なお504番も505番も、運行開始以来、天神を境に204番や205番とのループ運行を行っています。 野方〜【下道】〜天神〜(500番台)〜野方の経路で運行されます。 | ||
野方に到着した7113号車。 | 野方を出発する5430号車。 | 福岡都市高速を走る505番。背景のクレーンは、香椎パークポートやアイランドシティのものです。 |
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506番 ウエストヒルズ(都市高速)天神線 | ||
500番台の中では、503番の次に登場した506番。コマメに住宅街を回ります。 なお沿線のウエストヒルズや生松台といった高台の住宅街からの眺めはGOOD!
都市高速から間近に見る博多湾も良いですが、この辺りの丘の上から遠目に遠望する海もなかなかのものです。
・・しかし野方〜天神は非常に大回り! 下道経由の方が速いです。
運行開始当初は全便が天神ループでした。 その後、 ・博多駅延長 ・兄弟分の507番新設 ・LED化+都市高速区間の短縮(姪浜ランプ→愛宕ランプ) ・生松台団地を通過 ・・を経て現在に至ります。
この幕は、運行開始当初の、全便が天神ループをしていた時のものです。 | ||
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博多駅を出発する7506号車。 | ウエストヒルズを走る7218。天神ループの幕。 | 博多駅発着となった後の横幕です。 |
天神交差点を走る7506号車。天神から先は幕を変えていました。 | 博多駅行の青幕です。9146号車。 | 大町団地付近の都市高速下を走る7506号車。 |
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514番・515番 橋本・拾六町(都市高速)博多駅線 | ||
510番台は天神をショートカットし、都市高速経由で博多駅まで運行される系統です。橋本経由の514番に、拾六町経由の515番。
最初は平日の朝夕のみ運行だったこの2系統。 やがて土日運行の開始、夕方の上り便の運行開始等、拡大路線を取りますが、すぐに縮小され元通りになってしまいました。特に514番は運行開始当初より細々と運行を行う現在です。 | ||
横幕です。 500番代は、前と後ろは青幕ですが、横はノーマルな表記でした。。 | ||
博多駅前に到着した7226号車。 | 都市高速を走る5427号車。 | 幕末期デビューの、生松台経由博多駅の幕です。 |
都市高速ももちランプ付近を走る8806号車。 | 生松台団地経由の幕です。7506号車。・・幕販売でも手に入りませんでした(泣) | 514番の後ろ幕です、7226号車。 |
博多駅を出発する7226号車。 | 6418号車。510番台では結構古めの車も活躍していました。 | 博多駅に到着した8711号車。 |
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快 速 エ コ ル ラ イ ナ ー | ||
| 2004年12月に運行を開始した、福岡大学向け通学バス「急行エコルライナー」。 この成功を受け、2005年春に運行をしたのが壱岐営業所の「快速 エコルライナー」です。
福岡市西部の三陽高校・西陵高校に通学する生徒を狙った路線で、朝の下り便のみ運行されます。福大エコルほど通過停留所も多くなく。途中からは各駅停車です。 しかし福大エコルのオレンジ帯に対し、水色帯の上下に行き先は赤字!
新車にLED方向幕が標準装備された年の路線開設でしたので、方向幕は作らないかと諦めていたところの鮮烈デビュー!比較的少数の車に登載されていないコマのようです。 | |
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そ の 他 | ||
海の中道海浜公園臨時幕
(左)かつて夏休み期間に、市内各営業所から運行されていたサンシャインプール臨時の壱岐担当分。 天神以西は203番の経路で運行→(旧)天神BC→昭和通り経由で蔵本から都市高速を経由していました。
(その先の経路(ノンズトップ)・・香椎RPー新3号線ー大蔵付近ー美和台ーみとま駅ーパークウェイーマリンワールド〔停車〕ー海の中道海浜公園園内プール)
多くのプール臨時便は、このような「無番臨時」幕で運行されました。 | ||
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青さの際立つ壱岐営業所の方向幕。 西鉄バスの販売会で一番最初に購入したのが、この壱岐営業所の前幕でした。
交換等で貴重なコレクションをお譲り頂けました皆様に、そして解説を頂きましたECDC様に、この場を借りて御礼申し上げます。 | ||
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