このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
TOP > 西鉄バス方向幕&幕車特集! > 福岡シーサイド編 |
鉄道空白地帯となる博多湾岸にも都市高速を活用した西鉄バス路線網が形成されています。
福岡タワー、ヤフオクドーム(現:福岡ドーム)、マリゾンといった観光地から、 ビジネスセンターのソフトリサーチパーク(SRP)、 マリナタウンやももち浜などの海辺の高級住宅街までをカバー。朝夕の通勤ラッシュとイベント時でまるで違う顔を見せるバス路線です。 都市高速路線が多いためか、比較的年式の新しい車が集中投入される地区でもあります。
方向幕を見ても、全面色幕こそないものの、「都市高速=緑」「福岡ドーム=朱」といったカラフルさが目立ち、福岡の『顔』ともいえるコマが並んでいます。 |
| |
●更新日 :2014年4月20日 ●掲載地区:福岡市博多区、中央区、西区 ●担 当 :愛宕浜・百道浜・(西新・吉塚等) (廃所)西新・千代 ●地域特性:ウォーターフロント、海浜リゾート、新興住宅街、ビジネスパーク、離島 ●沿線要所:ヤフオクドーム、福岡タワー、ソフトリサーチパーク、マリノアシティ、能古島 | ||
▼もくじ(ページ内にジャンプします) | ||
|
|
|
福岡タワー循環 (路線廃止) |
| ||
よかトピア閉幕後の百道地区で、90年後半ごろまで(?)走っていた循環バスです。 長い期間、砂地と工事現場だったシーサイド地区。 休日以外はわりと閑散としており、305タワー行きと、このタワー循環以外にバスもほとんどなく、まさかその後に営業所まで新設されほど発展するとは、想像も付かないエリアでした。
おおよそ20分〜30分に1本、外回り・内回りそれぞれが運行されていました。 福岡タワーでは外周通りをぐるりと1周し、マリゾン前にも停車。運用車両は投入が始まったばかりの中型ロング車。 北九州線代替バスの色違い(青色)という独自の仕様(後にホークスバスに塗り替えられました)。
今であれば通勤路線としての性格になってしまうでしょうが、当時はウォーターフロントの観光地周遊バスといった風情でした。 経路的にはドーム渋滞をもろに受けており、イベント時には1周に果てしない時間を要したことも・・。
|
| ||
(左)側面は、簡易イラスト付きの幕が用意されていました。タワーのイラストはやや簡易的・・。
(中)タワー循環の区間便用でしょうか? マリゾン止や土曜運休など、結構な複雑な運用だったようです。 |
| ||
|
| ||
1番 博多駅〜のこ渡船場線 |
| ||
5番に枝番化される以前は、のこ渡船場系統も1番を名乗っていました。 系統が多すぎて「1番のバスに乗ってください」とは絶対案内できない時代がありました・・。
千代の車には、博多駅行きとのこ行きのみ搭載!
|
| ||
(左)珍しく、経由地に「豊浜団地」が入った側面幕です。
(右)のこ行きの側面幕。のこ行き、経由地の順番が違っています。エラー幕です(笑) *百道浜は「のこ渡船場」の手前にくるべき。 |
| ||
|
| ||
1番・直行 姪浜駅〜のこ渡船場線 |
| ||
姪浜〜のこ渡船場フィダー用
(左)姪浜駅の隣に大きな空白・・。姪浜駅「北口」止めだった時代の名残だそうです。それにしてもキレイに消えています。
|
| ||
姪浜〜のこ渡船場フィダー用
(右)西鉄名物「直行」経由(笑) 姪浜駅まで通勤客を運び、帰りは通学系統として運用。短距離ながら効率的です。 上の幕の中型車バージョン。 標記も異なり、直行便も1番を名乗る上、経由地に「直行」と書かれています。 |
| ||
姪浜〜のこ渡船場フィダー用
朝と夜には、マリナタウンを経由せず、そのままのこ渡船場へショートカットする1番も運行されます。
(左)直行ながら、行先番号1番が付いていたバージョンもあるようです。
(右)こちらは各停便。 福岡女子高校のローマ字表記。西鉄独自の書き方です。たぶん読めない・・? |
| ||
姪浜〜のこ渡船場フィダー用
(左)姪浜駅の隣に大きな空白・・。姪浜駅「北口」止めだった時代の名残だそうです。それにしてもキレイに消えています。
(右)西鉄名物「直行」経由(笑) 姪浜駅まで通勤客を運び、帰りは通学系統として運用。短距離ながら効率的です。 |
| ||
|
| ||
98番 姪浜駅〜のこ渡船場線 |
| ||
姪浜駅とのこ渡船場をマリナタウン経由の大回りで結ぶ98番。約10分の短距離路線ですが、それなりに利用されているようです。
(左)標準タイプ。至ってシンプルです。
(右)少し前の98番。降車の老朽化と生徒数の増大に伴い、2006年に姪浜中学校がマリナタウン内に移転しますが、それ以前に使われていた幕のようです。
・・ご指摘を頂いて気が付いたのですが、左のタイプと方向幕カラーの色分けが逆になっています・・。 |
| ||
|
| ||
愛宕浜営業所で待機する98番。8418号車。 | 撮影当時の古参車、7896号車(銀サッシ)。晩年は98番で活躍していました。 |
|
|
|
| ||
5番 博多駅〜のこ渡船場線 |
| ||
| 1番の、のこ渡船場〜都心系統が系統分割され、5番を名乗るようになりました。
(左)一時期は、全便が天神発着となっていたためでしょうか、博多駅行を載せていないバージョンもありました。 |
| |
(左)5番の幕の中には、系統分割前の「1番」を消して、上から5番をシール張りしたものもあります。
(右)博多駅を搭載しないタイプの幕です。 |
| ||
|
| ||
博多駅前を走るのこ渡船場行。西鉄路線バスで、方向幕で新製された最後の車輛9260号車。 | 9260号車のラッピング前。屋根上のエアコン位置が独特です。 | 大型路線車も、比較的古い年式の車を中心に走っていました。8057号車 |
|
|
| ||
300・301・302番 シーサイドももち線 |
| ||
博多駅・天神と愛宕浜を都市高速経由で結ぶ300番台。 です。
標準幕。 (左)300番。朝夕1往復しかない天神通過の駅東ランプ経由や、深夜バスが運行されていました。 (右)301番、302番。非常にシンプル。これだけしかありません。〔百道浜や千代には、302のタワー止めの幕がありますが・・〕 |
| ||
後ろ幕です。
・のこ渡船場付近では、最短の名柄団地経由となる300番・海辺の住宅地をぐるりと回るマリナタウン経由の301番 ・福岡ドームを経由せず、301番より一区間長く都市高速を走る302番
どれも、博多湾岸に広がる住宅地や商業地を走る、とても景色のいい路線です。 |
| ||
側面幕です。
(左)標準的な300番の横幕です。
(右)300番の表記違いです。
のこ渡船場(愛宕浜営業所)では、バス停のすぐ前が福岡市営渡船の発着場。能古島や、本数は非常に少ないですが小呂島行の市営渡船が出発しています。 |
| ||
側面幕です。
(左)一日1往復の駅東ランプ経由の幕です。 博多駅の最寄ランプまで都市高速を利用することもあり、非常に早いです。 15年ほど前までは日中の運行もかろうじて残っていたのですが、現在では朝夕のみになってしまいました。
(右)深夜バスのコマも入っています。 |
| ||
(右)302番の方向幕。 博物館南口経由→福岡タワー南口経由に改められた後の方向幕です。 のこ渡船場行の幕は、西鉄バス側面幕の中でも、一・二を争うほどの密集ぶりです。 |
| ||
(左)301番の標準的な横幕です。
(右)こちらは標記違いです。 |
| ||
(キャナルシティ 経由時代 〜1999年) |
| ||
博多駅〜天神では、住吉・渡辺通経由となる300番代ですが、 100円循環バスができる1999年ごろまでは、国体道路・キャナルシティ経由で運行されていました。
その当時の幕です。
千代営業所の前幕。キャナルシティ経由の表記が残っています。
|
| ||
| 廃車が進む、スペースランナーに搭載されていた幕。 一時期愛宕浜はUDアイランドでした。
(左)博多駅から先、駅東ランプ経由でのこ渡船場まで循環運行していた末期の幕が残っていました。
(右)国体道路経由時代の301番の側面幕。 博多駅行にも、マリナタウン経由の表記がなされています。 |
| |
深夜バスも、以前は国体道路経由でした。 |
| ||
|
| ||
300番のこ渡船場行の標準幕です。5685号車。 | 天神大丸前で客扱いをする300番。天神地下街工事中に付、仮設バス停です。5605号車。 | 博多駅前乗り場に向かう、5832号車。 |
|
一日一往復となってしまった、合同庁舎経由です。 | 合同庁舎→博多駅交通センターに到着する300番。 | 2001年以降に大量の96MCが導入されるまでの300番台は、中ロン天国でした。5006号車。 |
|
301番の標準的な幕です。5606号車。 | 渡辺通1丁目交差点を走る301番。5832号車。 | 若干表記パターンが異なる、5866号車。 |
|
博多駅前を出発する302番、5868号車。 | 302番の標準的な幕です。5837号車。 | 302番博多駅行の標準的な幕です、9004号車。 |
|
マリノアシティラッピングの5830号車。西鉄バス大牟田の他に存在した青帯96MC。似合ってました。 | 以前は302番でも58MCが走っていました。8961号車。 | 302番の横幕です。福岡タワー南口経由になる前、路線新設時に作られた幕です。 |
|
|
| ||
(旧)302番 シーサイドももち線 |
| ||
| 元祖302番 【博多駅〜国体道路〜天神〜都市高速〜ドーム〜博物館南口〜藤崎〜原〜西高下・四箇田団地/室住団地・野方】
西区の住宅街と都心を、シーサイド・都市高速経由で結ぶ系統です。1990年代半ばの運行です。 愛宕浜の幕にあったのは、西高下と室住止めのみ。下の1コマだけあった2番は、西高下からの折り返し用でしょうか? 路線自体はその先、野方と四箇田団地まで伸びていた時期もあります。 ・・他にも、豊浜団地経由で野方まで運行される、元祖301番も運行されていました。 |
| |
|
| ||
303番 シーサイドももち(マリノアシティ)線 |
| ||
オープン以来、昭和バスの独壇場だった西区小戸のアウトレットモールに西鉄バスも進出!
開設当初こそ休日のみの運行でしたが、増便→平日も運行→急行系統新設と、いまではのこ渡船場系統を上回る運行頻度を誇る時間帯もあるほどの快進撃。 |
| ||
横幕です。 非常にシンプルな運行系統。300番台の、のこ行きに準じた幕です。 |
| ||
|
| ||
博多駅行の幕です。 | マリノア行の幕です。 | 303番の後ろ幕です。 |
|
|
| ||
305番 シーサイドタワー線 |
| ||
タワー〜天神・博多駅を結ぶシーサイド線。市内多くの営業所が運行を担当する主要系統です。
・・一見単純だろうと高をくくっていましたが、すこし前の幕がまだ残っていました。
まずはオーソドックスな幕です。 博多駅〜福岡タワー南口TNC放送会館/藤崎の2系統が現存しています。 |
| ||
側面幕です。
(左)時期により、福岡タワー「南口」を省略して記載した幕もあります。
(右)朝に走っていたももち浜行の305番。 到着後はどうしていたのでしょうか?
|
| ||
天神(三越前)と表記した比較的新しいバリエーションです。 |
| ||
(キャナルシティ 経由時代 〜1999年) |
| ||
キャナルシティ経由時代。
上で紹介した300番と同じく、1999年までは国体道路・キャナルシティ経由で運行されていました。
(左)キャナルシティの表記が残っている305番です。 千代営業所の幕に登載されていました。
(右)天神止めの305番。初めて見ました。どこで折り返すのでしょうか?愛宕浜営業所の横幕に入っていました。 |
| ||
(左)キャナルシティ経由の標準的な横幕です。
(右)左の幕と一見同じ・・・と思いきや、博多駅行まで郊外カラーとなっているエラー幕です。 吉塚営業所の方向幕に搭載されていました。 |
| ||
(左)キャナルシティの標記が入った前幕です。 前幕でキャナルシィ入りのものはあまり見かけなかったように思います。 |
| ||
福岡ドームのイラスト付きの305番。
比較的古い幕にはこんな凝った演出がなされていました。 なお、天神と博多駅の間の空白は、「国体道路」を消した跡のようです。 |
| ||
|
| ||
壱岐営業所の6417号車の幕。 | 標準的な博多駅行の幕。愛宕浜の7205号車。 | 夕暮れのSRPを走る千代営業所の4013号車。 |
|
2004年ごろ、博多担当が復活した際に新調されたタイプの幕です。9137号車。 | 担当した営業所が多かった事もあり、標記のバリエーションに富んでいました。雑餉隈の1301号車。 | 中ロンの博多駅行。千代営業所の5027号車。 |
|
中ロン、タワー行の幕。千代営業所の5029号車。 | 博多の58MCにも、晩年は305番幕が復活しました。3120号車。 | 晩年は千代に在籍していた元青バス4040号車。 |
|
「四箇田フォント」の305番です。四箇田営業所の2232号車。 | シーホーク構内で客扱い中の305番。9137号車。 | 福岡ドームイラスト付きの305番幕。壱岐営業所の7127号車。 |
|
|
| ||
306・直行 シーサイドタワー線 |
| ||
博多駅から呉服町ランプ経由でタワー方面を結ぶ306番。天神地区の渋滞に関係なく、博多区と福岡ドーム・ももち地区とを移動できる系統です。
(左)オーソドックスな306番。ローマ字表記が省略された、方向幕の中では比較的末期に作成されたものです。
(右)天神経由のほか、呉服町ランプ経由も直行を名乗っています。 |
| ||
ももち直行。 朝ラッシュ時のももちランプ経由便です。2000年を過ぎたあたりで、302番や312番が登場したため差が無くなってしまいましたが、それ以前の都市高速経由のタワー方面行は西公園ランプ経由しかありませんでした。当時から、朝ラッシュ時の速達系統として運行されています。 ・・観光地の印象が強いももち地区ですが、朝のタワー方面行は通勤客で満杯になります。
(左)なおこの千代営業所の車に搭載されていた306番、 本来通らないはずの「国立医療センター」が表記に書かれています。エラー幕でしょうか?
・・他にも、雑餉隈営業所担当の直行便は、前幕に(SRP)と書かれていたりと、なかなかバリエーションが豊富です。 (方向幕グリーン編をご参照ください) |
| ||
(左)経由地がみっちり詰まっているタイプの後ろ幕です。 博多駅行が窮屈そう・・。
(右)標準的な306番の後ろ幕です。 ももち浜や千代はもちろん、壱岐、宇美、桧原、吉塚、博多など多くの営業所が担当していたこともあり、比較的よく目にすることができます。 |
| ||
側面幕です。
(左)千代の車に搭載されていた、百道浜クリニックゾーン止めの306番幕。実際には運行されなかったような・・?
(右)標準的な側面幕です。 |
| ||
側面幕です。
(左)標準的な横幕です。・・一見、左上と同じに見えますが、博多駅行の標記に国立医療センターが省略されています。 ・・305番、306番等は、運行営業所が多岐にわたり、幕の製作する機会も多かったためか、細かな違いを含めると非常に多くのバリエーションがあります。
(右)標準的な側面幕です。比較的最近に作られた幕では、天神の横に(三越前)と停車バス停の注記が入ります。 同じく、壱岐営業所の(ソラリアステージ)の標記をする幕があります。 |
| ||
|
| (左)標準的な横幕です。直行便のみ「SRP(ソフトリサーチパーク)」表記が入ります。
(右)300番台の天神〜博多駅間が住吉経由に変更される1999年より前に使われていた幕です。国体道路のため、キャナルシティ標記が残っています。 |
|
|
| ||
ももち浜営業所の3603号車。 | 当時も古参、千代営業所の4013号車。 | 100円循環?・・いえ、朝の応援ダイヤで走る中型306番です。 |
|
異色のローマ字表記無しの前幕。吉塚営業所の7153号車。 | 千代営業所担当の幕です。5688号車。 | 都心からはめっきり姿を消した中ロンも以前はポピュラーに見かけました。 |
|
百道浜営業所の5846号車。 | 博多営業所担当の100円循環も、朝は応援で306番に入っていました。5310号車。 | 福岡ドームイラスト付きの306番横幕です。 |
|
朝に運行されていた「直行」タワー方面行。千代営業所の5822号車。 | 雑餉隈方面の44番・45番から直通運行される直行もありました。1201号車。 | 左のものとは表記が異なる直行です。愛宕浜営業所の5681号車。 |
|
後に、呉服町ランプ経由も直行を名乗り始めました。千代営業所の5687号車。 | 博多駅交通センターに入る直行便。上でもご紹介した百道浜営業所の5846号車。 | 上の3枚とは標記が異なるバージョンの、直行藤崎行です。千代営業所の5688号車。 |
|
|
| ||
312番 シーサイドももち線 |
| ||
呉服町〜ももちランプ経由と、タワー・博多駅間では問答無用の最速系統。 300番台の中では、新しい系統です。 平日朝夕の通勤時間帯には、すし詰めになるほどの人気!
方向幕について、都市高速の乗り口と降り口の両方を表記するほどの念の入れよう。誤乗対策もバッチリです。 ・・それにしても、やたらカタカナが目立つ幕です。 |
| ||
(左)愛宕浜営業所の横幕です。
(右)朝夕の通勤輸送の需要が高まるももち浜地区。 朝は「ももち浜ランプ経由 直行」が多数運行されていましたが、夕方は西公園ランプの通常便しかありませんでした。
そこで、タワー南口→博多駅の速達系統として、302番/312番の区間便がデビュー。 混雑するバス停である、ソフトリサーチパークを出ると、次にひとつ止まった後はすぐに都市高速! 帰宅のサラリーマンには嬉しい系統なのではないでしょうか。 |
| ||
|
| ||
デビュー間もない頃には、58MCも運用に入っていました。8684号車。 | 博多駅を出発する5604号車。 | ももち浜ランプに入る5608号車。 |
|
|
| ||
能 古 島 内 線 |
| ||
海を渡る西鉄バス。愛宕浜営業所から市営フェリーで10分の能古島。その島内路線用です。 龍の宮の海辺には、西鉄バスの小さな折り返し場があり、臨時用のバスなどが休んでいます。 (夜は、出退勤をかねて渡船場近くの駐車場で一夜を明かすバスが1台いるようです)
愛宕浜営業所の中型車にのみ搭載されています。 ・・時期により、ローマ字表記の有無がわかれるようです。
実車写真については、 scene-16 のこのしま をご参照ください。 |
| ||
|
| ||
のこ渡船場 〜 福岡空港線 |
| ||
| 2003年頃、短期間のみ運行されていた、のこ渡船場・シーサイド地区と福岡空港を結ぶ空連バス。 天神・博多駅を経由せず、都市高速経由で一気に空港へ向かう異色の系統でした。全便愛宕浜営業所担当。
▼運行経路 のこ渡船場〜マリナタウン〜豊浜団地〜福岡タワー南口〜シーホーク構内〜福岡ドーム〜西公園ランプ〔都市高速〕空港通ランプ〜福岡空港国内線ターミナル
悪天候等による都市交通行止めの際は、長浜通り〜天神北・昭和通経由or石城町経由〜博多駅〜空港通りを『ノンストップ』で走行。天神はおろか、博多駅にも止まらない豪快な走りを味わえました。 |
| |
| 行先番号は無く、代わりに空港行は飛行機、タワー行はドームとタワーを模したオリジナルのイラスト付きでした。 コレクター仲間からは「ハンバーガーとドリンクのセット」との愛称も(笑) なお、のこ渡船場行は、空港出発後すぐに方向幕を換え、下の無番系統の幕で運行していました。
開設当初は、新車に加え、宗像に転属していた元福岡空港連絡バスが愛宕浜に呼び戻され、福岡空港に向け疾走していました。 往年の市内〜空連バスの復活かと思われましたが、非常に利用客が少なく、1年も経たないうちに路線廃止となりました。
呼び寄せられた空連バスも愛宕浜で廃車となり、この路線の名残は、跡形もなく消え去ってしまいました・・。 |
| |
|
| ||
のこ渡船場行の幕、8684号車。よく見ると、上でご紹介したものと標記が違っていますね・・。 | 福岡空港南側の折り返し場に向かう空港行。8698号車。 | 廃止間際には1986年式の古参車まで走っていました!8024号車。 |
|
|
| ||
そ の 他 |
| ||
| 愛宕浜や吉塚の車には、 臨時ののこ渡船場系統の方向幕が搭載されています。
(左)古めの吉塚幕。天神〜のこ渡船場の下道経由臨時便。のこのしまの観光シーズン等に運行されていました。
(右)愛宕浜の臨時幕。姪浜駅も搭載されています。 |
|
沿線の各営業所
●西新営業所(2002年廃所)
西新パレス前に併設されていた西新営業所。 百道浜営業所の前身です。 西鉄バス方向幕中心部編 でご紹介する10番・20番・25番・68番等を主に担当。 収容台数はあまり多くはありませんでしたが、城南線系統や福岡市西部の折り返し場としても機能していました。
なお、構内にバス停があり、西新パレス前→西新岩田屋前(現在の西新パレス前)の経路で運行。 しかし同じ西新始発でも便によっては今川橋の貸切営業所に回送される便もあり、その便は西新1丁目始発で運行されていました。
・・同じ西新パレス発の便と言っても、20番や25番には、西新パレス(西新営業所構内)始発便と、西新1丁目始発便があったのも、懐かしい思い出です。 | |
●福岡タワー南口バス折り返し場。 (現:百道浜営業所)
ももち浜営業所が開設されるまでは、単なる折り返し場。福岡タワー南口〜西新営業所(西新パレス前)の送り込み区間便も運行されていました。
37番、福岡空港・志免経由新原行(JR香椎線の新原駅が終点)や、14番茶山線の手動幕の車が確認できます。 | |
ほぼ同じ場所で撮影した、営業所建設前(右)と、建設後(右下)。 土井営業所のB−Ⅰ顔の39代や、地下鉄七隈線開業により大減便される前の14番タワー系統など、懐かしい車の姿が見えます。
(下)百道浜営業所は、西鉄で初めて、車庫の一部が営業所建屋の下に設けられています。 | |
●愛宕浜営業所
1999年頃撮影の愛宕浜営業所。 あいにくの雨の日撮影です。
右端には、部品取り?の3797号車の姿も。 1983年式の58MC最初期の車です。 |
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |