韓国の鉄道&交通
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韓国遊学日記
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BBS
■本ページでは、韓国SBS(ソウル放送)のニュースで紹介された、韓国の鉄道&公共交通関係ニュースの原稿対訳をお送りします。
■本ページは、SBSホームページのニュース原稿を元に私自身が翻訳したものです。意訳を含みますし、誤訳も0にはできません。万一、本ページの情報を利用して利用者の方が何らかの損害を受けた場合も、責任は負いかねますので、あくまで参考情報としてお役立て下さい。また、本ページはSBSソウル放送と一切関係ありません。
■「ソース&動画」をクリックすると、SBSホームページにジャンプし、ニュースの原文(韓国語)をご覧いただけます。さらに画像下にあるのアイコンをクリックすると、ニュース動画をご覧いただけます。
■今月のニュース点描
○韓国でも大きく報道された、JR宝塚線列車脱線事件。隣国でどのように伝えられているか、お伝えするために本ページでも扱いました。やや勇み足気味の報道が目立ちますが、多数の死傷者が出ている事故なので、誤っている点については注釈を挿入しておきました。
○日本マスコミの報道からの引用が多かった中、SBSの直接取材で「マンション無傷」に着目した点は独自の視点。それは結構だが、兵庫県を「地震の弱い地域」と伝えたことには恐れ入った。
○考えていたよりも、ずっと大きな波紋を広げた「鉄道公社油田開発疑惑」。とりあえず鉄道ネタだし、訳しておくか…と思っていましたが、あまりの分量に加え、てんで専門外の経済用語に悪戦苦闘!スミマセン、ギブアップさせて下さい…続報は、
朝鮮日報
などの韓国系ニュースサイトをご参照下さいませ(謝)。
○竹島の攻防、教科書問題、日本の常任理事国入り…反日報道加熱の韓国マスコミ。当サイトで紹介することはなくても、鉄道ネタを拾う時には嫌でも目に入る。正直しんどい。 |
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高速鉄道、故障で20分余りストップ 2005-04-30 (07:05)
乗客170名余りソウル駅に戻る
29日夜10時半頃、釜山発ソウル行きの高速列車が、光明(クヮンミョン)駅で故障により止まり、20分間運行がストップしました。
鉄道公社は、乗客170名余りを後続列車でソウル駅まで移送し、車両を基地へ移動させて故障原因を調査しています。
日本列車事故 死亡者100名を越える模様 2005-04-28 (06:11)
カーブでの速度超過が事故原因
<アンカー>
日本列車事故の死亡者が、100名を越える模様です。事故原因はやはり速度超過だったようです。
東京から、チョ・ソンウォン特派員がお伝えします。
<記者>
事故現場からは、徹夜の救助作業が連日続けられる中、これまでに確認された死亡者は97名、負傷者は458名に上りました。
マンションに正面衝突した先頭車両の中に、運転士を含め8人がまだ残っていますが、ほとんどは亡くなっているものと推測され、死亡者は100人を超える模様です。
この車両は現在、マンション1階の駐車場内に深く食い込んでおり、救助隊員は列車自体を切り出す作業を進めています。
この列車は、もともとの長さである20mの半分ほどにつぶれた状態のため、事故当時の衝撃がどれほど大きかったのか推測されます。
事故調査委員会は、今回の事故が、列車がカーブで速度超過した状態で急ブレーキをかけたためであると推測しています。
ブラックボックスの分析結果、列車は脱線当時、制限速度の時速70kmを大きく超える108kmで走っており、カーブで急ブレーキをかけたものと思われます。
しかし普通の脱線現場から発見されるレールの脱線痕がはっきりしないことから、列車自体がまず一方に大きく傾いた状態でマンションに突進したものと推測されると、NHKが報道しました。
一方、今回の列車が衝突したマンションに対し政府が安全診断を実施した結果、崩壊の危険性はないようであると読売新聞は伝えました。
日本・列車脱線事故 原因は「高速疾走」 2005-04-27 (10:21)
日本・兵庫県で発生した列車脱線事故の原因は、列車が事故直前、時速100kmを越える速度で疾走したためだと分かりました。
兵庫県警察本部は、列車から確保したモニターを分析し、事故の列車が曲線区間の制限速度である70kmより1.5倍速く走っていた事実を明らかにしました。
一方、27日午前7時現在、列車脱線事故による死亡者数は91名、負傷者数は456名に増えました。
マンションを突き破った先頭車両と2両目に、運転士を始めとする10名余りがまだ閉じ込められ、救助作業が続けられていますが、人の気配が感じられないと救助隊員は伝えています。
ドイツで列車脱線、16名死傷 2005-04-27 (06:24)
ドイツでも列車が脱線する事故が起こり、運転士が亡くなり、15人が負傷しました。
乗客53人を乗せた列車は、ドイツバイエルン州キャンプテン市付近で、踏切を渡っていた道路工事用車両と衝突し、線路を外れ横転しました。
遮断機が下りてくる前に踏切へ進入した車両がゆっくり動き、ついに抜け出せなくなったものと推定されています。
運転士がその場で亡くなり、列車の乗客15人が負傷しましたが、道路工事用車両の運転者は衝突直前に素早く飛び降り、難を逃れました。
日本列車事故、在日同胞2名死傷 2005-04-26 (19:29)
<アンカー>
昨日日本で発生した鉄道惨事の被害者が、死亡73名、負傷441名と大きく増えました。まだ生存者が列車内に10名ほど残されていますが、在日同胞も2名が死亡、負傷しました。
まず、チョ・ソンウォン東京特派員です。
<記者>
73人の死亡者の中には、在日同胞の35歳、チョン・チリョンさんが含まれています。
また50歳のヤン・チャンウォンさんは、肋骨を折り負傷しました。
警察は、今回の事故の直接的な原因が、速度超過であると推定しています。
ブラックボックスの「車両モニター」の分析結果、列車が制限速度の70kmを大きく上回る、時速100kmで付近を走っていたと、毎日新聞が伝えました。
線路に石粉が残っており、線路上の異物が脱線を引き起こした可能性も、排除できません。
また、事故の列車が直前の駅で、8mではなく、実に40mを過ぎて停止したため、時間を浪費しました。
それほど、運転士は時間に追われる他なかったということです。
「最初は(停止線から)8mを過ぎたと言ったが、実際は40mを過ぎたと明らかにした」(注)西日本鉄道関係者・原稿ママ)
このような中、今日昼1時頃、東京付近の茨城県で、トラックと高速列車が衝突しました。
トラックの車軸が踏切にはまり、非常ベルを鳴らしましたが、列車が止まれなかったものです。
死者はありませんでしたが、惨事発生から1日で再び起きた列車事故に、日本列島は胸をなでおろすばかりです。
翻訳者注釈
*) 西日本旅客鉄道(JR西日本)が正当
日本列車事故、衝突マンション「無傷」 2005-04-26 (19:51)
頻繁な地震の備え・頑丈な耐震設計役立つ
<アンカー>
事故の瞬間、列車内はそれこそ生き地獄となったようですが、列車が飛び込んできたマンションは無傷でした。きちんと耐震設計がなされていたおかげです。
続いて、事故現場を取材した、ヤン・ユンソク特派員です。
<記者>
今回の事故が、脱線地点から6m離れたマンションの建物のため、被害が大きくなりました。
マンションの住人は、衝突の瞬間、震度3、4の地震が起きたと思いました。
専門家は、当時の速度と列車の重さを考えた場合、少なくとも4、5トン程度の衝撃が加わったものと推定しています。
しかしマンションは、1階駐車場の一部のみ破壊しました。
「列車の衝突した1階に補強処置のみ、しておいただけです」(消防士:原稿ママ)
事故の直後、ほとんどのマンション住民はホテルへ移りましたが、一部の住民は普段と変わりなくマンション内で生活しています。
日本の線路周辺には、2〜3m足らずまで、建物がぎっしりと張り付いています。
「(列車の脱線を前提としていないため)建築法上、線路周辺の住宅建築に対する規制はまったくありません」(建築専門家:原稿ママ)
今回、列車が正面衝突したとすれば、マンションが大きく壊れたものと思われますが、列車が側面から衝突し、衝撃が逆に相当部分、列車へ吸収され、乗客の死傷者が多くなりました。
特に、東京など大地震の予想される地域は震度8まで、事故発生地域の兵庫など地震の弱い地域も、震度5までは耐えられるようにされた耐震設計規制のため、マンションの被害を小さくできたものと分析されます。
日本列車事故・死亡者71名に増える 2005-04-26 (10:05)
<アンカー>
昨日午前、日本で発生した列車脱線事故の被害者が、時間が経つにつれ増えています。死亡71名、負傷者数は450名に迫っています。
ナム・ジョンミン記者がお伝えします。
<記者>
死亡者数が70名を超え、負傷者数は441名と集計されている中、今回の事故による韓国人の被害は、まだないものと確認されています。
真夜中の事故現場では、生存者の救助作業が行われました。
付近のマンションと衝突した列車の中に10名余りが閉じ込められ、救助を要請していますが、時間が経つにつれ、一部の人は意識を失くしていっています。
運転士の生存は、まだ確認されていません。
一方、今日午前2時45分頃には、18歳の男子学生が事故発生から17時間ぶりに、劇的に救助されています。
日本政府は、数百人の調査班を派遣するなど、列車事故としては最大規模の調査人力を構成しました。
小泉総理が徹底した原因究明を指示したのに続き、天皇も遺族へ慰めのメッセージを送るなど、日本列島は今回の惨事により、哀痛の雰囲気になっています。
事故の原因を捜査中の警察は、今日中にも列車の所属社である注*)西日本鉄道本社を強制捜索する方針です。
警察は、列車が直前駅を遅れて出発し、遅れた時間を挽回するため、列車が最高速度で走ったものと推測しています。
しかし事故地点の線路に石粉の痕跡が残っていることから、線路に異物が置かれていた可能性も排除していません。
日本の報道では、運転士のミスと弱い列車の車体、そして脱線防止システムの不備など、複合的な理由が今回の事故を最悪の惨事へと導いたと分析しています。
翻訳者注釈
*) 西日本旅客鉄道(JR西日本)が正当
日本最悪の列車事故…数百名余り死傷 2005-04-25 (19:55)
580名を乗せた電車、マンションに突っ込み転覆
<アンカー>
鉄道に関して、安全神話を誇りにしてきた日本で、今日の出勤ラッシュに最悪の列車事故が起きました。信じがたい事故は、東京から南西方へ410km離れた、兵庫県尼崎市で起きました。現在まで、実に注1)50名以上が亡くなり、けが人は3百名を大きく超えています。
東京、チョ・ソンウォン、ヤンユンシク特派員が順にお伝えします。
<記者>
紙切れのように押しつぶされた列車が、マンションの一部をえぐり、突っ込みました。
後に続いていた車両も、飴のように曲がっています。
出勤時間帯のため、電車7両に、満員に近い580名あまりの乗客が乗っていました。
「早い速度でカーブを回ったようで、体が空中に浮いたんです」
「(怖くて)つり革を掴んだ瞬間、体が片方に飛んでいきました」(被害乗客:字幕ママ)
事故の列車は、カーブを走っていたところ、先頭車両が脱線し、後続の車両3両が続けて脱線、この中で前の2両は、線路から6m離れた9階建マンションに突っ込みました。
幸い、1階の駐車場の乗用車だけ壊れ、マンションは崩壊しませんでした。
事故の列車は、直前の駅構内で8m過ぎて停車したため、再び停止線へ後退する過程で1分30秒を浪費し、この時間を挽回するため速度違反したものと推測されます。
制限速度の時速70kmを、かなり超えていた計算です。
「時速133km以上で走った場合、脱線する可能性があります」(村岡/注2)日本鉄道本部:字幕ママ)
今回の事故は、187人が死亡した1947年・埼玉県の列車事故以来、58年ぶりの最悪な鉄道事故として記録されました。
日本の社会では、列車は生活の重要な部分を占めています。
最悪の列車事故に、日本列島は大きな衝撃を受けています。
翻訳者注釈
*1) 19時55分現在、確認されている死者は50名です。
*2) 「JR」のことを指しているものと思われます。正確にはJR西日本本社です。
日本・列車事故は人災…システムの欠陥 2005-04-25 (19:47) 2005-04-25 (10:34)
<記者>
1947年、自動停車装置の故障により187人が亡くなった大惨事が発生して以来、日本は鉄道に関して、安全に最優先を置きました。
しかし、欠陥は少なくありません。
まず、列車の設計に問題があるという指摘です。
日本鉄道・JRは、管理費用の節減や、軽量化を通して電力消費量の節減のため、車体を既存の鉄鋼材から、今回の列車のようにステンレスやアルミニウム材に変えました。
素材が弱くなった点のため研究を重ね、強度を補完しましたが、正面衝突時に発生する圧力などに対する安全基準のみあり、側面衝突に対する基準はありませんでした。
また、事故地点に自動列車停止装置、ATSが設置されていましたが、前方の列車との間隔を制御するのみで、速度オーバーを自動停止させる機能のない、旧型のものであると確認されました。
今回の事故を起こした列車の運転士は経歴11ヶ月で、昨年にも注)速度オーバーで摘発を受けたことがあります。
結局、システムの欠陥と人災が一つとなった大惨事でした。
これまでに50人が亡くなり、320人が重軽傷を負ったものと集計される中、韓国人の被害はまだ確認されていないと、大阪総領事館は発表しました。
翻訳者注釈
*) 「停止位置過走による処分」が正当。
日本列車脱線事故…50名死亡 2005-04-25 (16:16)
重傷者多く死者さらに増える模様
25日午前、日本西部の兵庫県尼崎市で、出勤ラッシュの列車が脱線し、50人が死亡、239名が負傷しました。
25日の事故は、注)尼崎駅を出発した列車が1kmほど過ぎ、カーブを曲がる際に先頭4両の電車は線路を脱線し、付近の駐車場とマンションの建物に突進して発生しました。
鉄道当局は、この列車が事故の直前の駅で、8mを過ぎバックした点などを考慮し、速度超過による事故である可能性を重く見ています。
現在、負傷者は付近の病院へ搬送されていますが、重傷者が多く、犠牲者の数はさらに増えそうです。
翻訳者注釈
*)「尼崎駅から1kmの地点で」が正当
日本兵庫県で注1)乗用車−電車衝突 2005-04-25 (10:34)
25日午前9時20分頃、日本西部の兵庫県注2)アマカサキ市で、注1)踏切を渡っていた乗用車と電車が衝突しました。
この事故で、乗用車が大きく壊れ、電車3両が脱線したため、乗用車の運転士と電車の乗客など3人が亡くなり、60人以上が重症を負いました。
また電車1両が線路横のマンションにぶち当たったため、マンションの建物が大きく壊れました。
警察は、負傷者の中に重傷者が大勢いるため、人命被害が大きくなりそうだと語っています。
当時、電車には200人の乗客が乗っていました。
翻訳者注釈
*1) 事故発生当時の報道内容です。日本でも、このように報道されていたようです。
*2) 原文での誤植です。以後の報道では、「アマガサキ市」に訂正されています。
地下鉄の携帯電話マナー守って 2005-04-22 (09:47)
ソウル地下鉄公社は通信大手のKTFと共同で、電車内での携帯電話マナーキャンペーンを実施すると発表しました。
地下鉄公社は「今回のマナーキャンペーンを通し、地下鉄が単純な交通手段を超え、文化空間としての座につくことを期待する」と語っています。
首都圏電鉄(国電)定期券、今日から利用開始 2005-04-15 (07:15)
<アンカー>
ソウルでのみ利用可能だった電車定期券制度が、今日から首都圏に拡大運用されます。
ナム・ジュヒョン記者です。
<記者>
仁川市や京畿道の住民も、今日から首都圏全域で電車定期券を利用できます。
料金は、移動距離によって14のエリアに分けられています。
市庁〜ピョンチョン間など、距離が24km以内の1区間は3万5200ウォン、150kmを超える14区間は8万6千ウォンで、距離に比例して設定されています。
「15%を割引した金額に、44回の料金を乗じて設定しました。実際には60回まで利用できるようにしています」(チョン・ヨンチャン/ソウル市交通計画課長)
これによって、一ヶ月間に60回を使い切った場合、片道料金を出す時より、最小1万2800ウォンから、最大5万2千ウォンまで割引を受けることができます。
プリペイド式交通カード形の定期券は、地下鉄駅の窓口で2500ウォンで購入でき、支払われた利用区域内のみで利用可能です。
該当利用区域を越える場合、1回づつ利用可能回数が自動的に減っていきます。
京仁線電車1時間ストップ 2005-04-13 (20:17)
電力供給中断・故障、清涼里〜南営の区間で不通
今日午後5時頃、京仁線電鉄区間・南営(ナミョン)駅で電車に供給される電力が途絶え、清涼里(チョンニャンニ)駅から南営駅まで、地下鉄1号線の電車が1時間近くストップしました。
鉄道公社は、事故から15分後に電気供給は再開しましたが、南営駅に止まっていた電車が故障したため、後続の電車が相次いで止まったと話しています。
地下鉄1号線3分間ストップ 2005-04-13 (06:41)
13日早朝6時7分頃、地下鉄1号線富川(プチョン)駅で、電車が立ち往生する事故が発生しました。
韓国鉄道公社によると、制動装置に問題が発生し電車が3分ほど止まったが、6時10分より正常運行しているとのことです。
一部の乗客は、電車の下から煙が上がり、焦げた匂いがしたと心配していましたが、避難する騒ぎにはなりませんでした。
[機動取材]雨漏り龍山駅 2005-04-10 (19:22)
<アンカー>
昨夜、ソウルに40mm程の雨が降りました。ところで、数千億ウォンを投じて新築された龍山(ヨンサン)駅が、水騒動を経験しました。
クォン・ヨンイン記者です。
<記者>
昨夜の龍山駅です。
1年しかならない新しい駅舎建築の天井へ、穴でも開いたかのように、水が流れ落ちてきています。
あちこちで、急いでバケツを置いていきますが、とても足りません。
床はいっぱいに濡れ、水溜りになっている所もあります。
「ここで、ざあざあ振って来たの。あのてっぺんから。水が唖然とするほど降って来たんだから。もう…さっきの、そんな時に撮らなきゃ…」(龍山駅清掃職員)
天井の排水溝が、ゴミで詰まったことが原因でした。
「上に排水溝があるんですが、排水溝がゴミで詰まっていって、水が漏れたんです。それが溢れていって…」(建設企業関係者)
駅内部を管理する鉄道公社は、天井真下の排水路の清掃に、手を休めていました。
「(ここの清掃がなっていないんでしょう?)そうです。私が考えても、いくらか掃除すれば詰まらなかったのに」(鉄道公社関係者)
問題は、駅舎の内部を管理する鉄道公社と、建物全体を管理している企業の間に、排水路に対する責任を、明確に交わしていなかった点です。
「公用部分ということで、完全に駅舎専用でもなく、龍山駅専用でもない部分もあったのではないのでしょうか?こんな部分はお互い協議して決めるべきことなんですが…まだ特に協議会が…」(現代駅舎/建物管理企業担当者)
5千億ウォンを越える資金を投じても、わずか40mmの雨に穴を空けられた龍山駅。
無責任でいい加減な管理の中、龍山駅を利用する1日20万人の利用客は、不安な気持ちを隠せません。
「ここが新しくオープンして、たいして経ってもいないんでしょ?それでもう手抜き工事になって、雨が漏れているのなら不安ですよ」(利用客)
航空会社、15日から航空運賃値上げ 2005-04-07 (10:32)
原油価格に合わせて航空運賃を変動させる、旅客油類割増料制度が施行されたことに伴い、大韓航空とアシアナ航空は来たる15日から、航空運賃を値上げすることにしました。
これに伴い、アメリカやヨーロッパの一部などの長距離路線は、往復基準で44ドル、一部東南アジアの国など短距離路線は22ドル値上げされます。
ただし、日本、中国、タイ、ロシア、イタリアなどへの路線は、今回の値上げから除外されます。
鉄道公社、「露・油田開発疑惑」民間事業者へ調査広がる 2005-04-06 (19:28)
<アンカー>
鉄道公社のロシア油田開発疑惑と関連し、監査院がチョン・デウォル氏など油田開発事業に投資した3人を、来週に調査することにしました。開かれたウリ党のイ・グァンジェ委員に対する調査の可否は、これらの調査結果を見て判断することとしています。
カン・ソンウ記者です。
<記者>
監査院は、鉄道庁がロシア油田開発への参加のため持分を購入した、コリアコールドオイルの民間投資者3名に対し、来週中にも調査を始めると発表しました。
出国禁止処置とされたチョン・デウォル・ハイエンド社社長と、クォン・グァンジン・クックエナジー代表は、来週初めにも調査日程を立てると、監査院の有力関係者が明らかにしました。
外国へ出かけているホ・ムンソク氏も、来る10日に帰国次第、調査を受けると監査院に連絡したと語っています。
イ・グァンジェ・ウリ党委員の積極的な介入の可否は、まだ確認されていませんが、民間投資者3名を調査した後、必要性を再度判断する方針とのことです。
ハンナラ党は、今回の事件が権力型の不正である可能性が高いとし、国勢調査の可能性も論じました。
「監査院の監査が続けられているが、全体的な過去の権力型不正を隠蔽する手順で行われています」(カン・ジェソプ/ハンナラ党院内代表)
これに対しウリ党は、監査院の調査が進行中であり、国勢調査は時期尚早であると語っています。
鉄道公社、油田開発事業者 持分放棄圧迫 2005-04-02 (18:30)
大株主SBSに明かす、「鉄道公社は疑惑表面化憂慮、契約破棄」
<アンカー>
数十億ウォン台の契約金を踏み倒される危機に置かれた、鉄道公社の油田開発事業、論乱が続いています。ところで、この事業を提案した大株主の一人がSBSとのインタビューで、鉄道公社の無理な欲が、災いを招いたと語りました。
コ・チョルジョン記者がお伝えします。
<記者>
この事業を最初に提案したクォン・グァンジン氏は、SBSとの電話で鉄道公社が昨年9月、共同事業者の持分放棄を要求したと明らかにしました。
「彼らは、この事業はよいと思ったんです。欲が生まれました。それで我々の株式をすべて奪えば、彼らの思い通りにできますから」(クォン・グァンジン/初期共同事業者)
持分を渡さないのなら、契約が破棄されるとの脅しに、クォン氏と他の大株主のチョン氏は、持分譲渡契約を結ぶほかなかったのです。
またこの過程で、合作会社の他の株主の持分5%中、4.99%が鉄道公社の高位幹部に渡されたこともあったと、クォン氏は主張しました。
「4.99%が個人(鉄道公社高位幹部)にしたことが、監査院の監査に指摘されました。ただ、監査院でそれが波及効果が大きいので…」(クォン・グァンジン/初期共同事業者)
ですが、チョン氏に金を貸した私債業者が持分売却代金を渡すよう要求し、チョン氏は売却代金の中から相当額が、第3者に与えるリベートだと拒絶し、問題が表面化しました。
結局、私債業者が査定当局に投書してはじめて、鉄道公社側がリベートなど各種疑惑が表面化し、無理な契約を破棄したというのが、クォン氏の主張です。
鉄道公社はこれまで、ロシア側の契約条件不履行が契約破棄の原因だと主張してきました。
一方、監査院はチョン氏に対し出国禁止を要請し、来週からシン・グァンス鉄道公社社長などを招致し、調査を始めたのち、今月中にも監査を終える予定です。
関連記事:鉄道公社ロシア油田開発請負 疑惑広がる 2005-03-31 (17:56)
地下鉄2号線、2度にわたり故障…朝ラッシュの市民大きな不便 2005-04-01 (18:42)
<アンカー>
今日朝、出勤ラッシュの地下鉄2号線が、相次いで2度も故障により立ち往生しました。イライラの中で遅刻が続出し、あわや大事故のひやりとする瞬間もありました。
チョ・ジヒョン記者がお伝えします。
<記者>
列車がまったく出発しようとせず、電車に乗っていた乗客たちが皆降りてきました。
前を走っていた列車が、故障したためです。
最初の事故が起きたのは、朝6時5分。
2号線蜜室(チャムシル)方面の列車が、江南(カンナム)駅付近で立ち往生し、2号線の一部区間が50分にわたって不通になりました。
3時間あまりが過ぎた午前9時20分。
2号線・ソウル大入口駅で、再び別の電車が止まりました。
「出発して10メータほど行ったのですが、列車が止まりました」(チャン・サンソン/ソウル大入口駅長)
復旧するまで40分。
新道林(シンドリム)から教大(キョデ)駅まで列車の運行が中断されました。
地下鉄公社は、2つの事故はすべて機器異常により電気過負荷を制御できず、電気供給が途絶えて起きたと発表しました。
「過電流が流れた場合、他の機器の被害を最小化するため、電気を強制的に遮断します」(イム・スンドン/ソウル市地下鉄公社・車両検修課長)
二度にわたる不通の被害を受けたのは市民たち。
「1時間遅れました。市民の足が止められてはいけないのに故障するのだから、本当にイライラします」(市民)
「いつ復旧するのかも言わず、ただ待てと言うばかりでもどかしいです」(乗客)
一方、今日午前8時頃には、忠正路(チュンジョンノ)駅を過ぎた2号線の列車がドアの故障で、ドアを開けて走る、ひやりとする状況も起きました。
今日KTX開通1周年 2005-04-01 (06:39)
<アンカー>
高速鉄道KTXが、1日で開通1周年を迎えます。
鉄道公社は、開通後1日平均7万4千人が高速鉄道を利用し、この1年間で2千700万人の乗客を輸送したと発表しました。
またソウルと釜山が2時間40分を突破するなど、長距離交通手段の地位を占め、国民の生活パターンを変えたと分析しています。
鉄道公社はしかし、乗客が予想の半分に留まり、昨年2千億円の赤字を出したと明らかにしました。
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