このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

北米見聞録

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見所が多すぎて時間が足りなくなる「ワシントンDC」


 一般的にワシントンDCと言えば「ホワイトハウス」が最も有名で、他には国会議事堂やペンタゴン等を思い浮かべる人も多いでしょうが、博物館の規模は世界一と言っても過言ではないくらいです。それらの博物館の多くを運営しているのが 「スミソニアン協会」 (詳しい事はLINK先参照)で、殆どの博物館が無料で見学できるのです!!
 ますはスミソニアン協会本部を見学してみましょう。
 スミソニアン博士の棺が置いてありました。イギリスの科学者だった彼は一度もアメリカの地を踏む事無く没したそうです。
 館内は不思議な展示品が並んでいました。
 動物の剥製も・・・
 この時はガイドブックからの情報以外は、殆ど予備知識無しで入ったのですが、この建物はスミソニアン博物館群の中で最初に建てられたそうです。
 次に隣の「国立航空宇宙博物館」へ入ったのですが、駆け足で見たにも関わらず1時間半を費やしてしまいました。
 セキュリティチェックの後、館内に入り頭上を見上げれば沢山の飛行機がお出迎え。
 ミサイルも並んで展示されています。
 初の動力付き有人飛行機「ライトフライヤー号」の実物です。本物に近付けるなんて日本では考えられません。
 航空機用のエンジンでしょうが、V型8気筒ですね。OHV方式って言うんでしたっけ?
 星型や直列型など様々な種類のエンジンが展示されています。飛行機に深い興味が無くても、クルマ好きやメカいじりが好きな人には興味津々。パネルは英語なので殆ど読む事が出来ませんでしたが、まともに読んでいったら半日くらいつぶれてしまいそうです。
エンジンから直接推進軸で駆動されています!クラッチの類も見当たりませんでした!どうなっているのでしょう??  これは何とも不思議なバイク。飛行機の開発と何らかの関連があるのでしょうが、詳細は分りませんでした。
 ただ、一つ気になったのは(画像にカーソルを当てて下さい)
 これはジェット機の試作模型。戦時中の日本もジェット機の研究が行われていたそうです。日本の技術は恐ろしいくらい進んでいたのですね。
 古いジェットエンジンです。レシプロエンジンよりも精密で特殊な構造に見えます。
 戦闘機もこの角度から見ると可愛らしく見えてしまうから不思議。
 プロペラの戦闘機も多数展示されていますので、その中のいくつかをご覧下さい。
言わずと知れたゼロ戦ですね。航続距離の長さと旋回能力の高さで当時は世界中から恐れられたようです。
 旅客機も展示されており、戦闘機を見た後だと安心しますね。
 旅客機の開発についての展示もあり、機内のモックアップも展示されていました。飛行機に関する事なら何でもありと言った所でしょうか・・・
 最後に見たのが宇宙開発のゾーン。宇宙服って重いんですよね。戦国時代の甲冑くらいでしょうか・・・
 月面探索車?座席が随分と簡素な事。
 これも月面(それとも他の惑星)探査用のロボットでしょうか?
 小型の物も宙に浮いた状態で展示されています。
 ロケットのエンジンでしょう。吸い込まれそうで恐い。
 大きなフジツボ・・・じゃなかった、アポロ11号です。
 細かい所までは見る事が出来なかったのですが、時間が圧しており次の博物館へ向かいました。

 展示物を見ている間、自分が日本から遠く離れたアメリカに居る実感を失っていました。ここはワシントンDC・・・
 次に向かったのは「国立アメリカ・インディアン博物館」。
 アメリカの先住民の工芸品が展示されています。予備知識が無く詳しい事は分りませんが、見ていて飽きません。
 先住民の暮らしていた様子が展示されています。
 航空宇宙博物館と違って静かだったので動画撮影も試みました。PCの前のあなたもワシントンDCの博物館巡りを体験してみませんか?
(動画をクリックして下さい)
 ここで興味を惹いたのは様々な種類のトウモロコシ。黄色や白っぽいもの、中には紫色の物もありました。食糧以外に何かに使われたのでしょうか?
 広大なアメリカ大陸なので地域によって色々な種類のトウモロコシがあるようですね。
 土偶?埴輪?先住民が何かの儀式で使ったのでしょうか?
 沢山の鉄砲が展示されていました。中には近代的な物もありました。
 先住民達の衣装。民族と地域によって異なるのか種類も多かったです。
 これは!コンバースのネイティブ・アメリカン仕様??コンバースが好きな俺としては気になるところ。
 雪上車です。カナダやアラスカ等の探索用だったのでしょうか?随分と古い車体でした。
 18時になり、ようやく博物館を出ました。ホワイトハウスと並んでワシントンDCを印象付ける建造物の「国会議事堂(連邦議会議事堂)」です。広大なモールと呼ばれる公園地帯を挟んで反対側にリンカーン記念館があります。
 国会議事堂前の水飲み場。ぬるくてあまり美味しい水ではなかったです。
 近くまで寄ってみました。迫力ありますね〜
 この時友人のMYK氏からリクエストがあった調査で「アメリカでは現代(ヒュンダイ:韓国の自動車メーカー)」の車はどのくらい走っているのか聞かれていました。
 ワシントンDCの一角だけでも相当な数が居ましたので、現代のシェアは日本以上です。
(画像にカーソルを当てると別の現代の車が見えます)
 ナショナルギャラリーの近くにあった石造。こういうのを沢山見てしまうと、日本のソレを見たときの感動が薄れてしまいそうです。
 ナショナル・ギャラリーの彫刻庭園です。美術館の中に入る時間は無かったので外の展示物を見る事にしました。
 ユニークなアートがありますね。
 家が?目の錯覚かな?
(動画をクリックして下さい)
 観光案内所近くのフードコートで夕食を食べました。学校の遠足なのか、観光客に混じって沢山の子供が来ていました。
 この旅に出たばかりの頃は、自分と違う人種の人達が沢山居る所に入っていきにくかった(人目が気になって仕方なかった)のですが、今は堂々と食事出来るようになりました。多人種が入り混じる北米では、自意識過剰になる必要は無いんですね。
(画像をにカーソルを当てると食べた物が写っています)
 この近くにはレンタサイクルがありました。広大なワシントンDCを見て回るには便利でしょうね。
 随分と古い郵便局。ワシントンDCは古代都市のような風格があります。
 泊まったホテルから見えた光景。街角でジャズの練習をしている人が印象に残りました。


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