このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
2006年 5月2日 火曜日 実家を出発,国道2号を西へ走る. 整備されたバイパス区間で,高速に近い感覚でどんどん走れる.のペースで走っていたら驚くような急カーブで元のR2と合流. そこからは多少渋滞しながら三原,R185で竹原方面へ.瀬戸内海沿いを呉線と絡みながら進んでいく. 途中で105系の更新車と併走になる.向こうが駅に止まるので何度か追いつく. | |
程なく竹原へ到着.フェリー埠頭も発見.福山から多度津の船も考えたが四国上陸後のコースと泊まりたい宿を勘案してこちらの航路を選んだ. お金も安い.切符を買って回りを見物しながら待つ. 船は1時間に一本.程なく到着する.大和ツアーの観光バスなど結構いっぱい乗っていた. | |
さて,フェリーに乗り込む.出発まで10分程だが乗り込む車が少ない. うち海で波が少ないせいか,バイクはロープもかけず,前後の輪止め(三角の木)とメインスタンドの下に同じく輪止めを入れるのみ. すごく簡単. トラックなどぼちぼち乗り込みあっさり出発.バイクはもう一台,地元の人っぽい. というか生活航路で,出発間際にやって来てさっと乗り込むようだ.右に左に島や,しまなみ海道の巨大な橋を眺めながら1時間ほどの航海. ほとんど揺れることも無く波方港に到着. | |
波方に到着後,半島の先の大角鼻に行ってみる.特に何も無いので半島を回り,県道15〜R196〜R317と進む. 早々に山に差し掛かり四国の雰囲気を感じる.ワインディングなのは良いのだが,進行方向に立て溝を切ってある路面で 精神的に走りにくい.途中で県道178に曲がりさらにマイナーな雰囲気を味わう. でよせばよいのにさらに高縄山方面,というわき道に入り込む.ここの下りがウェット,落ち葉,小石など走りにくい路面で超スロー. | |
緊張しながら下り,里に出てきたところで渋い神社を発見. 地元の人たちが大切にしている感じがにじみ出ている.バイクを止めて写真を撮り,神社に参ってから走り出す. 県道17に出ると今日の目的地はすぐそば.行き過ぎて戻ったりしながら北条の駅前通りに曲がりユースの看板を発見する. | |
受け付けて内風呂に入れてもらい18時ごろ.晩ご飯までの間,散歩.夕日が見れそうだ.駅の方に少し戻ってお店でビアを一缶仕入れる. ちょっと先に鹿島という小島があり,渡し舟が出ている.船の屋根には鹿が乗っている.船内の天井から鹿の足が出ているそうな・・・. | |
堤防に腰掛けてビア飲みながら夕日を眺める.島の右側に沈んでゆく.地球が回っているのを実感する瞬間. 宿の晩ご飯がなかなか素敵.10人ほどで大皿料理を取り分ける.ペアレントさんが熟練の技で注いでくれるビアといろいろ工夫が詰まった料理. 天然ハマチのお刺身など,飲みながらゆっくりいただく.かなり時間をかけて食事するユースですごく自分好み. またしても食後は速攻で寝落ちしたようだ. | |
2006年 5月3日 水曜日 北条の町は今日はお祭り.万国旗など張りめぐらされている. 動きにくくなる前に早々に出発.県道20〜40〜R317を今治方面,また県道196と変な道を選んでみる. | |
県道334をちょっと走りR11で移動,R494に進路をとる.幹線のR11に比べるとローカルムード,四国らしい大きな山塊が行く手に見える. 登り始めてもしばらくは田園地帯.そこそこ高度を稼いで見下ろすと見事に棚田が広がっている.四国の棚田は石垣になっているのがポイント. 他にも良い場所があるかと思ったけど,後から思うと今回のツーリングでここが一番きれいな棚田のポイントだったと思う. | |
黒森峠を越えて県道をつないでR33に出ると写真の岩のポイント.軍艦の舳先のような巨岩が川に突き出している. 道路から見下ろす川の水がとてもきれい. | |
幹線国道R33をしばらく進むと目的のR440の看板,曲がってみると前回には無かった新しい道でループ橋とトンネルで集落を避けて一気に登る. つまらないので一度戻って古い道を探す.入り口の落出の集落で休憩. 古い道は集落の間を通り曲がりくねってどんどん高度を稼ぐ.やはり四国に来たならこういう道を走らないと. 水を張った田んぼ,新緑の山が明るい光に映えてきれい. | |
狭い道を通って地芳峠に上がる.特に何もない峠で,廻りにカルスト的な風景があるわけでもない. 峠の下にはトンネルを工事中で,数年後にはどうなることやら. ちょっと風景を見て下りに挑む.下ったところで県道304に曲がり,R439に出たところでガソリンスタンド発見. 給油してトイレを借りる.早めの給油を心がける. | |
県道48で天狗高原,四国カルストに登る.ここもくねくね,急坂の道. 登ったところで観光施設があるが,軽食(パンとか)がない.朝ごはんもいっぱい食べたので食堂に入る気もせず, 缶コーヒーでごまかす.連休の人出でにぎわっている. 何度か四国に来て,このあたりにも毎回来ているが天狗高原は初めてかもしれない.高原の明るい光に 典型的なカルストの風景が良いコントラストである. | |
観光客の車が多いカルストを抜けてもう一度地芳峠を通り県道383〜36と進む.これが山の中を延々と続く道で, 飽きるほど山道を走ったようでもまだまだ高い谷の上にいたり,という感じである. 途中県道32と絡むようなところがあり,自分がどこを走っているか分からなくなりかけるが, 肱川町にちょっと入ったところでR197に行き当たる. 国道なのでコンビニとかあるかなあ,と思ったが何もない.県道29に曲がったところで商店を発見. 休憩にする.ここでも軽く食べられるパンが手に入らない.たまには甘い缶のミルクティを飲んで エネルギ補給. | |
休憩後県道29を走り出す.まだ時間があるのでもうちょっと回り道.と思ったらヤマザキ系のコンビニ発見. しかしスルーする. R441の桜が峠をトンネルで越えて今日最後の山道区間.地図上の曲がりくねった感じよりかなり走りやすい道で 近永に出てくる.線路や駅があって,何線だろう?と考える. 近永〜広見へ進み最終コースのR320.メジャーな道なので,すれ違うライダーが急に多くなる. | |
程なく今日の宿,ON&OFFに到着.余裕たっぷりの時間.食事を含めると3度目.相変わらず元気の良いおやじさんが迎えてくれる. ここは本当にライダーがいっぱい.元ライダーで今は車で来る家族連れもいる.びっくりするような造型の初めて見るバイクもある. 若いライダーが連れ立ってのツーリングは見ているこちらも新鮮な気分になる.のんびり過ごした後で晩ご飯. ビア飲みつつボリュームたっぷりの定食をいただいて,またしても食後は早々に就寝. 寝だめをしつつ,だんだんとツーリング向きのグッドな体調になってくる. |
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |