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  番付レポート                                                                2008.118

                     富士急行線Best30(アドマチ風)
  
トップページ 第30位〜21位
(2008.10.25)
第20位〜11位
(2008.11.1)
第10位〜1位
(2008.11.8)

【ブラン】それではいよいよベストテンの発表です。
果たして栄光の第1位は・・・・・。

【第10位】  おばちゃん駅長のいる駅

富士急行線には、おばちゃん駅長がたくさんいます。おばちゃん駅長は、集改札はもちろんのこと、乗客の安全確認からホームの掃除まで、いつも忙しそうに働いています。
どの駅も清潔で花がきれいです。また駅によって、いろいろな展示をしたり催し物をしています。
駅舎は住まいと一緒になっています。写真は三つ峠駅ですが、建物の左側が駅で、右に住居の玄関が見えます。
【第9位】  富士吉田駅のスイッチバック

「次の富士吉田駅では進行方向が変わります」と車掌さんが案内するのがスイッチバックの富士吉田駅です。
写真は大月発河口湖行の電車が到着するところで、直進して2番線へ入り、折り返してシーサスを渡って左側の線を河口湖に向かいます。逆に河口湖発大月行は、左側1番線に入って折り返します。
富士急行線は御殿場への延伸を予定していたため、このような形になったのではないか、と思います。
【第8位】  女性運転士&車掌

富士急行線には、女性の運転士と車掌さんがいます。女性運転士の第1号が誕生したのは確か伊豆急行だったと思いますが、富士急行も結構早い方だったと思います。
女性の車掌さんに行き会うには、フジサン特急に乗れば確実です。フジサン特急では、車掌さんが車内販売もします。
なお余談ですが、富士急行(静岡バス)には女性のバス運転手さんもいます。
【第7位】  E233系東京行

E233系4連が毎日2往復、東京−河口湖間で運転されています。夜2本河口湖へ到着し、滞泊して早朝東京へ向かいます。中央線系統のE233系では最長ランナーです。
朝の東京行は東桂あたりから乗客が増え、大月に着くころには相当込み合います。都留市内から八王子方面へ通勤する人には便利な電車です。
山間部を走るため、撮影は日の出の早い春から夏にかけて、ということになります。
【第6位】  トーマスランド号

1975年(昭50)に製造された富士急行唯一のオリジナルカーで、2両1編成が在籍しています。鉄道友の会のローレル賞を受賞した名車で、車両形式は5000系です。
富士急ハイランドのPR用に使われることが多く、現在はトーマスランド号ですが、かつてはゲゲゲ号(ゲゲゲの妖怪屋敷PR)として走っていたこともあります。
2007年3月、内装を一新し、内外装ともにトーマスランドのイメージに統一しました。
子どもに人気の電車です。
【第5位】  40パーミルの急勾配

26.6kmの間に約500mを上る富士急行線は、富士山に近づくにしたがって勾配がきつくなります。とくに三つ峠−寿間は最大の難所で、線路は山際を大きく迂回しますが、それでも40‰の坂が断続的に続きます。
40‰の坂は下吉田−月江寺間にもあります。月江寺を過ぎると坂はいくらか緩くなりますが、富士吉田までの間にはしばしば33.3‰の勾配が現れます。
【第4位】  1000系電車

1000系電車は、2両固定で9編成が在籍する富士急行線の主力車両です。車体は元京王5000系で、台車は東京メトロのものです。
同じ1000系といっても、ロングシート車もあればセミクロスシート車もあり、菱形パンタもあればシングルアームパンタもあり、といった具合でバラエティーは豊富です。なかでも1001編成はイベント用に使われ、1205編成はマツターホルン号になっています。
写真はフジサン特急が検査中のため代走の1207編成です。
【第3位】  河口湖駅と「モ1号」

2006年(平18)7月、河口湖駅は富士山と富士五湖観光の玄関に相応しい立派な駅に生まれ変わりました。中には売店やカフェテラスがあって、観光シーズンには大勢の人で賑わっています。
駅前には、富士急行線の第1号電車である「モ1号」が静態保存されていて、電車まつりのときなどに公開されています。
【第2位】  富士山の眺望

富士急行線の自慢は、何といっても「富士山に一番近い鉄道」であることです。富士山は田野倉駅に近づく頃から見え隠れしますが、三つ峠駅から寿駅に向かうあたりから急に大きく見えるようになります。
写真は下吉田駅と月江寺駅の間で、前方に形のよい富士山が見えます。
冬の富士山はとくにくっきりと見えて、多くのアマチュアカメラマンが写真を撮りにきます。
【第1位】  フジサン特急

フジサン特急は富士急行線の看板列車です。元はJRのパノラマエクスプレスアルプスでしたが、6連を3両ごとに分け、2編成になっています。したがって展望車両が富士吉田側にある編成と、大月側にある編成があります。
特急料金は、大月−富士吉田間が300円、展望車はプラス100円、個室は6人でプラス1000円です。富士吉田−河口湖間は特急料金は必要ありません。
車体にはフジサンのキャラクターがたくさんあります。

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