このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

ヨシノ中央駅HOME鉄道模型 、列車 コレクションTOPイタリア(FS)客車列車(特急、急行)〜食堂車〜 (P.8)
イタリア(FS)の客車列車(特急、急行型)
〜No,4〜 食堂車
Carrozze Gran-Confort Ristorante
この車両は、最上級の急行客車として製造された「Gran Comfort」型の国際路線用(TEEヨーロッパ国際特急)食堂車です。車内
の席をゆったりと横3列に配置して旅客定員は41名と、とても豪華です。 1969年に5両が製造されました。(オーストリア Roco製)
こちらの車両は「Gran Comfort」型食堂車の国内路線用の車両です。模型は1970年に21両が製造された1次車で、国際路線用と同じく
客席をゆったりと横3列に配置しています。 1987年に製造された2次車の最終グループでは4人掛けのテーブル席を基本にした横4列の
配置に変更されています。車内は赤い椅子と白いテーブルクロス、ダークブラウンの木目調の内装とで、とても高級感のある雰囲気です。
カーテンは窓ガラスの内側に収まったベネチアンブラインドを使用しているので、窓周りがスッキリしています。 (オーストリア Roco製)
←「Gran Comfort」型
 食堂車模型の車内です。
Carrozza "Pizza Express"

イタリア鉄道ではシーズン繁忙期のピ−クを見込んで BAR
(喫茶店)のサービスをする車両を作る事にしました。それが
この 「Pizza Express」 と愛称づけられた車両です。「Gran
Comfort」 型からの改造で誕生しましたが、食堂車ではなく
TEEの電源荷物車から作られました。 製造されたのは 1両
のみです。車内は中央付近に調理販売スペースを配置して
それを挟んで、四人掛テーブル席が並ぶレストランスペース
と窓際にカウンターテーブルと椅子を配置したBARスペース
を設けてあります。国際列車にも対応しています。 こんな楽
しい車両を作るなんて、さすがはイタリアです!!(ACME製)


← 「Pizza Express」の車内
  です。この模型は車内も
  良く再現されています。


※ご注意、この模型はそのまま
 床板を外すと車端のステップを
 破損する恐れがあります。ご注
 意下さい!!私のこの模型は車端
 のあたる部分を削ってあります。
Carrozze Ristorante Self-Service
この食堂車「セルフサービス レストラン」は1971年から83年までに3回に分けて合計60両が製造されました。車内は端から2/5程を調理
販売スペースとし、残る3/5程の場所はデッキ部分を除いて客席スペースとしました。 客席は窓際に外方向のカウンターテーブルと椅子
を配置しています。 また、改造により「Risto-Bar」と呼ばれるレストランとスナックバール両方のスペースを設けた車両が登場しました。
                                                                   
(イタリア ACME製)
「Self-Service」は1971年と79年に国内用が40両、83年には国際路線対応の車両が20両製造されたカフェテリアタイプの食堂車です。模型は
1979年に製造された国内用の車両で登場時のカラーです。
車両の重量は46.2t、全長や幅、高さや台車中心間の距離など、基準となる寸法は
「GranComfort」型と同じです。台車も同じFiat7195台車を履いて、最高速度は200km/hとなっています。旅客定員は42名で全て窓側を向いた
カウンター席です。 席は一席ずつ少し斜めに配置していて、隣席とずらす事により 狭いながらも隣が気にならないように工夫がされています。

「Self-Service」
  模型の車内です。

この模型は「Self-Service」の民営化後、XMPR
カラーの車両です。こちらは1983年に製造された
最終グループで、国際鉄道連合(UIC)で定めた
ヨーロッパ客車共通規格(RIC)に合せて作られ、
国際路線にも
対応した車両として 登場しました。


Carrozze Ristorante Risto-Bar
この模型は「Risto-Bar」と呼ばれる車両で、「Self-Service」の
1971年に製造された 最初のグループ20両を1994年と95年に
改造して作られました。 車内はカウンター席を通常の4人掛け
テーブル席に置き換えてレストランスペースとしました。また調理
販売スペースを中央よりに少し移動させて、車端にできた場所に
スナックバールコーナーを配置しました。定員はレストラン34名
バール席8名となっています。 レストランとバールの両方を設け
た為、重量は8tもUPして54.2tとなりました。 また「Risto-Bar」
は給電方式も改良して、国際鉄道連合で定めたヨーロッパ客車
共通規格(RIC)に合せ、国際路線にも対応した車両としました。
「Self-Service」模型 →
の車内です。実車は
バールコーナーにも
両窓際にカウンター席
が設けられています。



「Risto-Bar」の民営化後のXMPRカラーです。車体には
「Ristorante」とだけ書かれていますが、スナックバール
コーナーもそのまま健在です。国内列車の他、国際列車
にも連結されて、乗入れをする各国でも活躍しています。
CIWL(ワゴン・リ 社)VR
この客車はCIWL(ワゴン・リ社)所属の食堂車で、1920年に「シンプロン・オリエント急行」の食堂車として製造された車両です。60年代にはトリノ〜
ナポリ間の特急列車 「Treno Azzurro」トレーノ アッズッロなど、中距離、長距離の優等列車にも連結され活躍しました。
(イタリアRIVAROSSI製)



〜ヨシノ中央駅〜
HOME へ



鉄道模型、列車
コレクションTOP へ

(P.7)

イタリア客車列車(特急、急行)
<No.3>UIC-Z型客車

(P.9)

イタリア客車列車(特急、急行)
型客車

Stazione Yoshino Centrale〜ヨシノ中央駅〜
< このページのTOPへ ↑>

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください