DB (VT11.5) 〜ドイツからの列車〜
| | 1957 年に登場した当時の西ドイツ国鉄(ドイツ連邦鉄道)、VT11.5気動車です。1969年から1972年までTEE「メディオラヌム」号として
ミュンヘンからミラノに乗入れていました。実は・・・細かい事を言うと1968年から形式名称がVT601と変わっていて、しかも、この製品には
「ルールパリス」号の文字がバー車側面に印刷されています。 それでも無視して TEE 「メディオラヌム」号と無理やり言い張って楽しんで
います!?(苦しい・・・。)実車は両端に動力車、中間にはコンパートメント2両、オープンサロンとバー車と食堂車が各1両の7両編成です。
全て1等で、7両編成にもかかわらず定員は122名だけと非常に豪華です。 最高速度は当時のTEE標準最高速度の140km/hでしたが、
平坦線なら1台の動力車で出せるほどパワーがありました。のちに、長編成高速化(中間客車を8両に増やしての160km/h運転)のため、
機関車の動力をガスタービンエンジンにした車両もあります。この列車はデザインがとても美しくて、特に気に入っている列車の一つです。
イタリアへの乗入れ期間は3年少々で、イタリア国鉄のTEE客車列車に替わりました。 (オーストリア Roco 製) | | |
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SNCF (TGV-Reseau) 〜フランスからの列車〜
| | TGVはフランス国鉄SNCFの高速列車です。1981年に開業した高速列車専用線(LGV)を走行する為に開発され、南東線用、大西洋
路線用、ネットワーク形、二階建て車両など、路線や用途別にいくつかの車両が登場しています。最高運転速度は路線によって270km/h
または300km/hとなっています。TGVは在来線と電源方式が異なる高速列車専用線とを直通運転するために2電源(直流1500Vと交流
25KV50Hz)以上に対応して作らています。模型のグループは1994年に登場したTGV-R(R=Reseau)と呼ばれる車両で、ベルギーや
イタリアの直流3000Vにも対応したネットワーク形と呼ばれる汎用の車両です。客室は従来のTGV車両と違いセミコンパートメントを廃止、
ビュッフェも縮小して2等座席を増やしました。模型はTGV-Rの4505番編成でイタリアのミラノ乗入れ用の車両です。 (イタリアLima製) | | |
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OBB (EUROFIMA) 〜オーストリアからの列車〜
| | オーストリア国鉄のEC、IC用客車列車(Eurofima)です。赤い車体が美しい車両なので気に入ってコレクションに加えました。オーストリアから
ブレンネロ峠を通ってイタリアに入るECという設定なので 「レオナルド・ダ・ビンチ」号といったところでしょうか? ローマまでは来なさそうだから
「ミケランジェロ」じゃないな〜きっと ・・・。そんな訳で申し訳ありませんが、あまりよくわかりませ〜ん!!オーストリアとの国境、ブレンネロを行き
来する機関車、E652とE412に牽かせて楽しんでいます。 アクセントにオレンジ色の旧色も1両まぜてみました。シンプルで美しい色が気に
入っていたオーストリアのECやIC列車でしたが、実車では更に新しいデザインに塗りかえられてしまいました。残念!!!(オーストリア Roco製) | | |
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RENFE (Talgo-Pendular) 〜スペインからの列車〜
| | | スペインの「タルゴ」と呼ばれる客車です。スペインの鉄道路線は曲線が多かったため、早くから1軸連接車方式のタルゴ客車を用いて
運転速度の向上をしてきました。また、昔のスペインはフランス方面からの侵略を恐れて軌間1668mmの広軌を採用しましたが、現在は
軌間可変機構をもったタルゴ列車を開発して国際列車のスムーズな直通運転も実現しています。模型のタイプの車両は車体傾斜機構
がついた1981年に登場の車両です。 遠心力で車体を傾ける自然振り子式で、1軸連接台車の支点を高い位置にして、左右について
いる空気バネの空気が行き来できるようにしてあります。車体に遠心力がかかると空気バネの空気が移動できるので、遠心力にまかせて
車体が傾くしくみです。 最高速度はスペインでは160km/h、フランスでは200km/hも出せます。タルゴの寝台客車を使用した列車は
スペインとフランス、スイス、ドイツ、イタリアを結んでいます。イタリアには「サルバドール・ダリ」号が乗り入れています。模型は渋い旧色
で集めましたが、実車を真似て新色車両2両をアクセントとしてまぜてあります。 (スペイン Electrotren 製) | | |
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FS(イタリア国鉄) E656 電気機関車 + RENFE(スペイン国鉄) TALGO PENDULAR |
Stazione Yoshino Centrale〜ヨシノ中央駅〜 |
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