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天城越え(静岡県) 2002年11月9日午後に天城越え(静岡県)で撮った写真がメインです。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
インデックス
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浄蓮の滝は高さ25m、幅7m、滝壷の深さは15mで、天城山中屈指の名瀑です。1950年(昭和25)毎日新聞主催の「観光百選」に入選し、1990年(平成2)4月に選定された「日本の滝百選」にも選ばれている有名な観光地でもあります。天城山中より源を発する本谷川にかかる滝で、狩野川の上流部にあたり、この川の左岸山中に浄蓮寺があったので、滝の名前になったとのこと。この辺りの標高は310mほどですが、断崖の続く峡谷、深い自然に囲まれ、清流が流れ、ワサビ田が作られています。滝周辺の玄武岩には、県指定天然記念物のハイコモチシダが群生し、初夏の新緑、秋の紅葉もすばらしいところです。
旧天城トンネルは、 川端康成著『伊豆の踊子』 で有名になりました。文中で雨宿りをした茶屋はこの近くにあったと言われています。今も、踊子が越えていったのと同じトンネルが残り、通り抜けることが出来、当時の状況を彷彿とさせる場所です。このトンネルは、1904年(明治37)、工期13年を費やして竣工した全長445.5m、幅4.1m、有効高3.15mの石造りのトンネルです。天城峠付近の標高約710m地点に穿たれていて、2001年(平成13)4月20日、国の重要文化財に指定されています。1970年(昭和45年)に、下を走る国道414号線の新天城トンネルが開通するまでは、天城越えの主要交通路でした。今も、未舗装の曲がりくねった旧道が残され、旅の旅情をかき立ててくれます。ここを通る旧下田街道は日本の道100選(1986年8月)にも選ばれています。 河津川にかかる7つの滝(釜滝、エビ滝、蛇滝、初景滝、カニ滝、出合滝、大滝)の総称で、伊豆地方では滝のことを「タル」と呼ぶとのことです。河津七滝周辺は、玄武岩の柱状節理を見ることが出来、中でも釜滝、大滝周囲では、はっきりとそれを確認でき、みごとな景観をつくっています。七滝中最大の大滝は、幅7m、高さ30mにも及び、滝壺周辺には天然記念物の「ナチシダ」が群生していますし、天城荘の露天風呂群があって、温泉に入りながら豪快な滝を堪能することも出来ます。また、七滝にまつわる七つの頭を持つ面白い大蛇の伝説もありますよ。その大蛇を退治するために七つの樽に入れた酒を用意し、酔っぱらわせて首を落としたら、大蛇の体はみるみるうちに川となり、七つの首の切り口は滝となって流れたというのです。それで、河津の七滝のことを「ななだる」と呼ぶようになったとのことですが...。周辺には河津七滝温泉があって、10数軒の旅館や民宿があります。 ☆釜滝
高さ約22m、幅約2mで、河津七滝中2番目に高い滝です。みごとな玄武岩の柱状節理がせり出し、その上から豪快に流下していて、迫力満点です。 ☆えび滝
高さ約5m、幅約3mほどの滝で、つり橋上から眼下に望むことが出来ます。滝の形が海老の尾ひれに似ていることからこの名がつけられたとか...。 ☆蛇滝
高さ約3m、幅約2mほどの滝ですが、玄武岩の柱状節理が蛇のうろこのように見えるので、へび滝と呼ばれているとのことです。 ☆初景滝
高さ約10m、幅約7mほどの滝ですが、白い流れが、幅広く流れ落ちていて見栄えがします。この滝の前には、「踊り子と私」の像があって、絶好の撮影ポイントともなっています。 ☆かに滝
高さ約2m、幅1m、長さ約15mほどの滝で、うっかりしていると見落としてしまいそうです。滝と言うより、周辺の自然と調和した美しい渓流と言った感じです。 ☆出会滝
高さ約2m、幅約2mほどの滝ですが、2筋の渓流が出会う位置にあるので、この名があります。周辺の渓流も澄んで、流れも速く、渓谷美を堪能できる場所です。 ☆大滝
滝の高さ約30m、幅約7mで、河津七滝中、最大の高さを誇り、玄武岩の絶壁から豪壮に流下していて、柱状節理もはっきりと確認できます。崖の中腹から滝壺周辺は、「天城荘」の大小20数ヶ所の露天風呂群が広がっているのです。また、岩盤脇の昔金を掘った奥行き30mほどの坑道跡に温泉が湧きだしていて、 「穴風呂」 として入浴することが出来、名物となっています。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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