このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
<岬と灯台写真館>
弁天島と鼠ヶ関灯台(山形県)
2004年8月30日午前に鼠ヶ関(山形県温海町)で撮った写真です。
2泊3日で、南東北の旅に出かけ、初日に太平洋側の 鵜ノ尾埼灯台 、 花淵灯台 と訪ねて、湯田川温泉に宿し、2日目に日本海側の 羽後三埼灯台 、酒田灯台、 荒埼灯台 と巡って、温海温泉に泊まりました。3日目は、朝風呂に入ってすっきりしてから朝食を食べ、8時半には宿を立ちました。その後は、まず新潟県境にある鼠ヶ関に立ち寄ったのですが、弁天島は陸とつながっていて、岬のようになっていました。ここの灯台から見る日本海と粟島はとてもすばらしく、何枚も写真を撮ったのです。それからは、日本海沿いに南下し、笹川流れを目指していきました。
☆鼠ヶ関灯台 | 地図 |
鼠ヶ関灯台 (2004年8月30日撮影) |
| <特徴> <歴史> <現況> |
鼠ヶ関灯台のプレート | 改築直後の鼠ヶ関灯台(1979年5月5日撮影) |
弁天島から南方向の眺望 | 弁天島から粟島を望む |
弁天島周辺の岩礁 |
鼠ヶ関灯台のある弁天島は、今では陸とつながって、二車線の舗装道路があり、車で手前まで行くことができます。しかし、昔は海に浮かぶ小島で、干潮時のみ陸続きになっていたとのことです。現在は、一周15分ほどで巡れる遊歩道があり、灯台のある先端まで、誰でも行けるようになっています。釣り人も多く見受けられ、灯台付近から見る夕陽は絶景だそうです。
鼠ヶ関漁港の風景 | |
鼠ヶ関漁港の番屋干し(一夜干し) |
山形・新潟県境に位置する鼠ヶ関漁港は、弁天島をはじめとする島々に囲まれた天然の良港で、四季を通じて新鮮な魚介類が水揚げされるそうですが、イカやホッケなどの番屋干し(一夜干し)が有名です。折しも、岸壁付近にはイカの一夜干しがつるされていて、独特の風景を成していました。近年では、人工海浜「マリンパークねずがせき」や「鼠ヶ関マリーナ」も整備され、海洋性レクリエーション基地を目指しているとのことです。
厳島神社 |
弁天島には厳島神社がありますが、鼠ヶ関沖で漁船の網に引っかかった弁財天(弁天様)を奉ってあるとのことです。これは、1869年(明治2)に厳島神社と命名されて、安芸の厳島神社から歓請したものだそうです。弁天島の名もここから由来しているとか...。
弁天島・鼠ヶ関灯台(南方向)を望む | |
粟島を望む | 北方向を望む |
鼠ヶ関灯台の北方の国道7号線海側に「道の駅あつみ」があります。ここには、海に浮かぶ舟をイメージして造られたという物産館「しゃりん」や情報館があって、買い物や食事・休憩が出来るようになっています。また、日本海に向かって散策路も設けられていて、磯遊びも可能で、粟島や灯台のある弁天島を望むことも出来ます。展望室からは、日本海に沈む夕日を堪能することも...。
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