このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

<蝶の写真館> しろちょう科

ヤマトスジグロシロチョウ


ヤマトスジグロシロチョウ
(大和筋黒白蝶)
学 名Artogeia nesis
科 名しろちょう科 
時 期年2回、4月〜8月
分 布北海道南部〜九州
大きさ(前翅長)18-32mm
(開張)40-50mm
生育地山地の林周辺、露岩地、海岸の崖地など
<特徴>
 春から夏まで、山地の林周辺、露岩地、海岸の崖地などで、一般的に見られる白色っぽいチョウですが、一見 モンシロチョウスジグロシロチョウ と見間違えることもあります。翅の裏側は、白色で、黒い筋が目立ちます。翅の表側は、白色地に黒斑と黒い筋があります。幼虫は、アブラナ科のハクサンハタザオ、ヤマハタザオ、コンロンソウなどを食べます。

<名前の由来>
 シロチョウの仲間で、以前はエゾスジグロチョウと同じ種でしたが、本州産と北海道産を別種として扱う際に本州産を大和(ヤマト)とし、羽に黒い筋(スジグロ)があるチョウという意味で命名されています。

<備考>
 春型と夏型があり、夏型の方がやや大きいのです。近年、エゾスジグロシロチョウの本州産(北海道南部を含む)を別種として扱うようになったものです。

ヤマトスジグロシロチョウの夏型♀(しろちょう科) 2005年7月24日午前、奥裾花自然園(長野県長野市)で撮影

 2005年7月24日午前、標高約1,200mにある奥裾花自然園(長野県長野市)で撮影しました。

ヤマトスジグロシロチョウの夏型♂(しろちょう科) 2006年8月6日午後、入笠山(長野県富士見町)で撮影

 2006年8月6日午後、入笠山(長野県富士見町)の入笠湿原(標高1,730m)で撮影しました。

ヤマトスジグロシロチョウの夏型♂(しろちょう科) 2006年8月26日午後、日和田高原(岐阜県高山市)で撮影

 2006年8月26日午後、標高約1,350mの日和田高原(岐阜県高山市)で撮影しました。

ヤマトスジグロシロチョウの夏型♂(しろちょう科) 2007年9月1日午後、湯の丸高原(長野県東御市)で撮影

 2007年9月1日午後、標高1,732mの湯の丸高原(長野県東御市)で撮影しましたが、花で吸蜜していました。

ヤマトスジグロシロチョウの夏型♂(シロチョウ科) 2016年9月5日午後、中津川(埼玉県秩父市)で撮影

 2016年9月5日午後、標高約740mの中津川(埼玉県秩父市)で撮影しましたが、花で吸蜜していたのを接写しました。

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