86201914年から1929年にかけ687輌も量産された旅客用機
明治末期に各国から輸入された大型機を参考に、初の国産標準機として設計された形式の一つで、
[6760]や[9600]と同系列に属する
『ハチロク』の愛称で呼ばれ、全国各地に活躍し、急行用から入換用まで、50年に渡って活躍した
中型万能機
形態の変化は多岐にわたる、ランニングボードとキャブ下辺に連なるカーブ、キャブ床面の高さ、
テンダーの大小、煙突の継ぎたし、デフレクターの装備、空気ブレーキ関係による改装などにより、
戦前においてかなりのバラエティーを生じた
動輪も1,600mmと大きくなり、蒸気の力を車輪に伝えるバルブギアなど構造的にも成熟してきた |
形式 | 軸配置 | 全長 | 全重 | 動輪直径 | シリンダ
直径×行程 | 馬力 | 蒸気圧 | 8620 | 1-C-0 | 16,765mm | 83.33t | 1,600mm | 470mm×610mm | 630馬力 | 13.0kg/cm2 |
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