このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

[ KRISMONのジャワを行く:目次 ]

◆ #04 スマランへ
 KRISMONのジャワを行く(私の好きなインドネシア)


 3月7日(日)

◆早朝に出発

 スマラン行きは06:45 発のフライトなので、念の為5時にホテルをチェックアウトして出発。タクシーは前の晩に頼んであり、スーツケースはホテルに預けることにする。なんでこんなに早いフライトになったかというと、今日は9時頃からスナヤンでゴルカルの大規模集会があるらしいので、人が集りだす前にジャカルタを脱出してしまいたかったから。
 この早朝では、もちろん渋滞などあるわけもなく、5時半くらいにはスカルノ・ハッタ空港国内線のターミナルに到着。タクシー代はRp.30,100(メーターです) 。他に高速道路代を計3回(Rp.3,000+2,000+2,000)Rp.7,000支払う。

◆初めてマンダラ航空に乗る。


駐機中のマダンラ機

 機体はB737。スカルノ・ハッタで滑走路へ移動中の機内から外を眺めていると、昨年潰れたSimpati 航空の塗装の機体がいくつか駐機しています。(さて、誰の資産になっているんでしょう? 今は。)

左手奥にシンパティ機の垂直尾翼が見える

 50分くらいのフライトでスマランに到着。

◆ジャワ芸能劇場“Ngesti Pandowo”がTutup!!!!

 スマラン"A.Yani"空港でエアポートタクシー(Rp.11,000) を頼み、市内のホテルまで向かう。途中、運転手氏にスマランの様子などをうかがうが、なんと目当ての劇場Ngesti Pandowo が既に閉まっているとのこと(:_;) 。これは大ショックでした。95年に覗いた時でも客の入りは2割程度でしたので、閉まるのも時間の問題か、などと思ってましたが、実際にそうなってしまうと、ショックは大きい。これで、スマランでの私のNightlife は大幅に狂うのでした。

◆スマランの赤い朝

 さて街のメインの通りに入ると、闘争民主党 (メガワティの党)の支持者達が赤いシャツ、帽子、ハチマキなどをまとい、赤いノボリを立てて自転車やオートバイで走り回ってます。また街の各所には赤いノボリや垂れ幕を使った小さい集会所(?) が、間隔の短いところで100mくらいのペースであちこちに配置されています。人が集っている所もあれば、もぬけの空という場所もあったのですが、いやはや驚きました。(特に身の危険を感じるというわけではない。そうそう、丁度私がかぶっていた帽子も赤でした。)

◆大覚寺まで歩く。

 8時半くらいまでには、ホテル"Dibya Pri" にチェックイン。レセプションのホテルマンにスマランの治安状況について全般的な話を聞く。ホテルの周辺はまず大丈夫、ということなので歩くことにする。朝食も取りたいので中国人街の大覚寺(Tay Kak Sie) まで向かう。徒歩で約15分ほど。
 中国人街の通りJl.Pekojanは、確かに4年前に来た時とあんまり変わってない。もちろん休日の早朝なんで人通りは少ないのだが。
 さて、特にどうということもなく大覚寺に到着。お寺の横の食堂で朝食。Bihun Kuah Seafood(Rp.7,500) を食べる。ところで、このお店も4年ぶりなんだけど、少々雰囲気が変わっている。以前は壁という壁にカレンダーが掛けられていたのだが、今回掛かっていたカレンダーは一つだけ。で、むき出しの壁の部分が多い。KRISMONでカレンダーも減ったのだろうか? それから、年配のおかみさんが切り盛りしていたのだが、見当たらない。以前来た時に写真を撮影しプリントを渡していたので再会を楽しみにしていたのだが、勘定の際に店番をしていた若い華人のお兄さんに消息を聞くと「3年前に亡くなった」とのこと。このお兄さんは、息子さんだというので、お悔やみを申し上げ、店を後にした。

◆ホテルへ戻り一休み。

 食後、Jl.Pekojanを更にホテルから離れる方向へ20分ほど歩く。少々疲れて来たので、流しのタクシーをつかまえホテルに戻って一休み。
 ところで今回使ったこのホテル"Dibya Pri" は、設備がかなり老朽化しており、リノベーションをするらしいと昔聞いていたのだが、まだ何もやっていない雰囲気。 KRISMONの影響か、宿泊客もあまりいない模様である。 "満室" で予約が取れなかった4年前が嘘のよう。今回は、Rp.110,000/ 泊で居間と寝室が別々になっている部屋に泊まれた。(これって、所謂スイーツルームですよね)しかし、お湯はついに出ませんでした。それからこの日の夕方は1時間ほど停電になる(^^;。

・NATOUR DIBYA PURI
 Jl. Pemuda 11, P.O. Box 861
 Tel. 024 547821-3
 Fax. 024 544934

このホテルの写真をスマランのページに掲載しています。
[ スマラン ]-[ ドゥビヤ・プリ・ホテル ]

◆メトロホテルも人影なし。

 停電になってしまい、ボーイが蝋燭を灯しにやって来た(^^;。
 丁度夕食時だし、外出する。
 ホテルの前でベチャをつかまえ、Jl. Pekojan(中国人街) の屋台(Ayam Goreng) へ行くことにした。しかし行ってビックリ。満席なのである。安くて美味いここもKRISMON はあんまり客の入りには関係ないようだ。仕方なくすごすごと舞い戻り、Dibya Pri から交差点を挟んだお向かいのMetro Hotel のレストランへ行くことにした。(こっちは停電していなかった)
 さて、4年前のスマラン旅行で使ったこのホテル、今回全く人影がない。7時すぎだというのに、レストランで食事を取っているのは私だけ。(食べ終わる頃一人別の客がやって来たが。) ロビーにも全く人がいない。外に出て、ホテルの部屋の明かりを見ると、灯っている部屋なんてほとんどない。う~ん、KRISMON だ~。

このホテルの写真をスマランのページに掲載しています。
[ スマラン ]-[ メトロホテル前のサリム通り ]

 明日(8日)は朝7時に自動車で出発。(ホテルで手配を依頼) Ngesti Pandowoはもうないし、さっさと眠ることにした。

◆追記

 この日、昼飯を食べに、ナシ・グデの専門店へ行ったのですが、ナシ・グデを食べる店としては随分立派で(^^;、どうも落ち着きませんでした。(ナシ・グデはジョグジャの路上レストランで食べるのが一番美味い、という固定観念があるため。)

・NGLARAS RASA RESTRAURANT
 Jl. MH Thamrin 124-126
 Tel. 319766, 318191

 4年前に、Jl.Mataramの系列店でナシ・グデを食べたのですが、同じ系列とは思えないほど、立派なレストラン。
 しかも、ランチタイムのせいなのか、ナシ・グデだけのメニューがなく、ビュッフェ(バイキング)スタイル。さまざまなメニューの中にナシ・グデもある、といった感じです。
 エアコンも強烈に効いている(-_-;)。(ビュッフェのお値段:Rp.16,500. 税込み)

 やはり、ナシ・グデはジョグジャに限る。

ページの先頭へ戻る
#3へ #5へ

Copyright © 1997-2018 Dien

[ KRISMONのジャワを行く:目次 ]

[ 私の好きなインドネシア ]

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください