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521系



 521系は、2006年10月21日の北陸本線長浜〜敦賀間、湖西線永原〜近江塩津間の直流化に伴いJR西日本が初めて製造した交直流用近郊形電車。性能は 223系 を基本に、主制御機等の電装機器は 683系 がベースになっているが、主電動機のみ223系のものを採用している。コンバータ、主変圧器、パンタグラフはクハ520に、インバータ、電動空気圧縮機など直流機器は全てクモハ521に搭載される。車体構体は321系のものと同一でレーザー溶接。
 最高速度は120km/h。 125系 と同じシングルアーム式パンタグラフを採用している。内装は223系とほぼ同じだが、将来のワンマン運転に対応している。なお、走行できる交流線区は60Hz区間のみで、交流50Hz区間には対応していない。
 2連5本が福井地域鉄道部敦賀運転派出(現敦賀地域鉄道部)に配置され、北陸本線米原〜福井、湖西線近江今津〜近江塩津で運用される。製造費用を滋賀県と福井県が全額負担しているため、両県外では運用されない。2009年3月14日からは小浜線でも運用を開始したが現在の運用は無い。
 2009年に吊革、手摺、シート仕切りが改善された2次車2連10本が金沢総合車両所に配属された。2次車の製造はJR西日本の自社負担であり、金沢〜福井での運用も開始された。2010年からは金沢と敦賀に3次車20本が投入された。
詳しくは 521系諸元表 もご覧ください。

521系E4編成
↑521系普通(南今庄にて)

521系通常運用区間:北陸本線米原〜金沢、湖西線近江今津〜近江塩津

<521系編成表>
<敦賀地域鉄道部所属編成>
521系敦賀編成表
<金沢総合車両所所属編成>
521系金沢編成表


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