このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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交流電気機関車 ED75

 常磐沿線育ちの館長には、とりわけ馴染み深いELのひとつがナナゴーです。1963(昭和38)年に登場したこのELは、技術面ではシリコン整流器方式の標準となる訳ですが、それ以外にも前面貫通扉などスタイル面でもその後の標準となった名機と言えましょう。
 コスト抑制からサイリスタ化はされませんでしたが、磁気増幅器(M型)による無電弧切替えと連続電圧制御を実現しています。ナナゴーはバリエーション豊富で、主変圧器等の変更による60Hz対応300番台【1965(昭和40)年】、耐寒耐雪構造から屋根上高圧機器を車内に格納したサイリスタ(S型)制御機500番台【1966(昭和41)年】、技術集大成として小型化された高圧機器類を塩害対策で車内格納した700番台【1971(昭和46)年】が存在します。
 なお1000番台【1968(昭和43)年】は0番台に高速対応ブレーキを装備したものです。


常磐線 2425レ ED75−21 1965.04


常磐線 431レ ED75−1003 1969.09


常磐線 433レ ED75−139 1969.09


常磐線 ED75−12 1965.04


常磐線 ED75−38



奥羽線 1001レ あけぼの ED75−736 1972.07


奥羽線 627レ ED75−705 1972.07


奥羽線 1001レ あけぼの ED75−704 1972.10


常磐線 ED75−23 1969.09


常磐線 222レ 1969.09

  

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