このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

AIR TIME
本文へジャンプ
                 4日目

鷲羽山ハイランドの最寄り駅である児島駅からさほど遠く無い位置にある倉敷駅へ。駅からホテル、パーク共に近いのでホテルに荷物を預けた後倉敷チボリ公園へ。

チボリ公園の影響か駅周辺もデンマーク風で、いかにもテーマパークの最寄り駅って感じです。



倉敷チボリ公園

エントランスゲートは駅から徒歩1分ぐらいの場所にあり↓の写真の場所から後ろ振り返ると一般の道路があるくらい街の中にあります。その立地からか、この近くには公式な駐輪場があったり、年パス客が多く見られたり、都市型テーマパークとしては成功しているように思えました。



予談ですが、この倉敷チボリ公園は2008年12月31日を持ってチボリの名称の使用期限が切れるため閉園することになっています。客も十分いましたし、支持率も高いようなので地域住民の声で営業続行できると思いますが、万が一のためまだ行かれていない方は年末までに一度訪れることをお勧めします。

それではアトラクション解説に移ります。このテーマパークは今回の他の遊園地と違ってローカル要素は低いので探検レポートはほとんどありません。



このテーマパークには一見コースターは一台しか無いように思えますが、実は普通のミニSLのような「チボリ鉄道」は公式にも構造的にも超低速なコースターで、乗ってみるとややコースターらしい動きも見られました。

まず、車両は屋根、扉、ガラス(前のみ)、スピーカーといった普通のコースターに存在しないものがいくつかあり本当にコースターであることを疑います。しかし、安全装置はきちんとしてて、ほとんど激しい動きが無いのにシートベルト+T字バーの2点構造。オーディンエクスプレスよりも重装備ってことですww



きわめつきは何台か設置されていた特製のチャイルドシート!こういったところは低年齢層への対応として非常に高評価です。



スタート後は何度かに分けて巻き上げ一定高度を保ちます。巻き上げはタイヤ式です。



巻き上げ後はしばらく高い位置をのんびり走行します。



しかし、ゴールが近くなるとありえないほどの急降下をしてブレーキを掛けつつ下って駅舎へ向かいます。スペース的なことはあると思いますがこれは設計ミスだろ。また、例のスピーカーからはBGMが流れているのですが、こういった落下時にはBGMのテンポが速くなり、のんびりした部分では遅くなり、とコースとリンクしているのでなかなかいい演出です。





中規模の急流すべり。オーディンエクスプレスのトンネルにも使用されている岩山の中を通ることと、巻上げがチェーン式で曲がりながら巻き上げること以外は目立った特長は無く、どこにでもある感じでした。



ラストの落下も一般レベルで水しぶきも余りありません。





ゴンドラの形が変わった観覧車。こちらもスペック的にすごい点はありません。
訪れた日は研修生と思われるスタッフが一人で担当していたのですが、ゴンドラ内のうちわの位置にまで気を配ったり、とてもやる気が見られました。





ちなみにデンマークチボリ公園のチボリバルーンは小型観覧車で、規模こそ違いますが、イルミネーションやバルーンの形状へのこだわりはなかなかです。
この写真は園内の資料館のようなところにありました。





外国系テーマパークならではのシュール系アトラクション。内容としては↓のようなライドに乗って走路に沿って徐行って感じで普通ですが、まずデザインが無いだろwwリアルさよりも可愛さ求めろよ。足が動くとかのエフェクトも無くリアルな動物の掘りこまれた体内に乗ってドライブ、、って楽しく無いだろww
さらに乗ってみると走行中は常にがたがたしてこのタイプのアトラクションとしては乗り心地最悪。コースも「森の」といっていながらほとんど森じゃないしコース中に仕掛けとかがあるわけでも無い。個人的にはイマイチです。





シュール系アトラクションその2wwこれを企画した人を尊敬しますよ。なにがあって「ケーキ屋さん」でスイーツやフルーツに乗って上下しながら回転せねばならないのですか?2001年にできたわりと新しいアトラクションのようで三精輸送機のオフィシャルサイト行くといまだにこれが「当社のメインアトラクションです」みたいに紹介されてる辺り結構ヒットしてるのかな?





特に意味はありませんが、外観の雰囲気が移動遊園地とかのアンティークなカルーセルっぽかったので紹介しました。オーディンエクスプレス乗り場の目の前にあるので待ち時間とかに眺めると楽しいです。





オーディンエクスプレスで浮きキャメルバック後に3階ぐらいを通過する建物「ジョーカーハウス」。つまり1階以外はダミーなわけですが、1階には思わぬ楽しい屋内アトラクションがありました。以前はゲーセンオンリーだったそうなので場所をとらずにできた割と新しいアトラクションのようです。
名前は「MEGA 3D 360」といい、つまり周囲360度全面がスクリーンの3Dシアターです。椅子の稼動はありません。
館内は↓のようになっていてこの丸椅子はくるくる回るようになっています。例えばA方向からやってきた物体がA 方向の反対側へと客視点を経て通過していくときなどは360度という特性が活用されてなかなか面白いです。





B級じゃない洋風ホラーハウス「呪われた城 グレンデルの伝説」。近くへ迫ってくる仕掛けは無く、基本は柵越しに展示物を眺めるだけなので恐怖という意味ではあまり怖くありません。館内では基本的にボイスのみのナビゲーターのような人(バイキングの先祖らしい)が同行し、2箇所ほど客が参加する場所があります。2つあるクリスタルのどちらかにタッチしろってものでさほど参加してる感はありませんが、1箇所目は・・・(ネタバレ)2箇所目はマルチエンディングであるこのお化け屋敷の唯一の?分岐点があり、選択により微妙に違うコースを行くことになります。

内部の展示物はそれなりには作られており例えば↓のものは剣が振り下ろされると囚われてる人の鎧が裂けて水が流れる、といったように低コストでできるいい演出だと思います。



また、このギロチンも刃の落下と同時に囚われてる人の首が落下し、バックライトが一瞬赤くなった後すぐに真っ暗になる、といった演出で落下してからのタイミングがいい具合に恐怖感を出してていいです。





ここはあくまでテーマパークなのでこのウェーブスインガーは「スカイウェーブ」といい、フラッシュダンス型機種も「サウスシーウェーブ」といったりオリジナルな名前になっています。

また、夜のライトアップがきれいなのもこのパークの特徴で、下手な写真ですが少し紹介しようと思います。
まずは定番なショットですがスカイウェーブ。フリッパーとかもそうですがフスのマシンってライトアップがすごいですね。



夜のエントランスゲート。端っこに少し見えてますが建築物もいい感じでライトアップされています。



人形劇アトラクション「アンデルセンシアター」(これは意外に作りこまれてた)などがある宮殿。下は池なので水面に反射してきれいです。



観覧車からオーディンエクスプレス。やや隔離されて作ってあるためライトアップは少なめです。



ホテルの非常階段から、ちょっとまぶしいですが全景。



省スペースに詰め込みまくった非トーゴ国産最強レベルのキャメルバック「オーディンエクスプレス」!!



最後におまけになりますが入り口の手すり。構造がコースターのレールっぽく無いですか?



閉園時間まで乗りつくしマックを購入してホテルへ。明日はメイン級コースター目白押しの姫路セントラルパークへ向かいます。

5日目へ

トップページへ



 

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください