このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

AIR TIME
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                         5日目

倉敷から姫路へJR線で移動中、姫路駅の直前にぼんやり外を眺めていたところ、観覧車を発見。急いでデジカメを取り出し写真を撮りましたが、正体は不明のまま。ネットで調べたところ「ひめじ手柄山遊園」であることが判明。こんな近くにあったんだっと思いつつ、この距離なら行ける。と思いました。



ひめじ手柄山遊園

駅よりタクシーで10分くらいで着きました。
テーマパークレビューとかのジャパンツアーでもよく行ってるのはこの近さあってこそですね。
姫センへの時間配分もあるので1時間ほどの滞在ですが園内を見ていこうと思います。



まず入園して真っ先に視界に入ってくる(一部の人のみ)のがこの支柱の土台です。
スタッフの話によるとこれは以前あった「ループコースター」のもので こちら の写真でいくと1回目のループ付近です。リンク先の写真からわかるとおりかなり広範囲を走行するうえ、なかなか森の中なので現存すればかなり良作であったでしょう。撤去理由は老朽化とファミリーへの方針変更と思われ、運営費や姫センとの共存のことも考えると正しい選択かもしれません。



↓そしてこちらは「スロープカー」という巻き上げ式の車両がスロープ状の坂を下るアトラクションの跡地。rcdbによると一応コースターとしてカウントされてますが、個人的にはコースターとは認めてません。
撤去理由は土地的リスクが無いので老朽化と思われます。
しかしすごい場所に設置されていたと思います。普通こんな森の斜面にアトラクション作ろうとは思わんでしょう。



屋根付き&船体がまっすぐが特徴の「バイキング」。スイング時の動きが気になりますが残念ながら時間の関係で未乗車。






コースターその1「マッドマウス」。名前にはマウスとありますが、マウス的な動きは一切無く平凡なアップダウンとカーブのみです(車両はマウス系)。マウスとしてでなく普通の小型コースターとしてならある程度の評価はできると思います。ちなみに製作は池田ワークス。



ちなみにこいつ、公式HPとか見る限り表記が消えているので、もしかしたら営業終了してしまったかもしれません(泣


コースターその2「ジェットコースター」。一応ページ作りましたがちょいイマイチ・・・・・


さて、ここで究極のネタお化け屋敷をご紹介。↓は、外観はこんなですが「ミラーハウス&スリラー館」というミラーハウス+B級お化け屋敷なアトラクションです。
壁の右側に注目。。





あーあ(苦笑)。少なくとも「お化け屋敷」の壁ですよww

入り口にスタッフがいないので入るときは箱にチケットを入れてから入ることになります。掛け持ち運転でスタッフいない間は営業休止ってのはよくあるけど完全自動運転は結構珍しいのでは?せめてチケット入れないと回らない回転扉つけるとかしないと色々と問題ありだと思いますが。。



入る前からB級要素爆裂なので大いに期待して中へ。
まずは正式名称に「ミラーハウス」とあるようにしばらく一般的なミラーハウスを進みます。ここは正直どうでもいいです。
ミラーハウスパートが終わると通路が突然暗くなりお化け屋敷パートへ。
まずは↓のようなやや普通な感じでなんだかなーでした。実際それなりには暗いのですが、これを撮るときフラッシュを炊いたら左下になにやら怪しげな(いい意味で)ものが。。





・・・・馬鹿ですか?これの企画者は。外観の壁もですがせめてホラー要素というか、怖いものを置けよ!いやある意味これもすごく怖いがそういうことではないだろう。。もう倉庫にでも置いといてくださいよ。。

幸い↑のような異次元な要素はもうあまりなく、ここからはB+程度な内容です。


↓元ネタ不明。カモメ眉毛&ケツあご&顔面黄色&長鼻&首長すぎetc..個性の塊ですね。最高です。



通路。配色も絵もなんかやる気が無いような、、横浜ドリームランドの「スリラー迷路館」ってこんな感じだったのかも?



後半で一番インパクトがあったのは↓のシーン。意味不明度100%。後ろの怪獣は何?手前のもぐらたたき風の首は何?左の城壁低すぎじゃない?



右側にはもう1体の怪獣が。奥の城といいわけが分かりません。。





出口直前。ばぁ!ってか。もうおもしろすぎるだろ。これまでのB級お化け屋敷における常識が全く通用しない。すごすぎる。



出てきてから考えるとこれは本当にお化け屋敷だったのだろうか?確かに一部まともな仕掛けもあったが外装も内部も真面目に意味不明で、もしかしたら公式にもああいうアトラクションとして認知されているのでは?とにかく超おすすめです。

時間も時間なのでおじさんたち及び看板の案内のもと姫路セントラルパークへ向かいたいと思います。



姫路セントラルパーク

バスを待つと大きくタイムロスになるのでタクシーで姫センへ。タクシーと手柄山で予想外にお金を使ってしまいましたが、ここへ来てまた驚かされることに。。





・・・・6100円・・・・6100円!?はぁ?TDR、USJ5800円、富士急、東武動物公園4800円、グリーンランド4700円の世で6100円!?わけが分かりません。なぜ遊園地のみ料金が無いんだ?今回は前売りとか無いんでおとなしく6100円払いましたがこのまま続けてたらどうなっても知りませんよ。少なくとも遊園地目当ての客としてはとても不満が残る料金設定です。

ちょっといやな気分になってしまいましたがアトラクションは質、量ともノルマは越えていて十分一日遊べます。としまえんなどのように回転マシンだらけでもなく、かといって東京ドームシティのように量産モデル少なすぎでもなく、とてもバランスが取れています。これでもう少し料金設定が安ければ。。
とにかくアトラクション解説します。ここもAマイナーぐらいの実力はあるのでB級要素は少ないですね。




明昌製の小型コースター「ラビリンス」。先日乗ったモザイクガーデンのミニコースターと同機なのでノーコメントです。
今年春に事故があってから制限が身長130cm以上にあがったので対象が限られてしまいますが、実際内容が内容ですからしかたないのかもしれません。






驚異的なネーミングセンスの「いもりんす」。オフィシャルサイトによると「ラビリンス(↑のこと?)をいも虫が疾走」の略らしいですが、多くの遊園地では「ファミリーコースター」とか名づけられているのに対し、この機種にこんなインパクトのある固有名を名づけ、もはや国内でワッキーワーム型と言えば「いもりんす」というほどです。所詮は量産型のワッキーワームですが、このネーミングは固有名として高評価です。






明昌製のフラッシュダンス。この遊園地はエンタープライズが「ヘリオス」、ロックンロール(正確にはサルサ型)が「クレージーバー」、バルーンレースが「アルバトロス」といった具合に少し変わった名前が付けられており、これもその一部。ただ、名前だけならいいですが、これにいたってはあのロボットギタリストや、ミラーボールのようなちょっと昔から見たハイテク予想図の装飾が一切無く、さびしげな印象です。ライドやメカ部分もあまりきれいではないのでフラッシュダンス特有の独特な雰囲気が失われ寂れてしまった感じ。






加森観光といえば閉園した遊園地からの移設が得意であることで有名で、ここも加森観光の傘下にあります。
2004年に閉園したあやめ池遊園からここに移設されたのはこの「あひる艦隊」のほかに「ハリケーン(移設前名トルネイダー)」、「グランカルーセルペガサス」、「スカイヘリ」などです。
この「あひる艦隊」のあひるは舞浜のアヒルに似ていることから一部で問題視されていましたが、移設後も当時のままで営業しているようです。






泉陽製。1984年オープンで、高さ85mは当時世界最大で、翌年の筑波万博に「テクノコスモス」という観覧車(85m)が世界一としてできても同一世界一にたち続けたそれなりに大型の観覧車。園内ではやや高い位置にあるので景色的には最高で、ディアブロやハリケーンの写真を撮るにも最適です。




さて、姫路セントラルパークといえば有名なのが屋内アトラクションの充実。中でも夏季限定お化け屋敷「死霊城」はアクターのレベルも高く、とても怖いと定評があったのでとても期待して入りました。しかし、実際内部は低レベルで作りこみの浅い仕掛けばかりでアクター無し。完全に手を抜かれていたのが実感できました。がっかりです。






こちらも割と有名な常設お化け屋敷「ショッキングホラーミュージアム」。ナムコアトラクションの一つです。この遊園地にはナムコが関係している屋内アトラクションが合計5個あり、いずれも客が参加するアトラクションです。

このショッキングホラーミュージアムは、停電の博物館のブレーカーを上げて回るといったストーリーで、ブレーカースイッチを押すことで仕掛けが発動するという点は13ドアーズのドアを開けるとアクター出現のような「押さなきゃいけないけど押したら何かが起こる」というのはそれなりに怖いです。ただ、押した際に発生する仕掛けはさほど強烈なものではないのでじっくり見ながら楽しめるレベルだと思います。






また、ナムコアトラクションの一部にはナンジャタウンやワンダーエッグにあったものと同型のもあり、自分は2パークともほぼ無関係なので感動はあまりありませんでしたが、当時を知っている人にとって感動はすさまじいものでしょう。
この「ファイヤーブル」もナンジャタウンに昔あったアトラクションと同型らしいです。
内容はヘッドディスプレイを装着するシューティングで、最大の特徴はヘッドディスプレイの動きがパイロットとしての顔の動きと連動し、顔を向けた方向で狙いを定めることです。そのため首を動かすことが多くなり、ヘッドディスプレイもやや重いので首が疲れるのが欠点ですが、すごくいいシステムだと思います。



日本初のインバーテッドコースターで大ヒット製品「バットマン」と同じコースレイアウト「ディアブロ」!



トーゴ製ループ&コークスクリューコースター、あやめ池から来た復活の名機!?「ハリケーン」!



広範囲をゆるやかに疾走!1978年オープンのロングラン「ジェットコースター」!



閉園は夕方6時とやや早めなので宿泊先の新今宮-あの「フェスティバルゲート」のある場所-には8時ごろには着きました。まだ寝るには早い時間だし、多少探検に出かけることに。

フェスゲ&ヤバフォ

まずは新今宮駅ホームより。もうこの景色を見るのは何度目になることだろう。



接近して入り口まで行ってみても廃墟っぽさは少なく、外観的な破損は少ないです。当然アトラクションは全面終了で、テナントも皆無ですがある程度の掃除は行われているようでゴミはあまり落ちていません。また、常に開放ではなく、一応夜中は入り口のシャッター閉じてるみたいです。一体どこから入った金で営んでいるのでしょうか。



中央の広場のようなところ。次の日の朝には全て再開していてもおかしく無さそうなほどきれいで、放浪の方もいませんでした。



韓国の企業が買い取ったという噂もあるので、もしかしたら一部再利用で再開するかもしれませんね。いずれにせよ廃墟と化してなくて安心しました。

しかし、まだまだ時間はあり、これで終わるのは何かもったいないですよね。なら行くしか無いでしょう。「ヤバフォ!」

電車で2駅ぐらいで難波ヒップスに着きました。実際近くで見てみるとやはりすごいインパクトですね。フェスゲの二の舞との説もありますが、このインパクトなら通りかかった人が結構乗ってくれるんじゃないかと思います。1000円はさすがに無理ですが400円くらいまで落とせば全然ありだと思います。



ビル入って入り口まで行ってみるとこんな具合でした。まぁいいんじゃないですか?現在は故障とのことで無期限運休で乗れませんでしたが、再開して町のランドマークとなってくれることを祈ります。



時間もたったのでホテルへと戻って就寝。

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