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陸別駅駅名標

 池田方北見方 
く ん べ つ
薫   別
ぶ ん せ ん
分   線

**廃止前後の陸別駅**

停車場名陸別(りくべつ)
所在地足寄郡陸別町字陸別原野69番1
開業日1910年(明治43年)9月22日
駅員配置窓口…9:00〜17:25(土日祝日休み)
駅施設※道の駅「オーロラタウン93りくべつ」を併設
ラッチ外…陸別町観光・物産館(8:00〜18:00、但し日曜は9:00〜17:00、休館日は12月30日午後〜1月3日)、オーロラハウス(宿泊施設:2階)、待合室、自動販売機(飲料水・たばこ)、便所、関寛斎資料館
ラッチ内…特になし
駅前…自動販売機(飲料水)、公衆電話、便所、駐車場(無料)

釧路から銀河線への道のりは私の場合、国道240号線→
阿寒湖温泉→国道241号線→道道143号線・カネラン峠→陸別という
方法が一つある。道道143号線までは走りやすい普通の道であるが、
カネラン峠はちょっとした難所。今年購入した地図には舗装道路の
はずではあるが、峠の釧路側の一部は砂利道であった。無論、
行き違う車はほとんどなく、舗装する計画も(多分)ないらしい。
今夏は釧路→陸別の最短経路(?)ということで何度か行き来した。

陸別は北海道の中でもかなりしばれる地域。NHK総合(北海道版)
の朝の天気情報を見ていると北海道の最低気温ラインをほぼ保っている。
こんな特性を活かし、町内には日産自動車のテストコースもある。
私自身、鉄道車両にとっても貴重な地域であると思うし、
こういった側面でも廃線になるのは大変惜しい限りである。

駅舎は足寄と同様、道の駅「オーロラタウン93りくべつ」を
併設し、2階には宿泊施設「オーロラハウス」も備えている。
駅舎は立派なものであるが、駅構内に目を向けると木造の跨線橋や
機関庫、通票閉塞の跡など国鉄時代雰囲気が所々に残っている。
ホームは駅舎直結の1番線が池田方面、跨線橋を渡った2番線が
北見方面。2番線向かいの3番線は通常ダイヤでの使用はないが、
使用することはできるらしい。その他いくつかの保線用線路(?)が
あり、構内は他の駅に比べてかなり広いのが特徴的である。

陸別駅の外観
↑=鉄道駅+道の駅+宿泊施設(2005/06/11)
陸別駅構内
↑始発発車前、置戸・池田行きの並び(2005/07/02)
↓今では珍しい木造の機関庫(2005/07/02)
木造の機関庫
↓某映画の撮影で使った駅名標らしい(2005/06/11)
“ほろびない”の駅名標
昔ながらの跨線橋
↑国鉄時代から使用されている跨線橋(2005/11/05)
通票閉塞の名残り
↑跨線橋片隅に通票閉塞の名残り(2005/11/05)

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