このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

ハブのグリスアップ('07.10.21)


Bianchiを購入して1年過ぎ。
最近、走行中にホイールがゴロゴロと回っているような感じがしていたので
1度ハブを開けてグリスアップしてみる事にしました。
リアについてはこの際、同時にスプロケットも交換します。^^;)

現在までの走行距離。
メータ上は167.2kmですが最初はメータ付けて
なかったし、このメータも2台目なので詳細は不
明です。^^;)ゞ
サイトなどに残っている記録を合わせると大体
480kmくらいだと思います。^^;)


まずはフロントから。
パンク修理タイヤ交換 の時と同様にブレーキ
とクイックリリースを解放してホイールを外します



今回はクイックリリースも外します。
ナットを回していけばそのまま外れます。


外したクイックリリース。
スプリングに方向があるので注意が必要です。
^^;)


両側のゴムキャップを外します。
キッカケだけマイナスドライバー使いましたが手
で十分外れます。^^;)


シャフトを手で回してみました。
それほど重くはないようですがスムーズではなく
完全にゴリゴリとした感じです。(>_<)


片側の玉押しとロックナットをハブスパナで緩め
ます。
左右同形状なのですが念のため車体のどちら
側を外したか確認しておきました。
付ける時逆でも良いのでしょうか?^^;)ゞ
尚スパナのサイズは玉押しが13mm、ロックナッ
トが17mmでした。


外したシャフト類。
順番は玉押し、ワッシャ、ロックナットの順です。


シャフトを外した状態。
グリスはキレイでしたが量が少ない感じです。
ベアリングは片側10個でした。


ベアリングを取り出し、シャフト類と一緒にパーツ
クリーナやディグリーザーで洗浄します。


ハブ(両側)の中も同様に洗浄します。


ついでにホイールも清掃しておきました。
…と言っても布で拭いただけですけど。^^;)ゞ
ホントは作業自体タイヤを外しておいた方が良
いのでしょうね?^^;)ゞ


ハブの中にグリスをたっぷりと入れます。


ベアリングを入れます。


ベアリング表面にもグリスを被せておきました。
ちょっとやりすぎの気もしますけど…^^;)ゞ
反対側も同様に作業します。


さらにシャフト類にもグリスを塗っておきました。
^^;)


シャフトをハブに挿入し、玉押しを取り付けます。


シャフトがガタなく、スムーズに回るように玉押し
の当たりを調整します。


ワッシャを入れ、玉押しをハブスパナで押さえな
がらロックナットを締めてシャフトの動きを再確
認します。
感じ良くなければ↑の作業からやり直します。



ゴムキャップを両側に嵌めます。


クイックリリースにもついでにグリスを…^^;)ゞ


クイックリリースを取り付けます。


自転車に取り付けてガタやホイールの回転を再
確認してフロントは終了です。(^o^)


続いてリアです。
フロント同様にまずホイールを外します。


クイックリリースとハブ側についているゴムキャッ
プを外します。


リアについてはスプロケットを外す必要があるそ
うなのでスプロケット抜き工具とロックリング工
具で外します。
それほど大きなトルクで締まっていないそうなの
ですが(実際 DAHONの時 はそれほど固くはな
かったのですが)すごく固かったです。(>_<)


スプロケットを外した状態。
かなり汚れています。^^;)


こちらもシャフトを手で回してみるとやはりゴリゴ
リとした感じです。(>_<)


ハブ側の玉押しとロックナットをハブスパナで外
します。
リアの玉押しのスパナは15mmでした。


リアは玉押し、カラー(?)、ワッシャ、ロックナット
の順で入っていました。


シャフトを外した状態。
リアもフロント同様にグリスはまだキレイでした
が量が少ない感じです。


フリー側も同様でした。
ちなみにリアのベアリングはフロントよりも大き
めのものが片側9個ずつでした。


10mmの6角レンチでフリーを固定しているボル
ト(袋ナット?)を外します。


取り外したシャフト類やベアリング、フリーなどを
フロント同様にパーツクリーナやディグリーザー
で洗浄します。


ハブの中もフロント同様に洗浄します。


フリーの台座(?)はどう扱って良いのかよくわ
からなかったのですがここも同様に洗浄しちゃ
いました。^^;)ゞ


フリー周辺部品にもとりあえずグリスを塗ってお
きました。^^;)ゞ



フリーを元通りに固定します。


フロント同様にハブの中にグリスをたっぷりと入
れます。^^;)


フリーの上面はどうすれば良いかよくわからな
かったのですが… DAHONの時 はここにもグリ
スが入っていたようだったのでここにもグリスを
入れておきました。^^;)ゞ
まぁ、ブレーキとかみたいにグリスが付着してい
てマズイ部分じゃなさそうだし…^^;)ゞ
おかげでグリスをだいぶ消費してしまいました。
^^;)ゞ


ハブの中にベアリングを入れます。


こちらもフロント同様にベアリング表面にグリス
を被せておきました。^^;)


フリー側も同様にしたのですが…この時うっかり
ベアリングを1個ハブの中に落としてしまって大
変な事に…^^;)ゞ


リアのシャフト類にもグリスを塗っておきます。


シャフトを入れ、フロント同様に玉押しの当たり
具合を調整します。


カラー(?)やワッシャを入れ、ハブスパナで玉押
しを押さえながらロックナットを締めます。


ここで普通であれば元のスプロケットを取り付け
れば良いのですが、今回どうせスプロケット外す
なら、とついでに交換する事にしました。(^o^)
今回購入したスプロケットはSHIMANOのULTE
GRAグレード(CS-6500)12-27Tです。
(構成は12-13-14-15-17-19-21-24-27
 です)
DAHON同様に今までの(11-32T)はワイドす
ぎる感じだったので。^^;)


新しいスプロケットをフリーに入れます。


ロックリングを嵌めます。


ロックリングを締め付けてスプロケットをフリーに
固定します。


ハブ側のゴムキャップを嵌めます。


クイックリリースを取り付けます。


自転車に取り付けフロント同様にガタやホイー
ルの回転をチェックします。


今回スプロケットを換えたのでディレーラーの変
速を確認します。
DAHONの時もそうだったのですがスプロケット
を(上位グレードに?)換えると問題どころか今
までよりもかえっていい感じに変速します。(^o^)
スプロケットの出来栄えあたりが変速に大きく影
響しているのでしょうね?^^;)


作業終了です。


DAHONのスプロケット交換 の時に1度ハブを開けた経験があるので作業はスムーズに行ったつも
りだったのですがフロント、リア両方行った事と、色々と掃除したりしていたおかげで意外と作業に
時間はかかりました。^^;)ゞ
翌週、早速テスト走行してきたのですが何と靴を間違えて仕事用の重くて磨り減った作業用の靴で
出て行ってしまい(笑)むしろ重くなった感じで気が付くまではしきりに首を捻っておりました。^^;)ゞ
(軽い靴って重要ですねぇ^^;)ゞ)
でもホイールの回転はスムーズになったような気がしますし、ギアもいい感じでクロスして乗りやすく
なったのでとりあえずは満足いくメンテでした。(^o^)

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