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近郊型電車のページ  

  1. 国鉄クモハ54型他飯田線
  2. 国鉄70系阪和線
  3. JR 113系東海道線
  4. 国鉄115系身延線
  5. 国鉄415系旧塗装
  6. 国鉄415系1500番台常磐線
  7. JR 211系東海道線
  8. JR E217系横須賀・総武線
  9. 国鉄711系100番台


国鉄クモハ54型他(飯田線): 大好きな旧国!しかも飯田線をゲット!

     クハニ67901                          クモハ54110

      クモハ54125                          クハ68412

私は旧国、しかも戦前型が大好きで、学生時代には飯田線によく行ったし、
かつてGMのキットも結構組み、飯田線の雰囲気を再現したりしていました。
しかしキットはやっぱりメンドクサイし、自分の工作力のなさが嫌になっていました。
そんな中、ついにマイクロエースが飯田線の標準的な編成を製品化!
小躍りしたのは言うまでもありません。
でも・・・発売当時、資金繰りがうまくいかず、結局大手量販店では売切れてしまいました。
このセットは、2007年8月になって、都内某所で売れ残っていたものです。

ある意味、とてもマイクロエースらしい製品ですね。
スカ色は実車よりも鮮やかで、グロベンにはバリが残っていますが、。
しかし、いつもよりも低速を重視しているのではないかと思う走りは飯田線らしいし、
しかもいつもどおり、ほとんど無音走行してくれるし、
特定車両をモデル化しているため、各車のディテール差にこだわっているなど・・・。
総合的には、かなり気に入りました。

早速、手元にあったTNカプラーを装着しています。

左写真:クハニ67の窓桟は美しく表現されています。客室窓のはめ込みも及第点でしょう。
右写真:パンタ周りの表現も手際よくやっています。

クモハ54110と125、偶数車と奇数車の違いの他、幌部分にも違いがあります。

国鉄70系(阪和線):
なかなか好ましいマイクロエース製


横須賀線、新潟色と一緒に、70系バリエーションのひとつとして発売された製品です。
本当は新潟色が欲しかったのですが、発売当時に資金繰りがうまくいかず・・・
その後ネットオークションに安く出た阪和線を手に入れた次第です。
阪和線の快速塗色とのことですが・・・私は全く記憶にありません。
相変わらず綺麗に塗られていますけど、セットについていた実物写真を見ると、
窓上の緑はもうちょっと下まで塗られいて、塗り分け線が異なっていれうのですが。。。
これでいいのでしょうか?

全体のディテールは、ちょっと丸っこい感じはしますが、まず不満のないレベルです。
しかし・・・PS13パンタグラフはいただけませんね。幅が狭く、全体的にごつく、あまり実感的ではないのです。
いつもは繊細すぎて壊れやすいパンタを作るマイクロエースなのに、これは明らかに作風が異なります。
パンタの幅が狭いためか、両脇のランボードは逆に幅広となっているのも、違和感があります。
TOMIX製かKATO製のPS13に交換したいところです。

走りの方は、もはやマイクロエースの美点ともなった、無音で滑らかに走ります。
ライトも明るく、走らせるのが楽しくなる模型ですね。



JR113系(東海道線): 最近の姿を再現。基本編成11両と旧製品サロ112

     クハ111                             モハ112

     サロ124                            サロ110

     サハ111(組み立て品)

     サロ112(旧製品改造)

実車は2006年3月、東海道線東京口から引退してしまいましたが、
我が鉄道では大活躍中の113系湘南色編成は、
ネットオークションにかなり安く出ていたTOMIXの6両セットに、中古模型ショップで見つけたサロ110、
ネットオークションに単体出品されたサロ124を加え、長い間8連として活躍させていたものです。
全車両が最初からTNカプラー装備だったし、かなりお得感のある編成でした。

2006年にはネットオークションで念願のMM'増結セットを落札、これで10連になりました。、
しかしこの増結セットはかなりの高値となり・・・お得感は一気に薄れてしまっています。
そして残るサハ111・・・これがどうにも手に入らずあきらめかけていたところ、
TOMIX製品をばらして「パーツとして」売っている某大手模型店で、
サハ111の屋根、ボディ、下回りが売られていたのです!
これらを組み合わせれば、サハ111が完成する!
・・・ということで、パーツの状態で購入すると割高になるのを承知で、購入したのでした。
これでようやく、実物と同じ基本編成が完成した次第です。

基本的な造型は下の115系と同じで、とてもいい感じに仕上がっています。
KATO製品に比較すると、ヘッドライトの大きさが実感的だし、ベンチレータが別パーツ化されているので、
近郊型電車に関しては、私はTOMIX製品の方が好きです。
走りもTOMIXにしては(?)かなり静かで、滑らかに走ります。
なお、クハの1両には、変化をつけるため幌を装備しています。

そして番外編は旧製品のサロ112。
出来のよいとは言えない旧製品の中で、当時から唯一・・・良い出来と言えた製品です。
中古模型ショップで発見したもので、この基本編成に組み込んで使おうと思い、
TNカプラー化、屋根上塗装などの 近代化改造 を行いました。
JRになる前にサロ112は廃車になってしまったんですが、そこは模型ならではの楽しみということで。


国鉄115系2000番台(身延線): 身延線カラーの1stロットを2組


20年以上も前、TOMIXが近郊型電車をリニューアルしました。
玩具的な外観をした旧製品からはとても信じられないくらい、リニューアル品は実感的にできていました。
「TOMIXもここまでの製品を出せるようになったのか」と、かなり衝撃的に感じた記憶があります。
この鮮やかな身延線カラーの115系2000番台は当時の新鋭車両で、
新鋭車両と言えども、まだ「冷房準備車」で登場するあたりに、時代を感じますね。
3両セットという手頃さもあって、確か発売とほぼ同時に手に入れたと記憶しています。
そしてそれから20数年・・・中古模型ショップで、全く同じロットの新古品を発見!
もちろん、すぐに買いました。

この製品はその後何度も改良され、現在も発売が続いているロングセラーですが、
1stロットは、信号炎管がなく、ナンバーが印刷済みで、床下が黒いという特徴があります。
また、スプリングウォーム動力は、音はかなりのものです。
走行は安定しているし、ヘッド・テールのちらつきもないので、うるさいという以外は不満はありませんが。。。

最初の編成の中間連結部には、KATOカプラーを装備していましたが、
最初の編成のクモハと2セット目のクハ前面には、KATOの ASSYパーツの幌を取り付け
ダミーカプラーをTNカプラーに交換 し、6連で運転できるようにしました。
各車の連結面にも全て幌をつけています。


国鉄415系旧塗装(常磐線): 窓の表現が独特の旧製品を格安でゲット!


いつもの中古模型ショップで4両まとめて安く売られていたものです。
何しろTOMIXの国鉄近郊型電車旧製品は、サッシ表現がごつくて合いが悪く、
顔が似ていない、スプリングウォームで騒々しい動力・・・といった不満が多かったため、
当時は購入の対象には思えませんでした。
しかし今にしてみれば、それも「製品の味」というもの・・・
安さにつられたこともあって購入してみたのです。
すると・・・クハ2両、モハ414、モハ415は全て異なるロットのようで、
屋根の艶の有無や、塗装色の微妙な違いがありました。
また、モハ414(動力車)は、窓サッシが改善された・・・最終ロットのようなのです。
しかし編成中で1両だけまともなサッシというのも変なので・・・
わざわざネットオークションで同時代のモハ113(トレーラー)を入手し、窓を交換しました。
これで一応、4両とも「変な」サッシにすることができています。

見た目は実に綺麗で、製造された年代を感じさせませんか、
走行音がとても大きいのには驚きます。
スプリングウォーム式の動力はたくさんもっていますが、ギアが噛む音が大きいのです。
でも、調子は決して悪くないので、これはこれでよしとしましょう。
ついついサッシに目が行ってしまうけど、ボディの造りや屋根上は、なかなかのものですしね。


あえて「変なサッシ」に戻したモハ414。屋根上機器は、今でも通用するレベル。


国鉄415系1500番台(常磐線): とってもスマートな常磐線近郊型


ネットオークションで、基本4連セットと増結4連セットの計8連を、安く手にいれたものです。
TOMIXの旧製品なので、スプリングウォームの動力で走行音は大きめですが、走行は安定しています。
パンタ周りの表現など、ディテールも申し分ないので、結構気に入っています。
ただしこの時代にはTNカプラーはまだなかったので、上の115系同様、KATOカプラーを装着してみました。
編成の両端の先頭車は、元からダミーカプラーとなっていましたが、
中間に連結される増結セットの先頭車には、KATOカプラーとグレーの幌を装備し、
また基本セットの先頭車には、加工して TNカプラーを取り付け ています。

国鉄211系東海道線: 「お買い得」で集めました





KATOとTOMIXの競作になっている211系ですが、
TOMIXは緑帯の色が明るすぎるという理由で、私はKATO製を選びました。
ディテールの出来は、実はTOMIXの方が好みなんですが・・・・

とは言え、最初にネットオークションでサロ213と212を手に入れたものの、
その他の車種はなかなか見つけられない状態が続きました。
そしてようやく半年以上経ってから、ネットオークションでモハ211を手に入れ、
ほぼ同時に他の車種を中古模型ショップで発見、一気に揃えることができたものです。
しかしなぜか手に入れた品はライトユニットが抜かれていたので、
後からASSYパーツを手に入れて装着しました。
KATOらしく破綻のないディテールと素晴らしい走行性は、やはりお気に入りとなりました。

実物は10両編成が基本なので、この編成も10両にしていますが、
ついでに中古模型ショップで格安で売られていた、1階建てグリーン車サロ210も手に入れました。
もはや実物は全て廃車されてしまったサロ210、模型が再生産されることもないかと思います。
ときには2階建てグリーン車の1両の代わりにこれを編成に入れ、
ちょっと前の東海道線を再現させています。

尚、ネットオークションで手に入れたモハ211の1両は新しいロットなので、
もう1両のモハ211とはパンタが違うのですが、そこもまたご愛嬌。。。(^-^;


左写真:ロット違いのモハ211。手前はパンタがスリムなBタイプで、避雷器も別パーツ化されています。
右写真:KATOの211系とTOMIXの415系1500番台。微妙なメーカー差があります。


JR東日本E217系(横須賀・総武線): カッコイイ横須賀線のエース、TOMIX、KATOともに11連化



TOMIX製品

前面デザインに特徴のあるE217系は、都会的な雰囲気と俊足さがウリ、私も大好きです。
近郊型なのに4扉というドア配置を採用したのは、この形式からでしたっけ。
TOMIXが早くから製品化していますが、特徴を見事に再現していると思います。

この編成は、まずクハE216、モハE216、モハE217、クハE217の4連を中古模型ショップで入手した後、
サロE216、動力ナシのモハE216、そしてサロE217の順で、同じ中古模型ショップで手に入れました。
パンタ付きのモハE217の2両目は、ネットオークションで手に入れたものです。
このように入手時期がバラバラのためTNカプラー車とアーノルドカプラー車が混在していたので、
アーノルドカプラーを全てKATOカプラー化した上、
編成の真ん中からTNカプラー車とKATOカプラー車に分かれるようにしてみました。
いずれは全車TNカプラー化する予定ですが。。。
動力は入手当時は音も大きく、あまり快調とは言えない状態でしたが、
分解清掃して長時間の慣らし運転をしたところ、復活しました。

このようにTOMIXの編成は当鉄道標準の8連で活躍させていましたが、
以下のKATO製が実物どおりの11連で入線したため、サハE217を増備して11連化することになりました。
私の場合、「手に入れようとすると意外と簡単に手に入る」という傾向があります。
まずは1両を中古模型ショップで見つけたすぐ後、ネットオークションで1両、
そしてまた中古模型ショップで手に入れることができたので、
決意してからたった1週間で11連にすることができました。



KATO製品


続いてKATO製の11連です。(8両基本セット+増結3両セット)
E217系は大好きなので、KATOの予告が出たらもう・・・買わずにはいられません。
お店に予約して、発売日の当日に買い求めました。

さすがにTOMIXよりも設計が新しいだけのことはあり、
実在する編成をモデ化した全車特定ナンバー、号車番号の印刷、
セミクロスシートの0番台とロングシートの2000番台の車内作り分け、
フライホィール付で快調な動力、白色LEDを持ちいた明るいライト、
小さくてもしっかりと立ち上がる形態のよいパンタグラフなど・・・素晴らしいものでした。


左写真:ちゃんと紫に塗られている、KATO製グリーン車の貫通扉
右写真:0番台(手前)と2000番台(奥)とで、内装が違います

TOMIX製との差は、前面の雰囲気が・・・KATOの方が実物に似ていますが、
それ以外は予想していたほどには感じませんでした。
ディテールの出来、塗装の質感、窓ガラスの平面性など、
TOMIX製品だって最新のKATO製品に負けていないのです。

なのでこの2編成は、どちらも当鉄道の主力として、今後も活躍してくれそうです。


左写真:左がTOMIX、右がKATOのクハE216。前面ステップの造型の違いに注意。
右写真:左がKATO、右がTOMIX。屋根の色が違いますが、それ以外は甲乙つけがたい出来です。


国鉄711系100番台: 縁はなくとも昔から好きだった電車。やはり国鉄旧塗装でしょ。



'70年代の鉄道模型趣味の作例と図面でその存在を知り、以来好きだった電車です。
しかし・・・学生時代に北海道旅行をしたときは乗る機会がなく、
数年前に家族で旅行したときには、現在の塗装となった姿をチラリと見ただけでした。
そんなわけで実物とは縁がないのですが、好きなので予約して買いました。
最近のマイクロエースらしく、静かで滑らかに走行します。
ときどきトレーラーがキュルキュルいうこともありますが。。。
ディテールは、これもマイクロエースらしく、ややぽてっとしたところもあり、
ヘッドライトがほんの少し大きいかなと感じましたが・・・私としては充分です。
塗装が綺麗でドアレールまでしっかり色が入っているところはさすがです。
そして、ヘッドライトは屋根上の補助灯まで明るく点き、
しかも「ちらつき」が全くないのは素晴らしいと思います。
早速小樽行きの6連として、活躍させています。


左写真:高圧配線が無塗装の緑色樹脂なのは残念。色さししたいところです。
右写真:オデコのライトもとても明るく点灯します。






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