特急型電車のページ
157系 あまぎ:
子供の頃の憧れの電車
子供の頃・・・153系急行伊豆には乗せてもらえたのに、この「あまぎ」は高嶺の花。
ついに乗る機会はないまま、実車は引退してしまいました。
157系と言えば、他のどの形式とも似ていない独特の前面デザインが、何と言っても大好きです。
このKATO製品は、実車を見事に再現していて、昔憧れた電車の思い出を蘇らせてくれます。
たまに「白根」にしたいこともあるので、クイックヘッドマーク対応というのも、嬉しいですね。
この編成はKATOの基本セット(7連)+増結セット(2両)の9連で、
いつもの中古模型ショップでどちらも新古品を見つけまたものです。
付属品未開封、車体も車輪も綺麗な状態で、定価の6割ほどで手に入れる事ができたのは、
とてもラッキーででした。
当初、動力車はモーター音が大きめでしたが・・・何度か走行させているうち、次第に快調になりました。
181系 とき:
かつての上越国境の華
クハ181 サシ181
モハ181 モハ180
モロ181 モロ180
サハ180
いわゆるボンネットタイプのこだま型151系、その赤帯付き上越タイプが161系で、
151系ともども181系に改造され、晩年にはとき、あさま、あずさに使用されました。
私は子供の頃181系あさまに乗ったことがあり、赤帯181系は憧れの電車のひとつです。
しかしKATOの181系は古くから製品化されてはいたものの、赤帯車はなかなか販売されず、
ときセットが発売されたときには模型から少々遠ざかっていたこともあって、購入しませんでした。
最近マイクロエース製品が登場しましたが、驚くほど高価でした。
(ボンネット形状はKATOの方が実感的だと思うし)
そして、ようやく中古模型ショップで発見したのがこれです。
ホィッスルカバーが紛失していた以外は、新古品と言えるほど綺麗です。
同時に別に売っていたMM'ユニットの増結セットとサハ1両も買い、一気に10両編成化、
ときが華やかだった頃の編成を再現しています。
KATOの181系は製品化が古いため、今見ると少々ディテールの甘いところも見受けられますが、
それでも必要にして充分だし、動力も同社製品の美点で、実に安定していて静かです。
181系 はと:
ついに手に入れたクロハ181から、順次編成化を進めています
クロハ181 クハ181
モハ181 モハ180
モロ181 モロ180
サシ181
以前、クロハ181が欲しかったので、KATOの181系「しおじ・はとセット」を買おうとしたことがあります。
しかしその店に在庫が1セットしかなく、肝心のクロハの状態が(展示されていて)今ひとつだったため、
買いませんでした。(そのとき代わりに買ったのは、TOMIXのキハ181系)
そしてそれから1年余り、やっと・・・かつて単品販売されていた頃のロットを、クハとともに入手しました。
前オーナーの手でKATOカプラー化され、屋根上ヘッドライト取り付け済みでしたが、
シールは未使用の美品だったのです。(JNRマークが印刷されていない時代なのは残念ですが)
しかも古いロットであることが幸いし(?)、手持ちのときセットの中間車と色合いがほぼ同じでした。
なのでしばらくは先頭車のみを交換して、2列車を表現していました。
でもようやく2006年になり、全く同じ頃のロットで、
モーター付きのMM'ユニット美品を、中古模型ショップで見つけることができました。
さらにそれから数ヶ月後・・・別の中古模型ショップで、箱ナシジャンク品のモロのユニットを発見!
ジャンクとは言っても、きわめて状態はよく、購入したのです。
これでようやく6連になり、なんとか「とき」と並走しても、サマになるようになったのです。
でも・・・サシはどうしましょう???
かつては単品でも販売されていましたが、今まで中古品を見たことがありません。。。
と、しばらく悩んでいたところ、ネットオークションに出品されていたのを発見!!
なんとか落札してみると・・・かなり古いロットの単品でした。
色合いの違いが懸念されましたが、編成に組み込んでみると、ほとんど違和感ありません!
しかもかなりの美品、いやー、ラッキーです!
欲しいと思えばいつか手に入る、私のジンクスに感謝します。
ちなみに、今までKATOの181系の帯なし先頭車を買わなかった理由は・・・
全体的な出来は素晴らしいのに、ディテール表現が薄いため、
特にボンネット周りがのっぺりしているように見えてしまうからです。
ボンネットの蓋とボディとの継ぎ目部分は、実物は(痛みもあって)結構目立つ部分なのに、
製品では・・・肉眼では全く見えず、そこが実物の印象を損なっていたのです。
実物どおりに凹んでいたら墨入れすればよいのですが、出っ張っているのでお手上げ。。。
そこで、なんとかしたいと一念発起(?)、
墨入れペンで陰影をつける
ことに成功しました。
なお、その際、JNRマークやグリーン車マークも貼っています。
小学校時代の自作車
と並べてみました(笑)
183系1000番台 とき:
やっと、好きな電車を手に入れました
どちらかと言えば、特急型よりも通勤型の方が好きな私、ついつい特急型の増備は後回しでした。
181系ときを追い出した183系1000番台も、ずっと欲しかった車両ですが、
2007年になってようやく、2006年の7両セット美品を見つけ(しかも格安でした!)、手に入れたのです。
183系1000番台の「とき」には、学生時代に乗ったことがあり、非貫通の正面デザインも好きなので、
もっと早く手に入れていてもよかった製品です。
さすがは2006年のロット、車輪は黒染めになっているし、塗装も実に綺麗でした。
(旧いKATOの特急色は、クリームが黄色がかっていたり、赤が擦れていることが多い)
もちろん、走りもいつものKATOで、滑らかで静かです。
無線アンテナが付き、絵入りヘッドマークが付き、
どちらかと言えば近年の姿が模型化されているため、
181系の「とき」と競演させるには少し時代が違うようですが、
そこは模型の世界、2種類の「とき」を楽しんでいます。
上がセットのサロ1831100、下が増結用のサロ1831000。床下機器の違いに注意。
ロットが異なるため、車輪のメッキの色も異なります。
でも、やっぱり7両じゃ短いな〜と感じていたら、
その1ヶ月もしないうちに同じ中古模型ショップで、増結MM'セットとサロ1831000を格安で発見!
欲しいと思ったらすぐに現れるジンクスは、ここでも健在でした。
ただ、こちらは残念ながら最新ロットではないので、車輪が普通のメッキでした。
でも車体の色合いは全く同じで、編成に入れたら全くわからなかったのは幸いです。
セットのサロ1831100と、増結用のサロ1831000とで、床下をちゃんと作り分けていることにも感動しました。
ところで、同じ183系1000番台を使っていた「あまぎ」も再現したいんだけど、
そのためには、もう1編成必要ですね。。。
185系:
敢えて旧マイクロエースの流れをくむ製品を入手
「特急と普通の両方に使う」という新しいコンセプトのもと、
東海道線東京口に登場し、153系を淘汰した電車です。
旧しなのマイクロが「マイクロエース」ブランドで新たにプラ製品を展開、
その第一弾として、EF641000、EF71/ED78とともに発表されました。
その後同社は倒産、プラモデルのアリイがブランドを引き継ぎ、今でも生産が続いています。
これは近年の新塗装のセットで、中古模型ショップで特価品として定価の1/3で売られていたもの。
プラの金型、動力構造、金属製の避雷器など、
新塗装以外は20数年前の旧社のものが、そのまま使われていました。
走り、外見、ライト類などには問題はなく、安いこともあって、手に入れてみました。
すっきりとしたKATO製品ではなく、ややぽってりしたディテールの旧マイクロエース設計を今に残す、
この製品を敢えて選ぶところが、私の天邪鬼な所以でもあります。
それを抜きにしても、KATO製品はどうも側面窓が小さいような気がして、あまり好きではないのです。
こちらの方が、実物の雰囲気をとらえているように思います。
さらに注目は動力・・・旧しなのマイクロが設計した、フライホィール付き動力のダイカストを、
今でもそのまま使っています。
なので、かつてフライホィールが存在した位置が、空洞になっているのです。
最近の動力のような調子では走ってはくれませんが、当時を偲ぶにはいいのではないでしょうか。
サロに動力を入れるという考え方も、最近では珍しいのではないでしょうか。
10両編成ではないのが不満だったところ、基本セットの購入から2年後の中古模型ショップで、
MM'ユニットをジャンク品として手に入れることができました!
これで9両となり・・・結構サマになってきたのです。
動力の入っていないサロがもう1両ほしいところですが、それは叶わぬ夢、すっかり諦めていました。
しかし、「欲しいと思うものは現れる」というジンクスがここでも生きて、
なんとセットバラシ品のサロ(もちろん動力付き)を手に入れることができたのです。
何しろ設計の旧い製品ですから、10両編成で動力車2両は、逆によかったのではないでしょうか。
左写真:車内一杯にに収まる旧い動力なので、床下はスカスカ。その代わり、窓は真っ黒。
右写真:金属製の避雷器が、旧マイクロエース(しなのマイクロ)設計の証。
念願のサロ(動力車)2両化なる!
253系 成田エクスプレス:
JR東日本の会心作は、半ジャンク品と新古品
実車がデビューした時、鉄道車両とは思えないそのカッコよさに、一目ぼれしました。
後で聞いた話では、自動車デザイナーがデザインに関わったんだとか!
どおりで、フロントマスクや屋根の処理が、自動車っぽいわけですね。
その後の車両で、未だにこれを超えるかっこよさを持つものはないと思っています。
KATOとTOMIXが競作していますが、ディテールの細かさ、見栄えの点ではTOMIXに軍配が上がります。
このセットももちろんTOMIX製ですけど、
まず基本セットをネットオークションでジャンクに近い中古として格安で入手し、
増結セットは数ヵ月後にほぼ新品を入手したものです。
基本セットは、各所に色差し、ウェザリングが施してあったのがジャンクの理由で、
今後徐々に前オーナーの痕跡を消すべく、手を入れる予定です。
増結セットの方は、まずナンバーを貼らないといけませんね。。。
走りに関しても、全くもんだいありません。静かに滑らかな走りを見せてくれます。
ところでTOMIXは6連バージョンは発売しないのでしょうか。
クハとクロの微妙な違い(手前がクロ、奥がクハ)