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国鉄特急 |
<本州>
ひかり 〔HIKARI〕 新幹線 2008年5月7日更新 2012年4月1日更新( 写真追加 ) 2012年6月3日更新
新幹線は、在来線の特急と全く異質の存在であって、他の国鉄の特急と同列で紹介するのはふさわしくないほど、画期的な鉄道システムであり、登場してからの日本の鉄道や他の交通機関へのインパクトは、計り知れないものがあります。1964年に開業してからの輸送量、速度、安全性において奇跡的な成果を収め、まさに夢の超特急です。開業時からしばらくは、0系のみによる運転で、ひかり、 こだま の2系統時代が、長く続きました。
ひかりは、新幹線の愛称に選ばれる前は、九州のDC急行列車 ひかり としての経歴があります。
写真は東海道新幹線開業、4年後ぐらいの新幹線0系です。1968年頃、新大阪駅にて、こーちゃん様が撮影された貴重な写真を掲載しています。車両はH4編成で、長窓の0番台です。走行中の窓ガラスの損傷が相次いだため、この対策車として1976年から小窓の1000番台が登場し、長窓車は、これに置き換えられていきました。
新幹線0系 H4編成 新大阪駅にて 1968年頃 こーちゃん様撮影
写真は新大阪駅で撮影した新幹線0系ひかりです。1971年11月撮影。まだ山陽新幹線開業前で新大阪駅は新幹線の始発終着駅でした。この頃、新幹線は特別な事が無い限り、一般の庶民が気軽に乗れる雰囲気は無く、この時も上京する親戚を見送りに行った時の1コマです。
新幹線0系 H15編成 新大阪駅にて 1971年11月撮影
写真は夕暮れに京都駅に入線する0系ひかりです。1976年頃、Toyoshima様が撮影された写真を掲載しています。
京都駅に入線する0系ひかり 1976年頃 Toyoshima様撮影
写真は岡山駅に到着した山陽新幹線の0系ひかりです。山陽新幹線開業直後の1972年4月5日に撮影。車両の先頭車は22−11で、これは新幹線開業当初からの車両です。山陽新幹線は1972年3月15日に、新大阪〜岡山間が開通しました。画像は、ネガフィルムの劣化により、かなり変色しています。
新幹線0系 H11編成22-11 岡山駅にて 1972年4月5日撮影
新幹線0系 H11編成 岡山駅にて 1972年4月5日撮影
新幹線の合理的なスタイルは、ヘッドマークも無く、趣味的には面白く無い事から、これ以降、ほとんど撮影していません。趣味的に楽しめる様になって来たのは、車両や列車にいろんなバリエーションが増えたつい最近からだと思います。
写真は、新大阪〜京都間を快走する長窓車の0系ひかりです。1979年7月31日にデジアナ様が撮影された貴重な写真を掲載しています。この頃は既に小窓の22次車が増えていました。
新幹線0系 新大阪〜京都間にて 1979年7月31日 デジアナ様撮影
写真は、1999年9月、西明石駅を通過する0系ひかりです。この頃は、既に0系ひかりは臨時でしか運転されていませんでした。デジアナ様が撮影された写真を掲載しています。
新幹線0系ひかり 西明石駅にて 1999年9月 デジアナ様撮影
新幹線0系は、2003年9月16日の営業運転を最後に、東海道新幹線より撤退し、山陽新幹線でこだまとして余生を送っていますが、2008年11月に、定期運転を終了し引退しました。
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