このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

          
                   

工房作業室  「架線柱・架線をつくる」
                             ※ ここに掲載する製作過程はあくまでもオーナー流です。
                               したがって、ご覧の皆様がこの方法を用いて製作し失敗等が生じても、
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Nゲージ鉄道模型「架線柱と架線」をつくる   2004.2.29


まずはイメージスケッチから開始します
製作の方法や手順を十分に探ります



作業1 「架線柱づくり①」

  

 今回はminiジオラマ用の架
  線柱をつくります。
  miniジオラマ用なので、 そ
  れほど強度は必要ないと判
  断し、 GM製の電柱セットを
  使ってつくることにします。

  電柱から架線柱に不要な部
  分をカットします。
  カットした不要な部分は捨て
  ずに保管します。この小さな
  不要物もジオラマつくりには
  意外と重宝するもので、アイ
  デア次第で様々なモノへと流
  用できるのです。



作業2 「架線柱づくり②」


  

  電柱から架線を吊す腕?
   を取り付けます。

   電柱に1mmの穴をあけ、
   1mmのプラ角棒を差し込
   みます。
   当然ですが、丸い穴に角
   材は入りませんので、角
   材の先を円筒形に削り出
   します。

   次に電柱と腕を結ぶ棒?
   をつくります。
   0.3mmの真鍮線を折り曲げ
   て作り出します。



作業3 「架線柱づくり③」

  

  電柱と腕を結ぶ棒を取り付
  けます。
  取り付け部に穴を開け、そ
  こに真鍮線を通して接着す
  ればよいのですが、これで
  はあまりにも単純作業なの
  で、棒を固定する釘?を
   0.2㎜の真鍮線でつくり留
  めていきます。








  



 

  「作業3」の拡大画像です。
  1㎜の角棒に0.4㎜と0.3㎜
  の穴が集中するので、穴
  開け作業は慎重に。
  力を入れすぎると、折れた
  り歪んだりしてしまいます。

  この後は、余分な真鍮線
  をカットし、カット面を処理
  します。







  

作業4 「架線器具づくり①」

  

  ここからは架線づくりに入
  ります。

  まずは架線を吊るための
  器具をつくります。
  実際に使用するために作
  り出した器具は画像の左。
  0.8㎜のプラ角棒のひとつ
  の面に、深さ0.15㎜〜0.2㎜
  程度の溝を掘ります。
  (左では見えませんね…)

  右は少しでも見やすくする
  ために、長さを長くし掘る面
  を黒く塗装した後、溝を掘っ
  てみましたが…。
  (よくわかりませんね…)



作業5 「架線づくり①」


  

  架線は0.3㎜の真鍮線をつ
   かい、作業4で作った器具
   を取り付けます。

   この太さと器具の大きさ
  (長さ約2㎜)では、ジオラマ
  上ではかなりオーバースケ
  ールになりますが…。
  0.0○㎜で強度のある線が
  どこかにないものか…、と
  思ってしまいます。




作業6 「架線づくり②」

  

  作業5で取り付けた器具に
  0.2㎜の真鍮線を立てます。
  このとき真鍮線の長さはそ
  れほど重要でないので、適
  当な長さにカットしておきま
  す。








作業7 「架線器具づくり②」


  

  器具の二個目。
   φ0.5㎜のプラ棒の中心に
   φ0.3㎜の穴を開けます。
   イメージ上、計算上では、
   可能なのですが、実際に
   できるかどうかは…。未知
   経験の部類ですね。

   何回か失敗したものの、
   コツをつかむと意外と簡
   単に開けられるものなの
   ですね。



作業8 「架線づくり③」

 

 作業7で作った器具を0.2㎜
  の真鍮線に通します。
  作業6で作ったものと現物
  合わせで器具を接着します。
  作業6で立てた0.2㎜の真鍮
  線で器具と器具をつなぎ合
  わせます。
  つないだ後に余分な真鍮線
  はカットします。








  

  作業8の拡大画像です。

  作業7で作った器具は1㎜
  ほどでしょうか。

  架線に見えるでしょうか…。






  

作業9 「架線柱に取り付け」


  

  …、架線柱の仕上げに至る
  画像と説明がありません…。
  あまりにも作ることに熱中し
  てしまったもので…。

  さて、塗装し架線を支える準
  備が整った架線柱に架線を
  吊り下げます。

  少しでも安定よく吊り下げる
  ために、 先に架線柱をジオ
  ラマに取り付けてしまいます。
  取り付けてしまうと、その後
  の作業がとても進めにくくな
  りますが…。

  架線と線路の関係や車輌の
  パンタグラフとの関係をよく
  確認しながら取り付けていき
  ます。

  ここまで25㎝の架線をつくる
  のに4時間が経過しました…。


作業10 「架線の塗装」

  この後は塗装しすることに
  なります。
  ジオラマに設置してからの
  塗装になりますから、不要
  部分に塗料が付いてしまわ
  ないように注意が必要です。

























  



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