このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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更新日 2008/5/15

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三菱鉱業バス 運行系統

〜大夕張地区〜


a. 運行系統一覧(1972)

ここでは三菱鉱業バス時代の大夕張地区運行系統一覧を紹介します。美唄地区と異なり中・長距離路線が主体で,これらは大夕張(鹿島)〜南部間の道路開通(1962.10)後,順次開業しています。山内バスと呼ばれた常盤線,明石線は道路がない時代に貨車でバスを搬入したと伝えられていますが,1973年12月の大夕張砿業所閉山で便数が激減し,70年代後半には全便休止となりました。
大夕張管内の 時刻表路線図 も併せてご覧ください。

 種別路線名起点(経由)終点備考
1特急札幌大夕張駅前(清水沢)札幌三菱車庫1965.12開業
2急行夕張大夕張駅前(清水沢)夕張駅前1962.10開業
3急行清水沢砿業所前(註)(南部)清水沢駅前1967.10開業
4-1 南部砿業所前(註)(南部)菊水町1969.11開業
4-2砿業所前(註)(千年町)南部
4-3南部(案内所)菊水町
5 常盤砿業所前(註)(代々木町)中学校前1956.9開業
6砿業所前(註)(保育所)中学校前1968.1開業
7 明石砿業所前(註)(代々木町)明石町1956.9開業
8明石町駅前(千年町)朝日荘前 

路線申請資料では一貫して「砿業所前」であるが,1969年頃から実際の運行は「車庫前」から出発するよう改められた模様。

b. 運行回数推移(1964−1980)

ここでは三菱鉱業バス時代の大夕張地区主要路線運行回数推移を紹介します。山内バス(常盤線・明石線)が大夕張(鹿島)閉山で便数が激減する一方,南部地区への人口移動で南部・特急・急行線は比較的堅調な運行となっています。特急・急行線は90年代中頃まで残り,ダム建設による鹿島地区全戸移転にあわせて廃止となりました。南部地区は現在夕鉄バス・南部線(南部〜新さっぽろ駅前間 4往復)が運行されています。

ダイヤ改正特急
札幌
急行
夕張
急行
清水沢
南部常盤明石備考
砿〜菊砿〜南南〜菊
1964
-7----98 
1965.12
27----98札幌線開業
1967.9
271---157清水沢線開業
1969.11
2723-1182南部線開業
1972
3723-1193 
1972.11
372311203列車代替
1973
372311183 
1973.12
3723313
(註1)
大夕張閉山
1974.1
3723313
(註1)
 
1976.12
372331
(註1)
常盤線運休
1978.7
3724
(註2)
2
(註2)
1
(註1)
 
1978.12
3724
(註2)
2
(註2)
-
(註1)
常盤線運休
1980.10
3724
(註2)
2
(註2)
-明石線運休

註1
明石線は非公示便(スクール)として残っていた可能性もある(2往復)。休止申請は1980年10月20日からとなっている。
註2
南部線のうち各1便を代々木町経由から保育所経由へ変更して運行。

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