このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

タイ国鉄完乗 キーリーラットニコムへ行く 1

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バンコク駅

 

タイの雑誌にこのホームページが紹介されたことで、

タイ国鉄の全線乗車に意欲がわいてきた。

 

タイの国鉄を全線乗車しようとするときに、難儀な路線が何カ所かある。

ハートヤイからスンガイコーロクまでの路線は、現在、

テロが頻発しているので、命懸けで乗車しなければならないが、

幸い私は平和なときに乗車した。

 

命は懸けなくてもよいが、乗車が困難な路線が、

ノーンプラードゥック分岐駅 - スパンブリー(77.4km) 、

ーントゥンポー分岐駅 - キーリーラットニコム(31.0km) である。

どちらも、列車は1日1往復で、スパンブリー、キーリーラットニコムが、

行き止まりの終着駅になっている。

列車は朝に、行き止まりの田舎側から街に向かい、

夕方に行き街から田舎へ帰っていく。

夕方の列車で終点に向かうと、帰ってくる交通機関はない。

 

スパンブリーは地方都市でホテルがあり、列車もバンコク始発だから、

スパンブリーで宿泊するつもりならば、大きな困難はない。

 


スパンブリー駅

 

しかし、キーリーラットニコムは、

バンコクの南方650㎞の地方都市スラータニから、

さらに田舎へ分け入った街でホテルはない。

したがって、夕方の列車に乗ると、野宿をするか、

頼み込んで民家や国鉄の宿舎に止めてもらわなければならない。

 

 ところがスラータニは、サムイやプーケットへ向かう中継地で、

地方都市には珍しく、タクシーが多く存在する。

ということで、最後の未乗路線、キーリーラットニコム線に乗りに出かけた。

 

 

 

 

 




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