このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

           高住神社護摩焚き  2013年3月20日

11年11月 12年11月 13年3月 英彦山の四季 きまぐれ山歩き Home

今日は高住神社の護摩焚きの日ですが、天気が悪いので山に登らず護摩焚きだけを見てきました。護摩焚きの正式名は「春季大祭 柴燈大護摩修法」 ちなみに「柴燈護摩」は真言宗 「採燈護摩」は天台宗の呼び名らしい。
  
途中の桜
英彦山に行く途中にある津野小学校の桜はだいぶ開花していました。急に咲き始めた気がしますが、ピークは週末か? 福智山の虎尾桜が気になります。

津野小学校の桜

川辺の桜は満開状態
 
護摩焚きの準備
小雨の中、護摩檀の準備が終わると修験者達は下の道路に集合して、一列に並び「懺悔 懺悔 六根清浄・・・」を唱えながら高住神社の石段を登ります。

準備ができた護摩壇

スタート地点に下る子供修験者
 
護摩焚きの始まり
高住神社に集合し、お祓いをして神火を修験者に渡します。この儀式が終わると修験者達は護摩焚きの会場へ移動します。

高住神社に集合

火渡し神事  神火を受け取る

刀で結界の綱を切り中に入る
 
宝斧作法 宝弓加持作法
山伏問答が終わると宝斧作法、続いて宝弓加持作法が行われます。 「宝斧作法」は等覚寺松会の「まさかりの舞」と同じようなものですね。宝弓加持作法は東西南北の四方と中央を弓矢で祓い清めます

宝斧作法

宝弓加持作法
  
護摩壇に着火
祭壇の 神火を神主から山伏へと護摩壇に移す火渡しの儀を行います。 前回は煙りが地を這って広がり、幻想的な景色が見られましたが、今回は風に巻かれて広がってしまいました。

護摩壇に着火

着火完了
 
猛烈な煙り
幸か不幸か? 今回は風が巻いていたのでもの凄い煙りとなりました。風下では耐えられないので煙りのない所に避難です。ここまで広がる煙りを見たのは初めてです。

煙りが巻き始めた

煙りに巻かれてしまう
 
護摩木を燃やす
煙りが落ち着くと、いよいよ護摩木燃やしです。この間、修験者たちは「商売繁盛・・・」とか唱え続けます

護摩木を燃やす

この間 修験者達は「商売繁盛・・・」とか唱え続けます
 
火渡りの準備
護摩木を燃やし終わると、「火渡りの準備です。燃えカスを取り除き整地します。燃えカスは片隅に集められ、ここで般若心経を唱えながら、ゴミ等と一緒に燃やされます。

護摩壇を片づける

残り火を整地
 
火渡りのはじまり
なにかのお祓いをして火渡りが始まります。始めは火の粉が残っているので熱そうですが、顔色一つ変えません。

最初は熱そう

二番手が渡る
 
一般の火渡り
修験者の火渡りが終わると、参拝者の火渡りが始まります。 回りに檜の葉っぱを敷いているので煙りが充満して幻想的な火渡りとなります。 少しは熱いのか? 小さな子供は泣きながら渡っていました。

一般の火渡り開始

子供も渡っています

幻想的です

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