このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

           国東六郷満山めぐり  2010年2月21日

国東巡り 応暦寺

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国東巡りの最後は、仙人湯の近くにある応暦寺です。神仏習合の国東ですが応暦寺には隠れキリシタンの石造物があり、まさに「神仏キリスト習合」という感じになっています。最後に近くにある仙人湯でひと風呂浴びて帰りました。
 
応暦寺入り口
応暦寺は平安時代は25箇所の末院を持つほど栄えていましたが、戦国時代の兵乱に災いして江戸時代の初期には衰退していたという話です。その後、江戸時代の元禄八年(1695年)に僧登慶によって再建されたと言われています。

応暦寺入り口

応暦寺山門  ここの仁王像は新しいのか? あまり風化されていません

吽形
 

阿形
本堂
応暦寺の本堂は富貴寺の阿弥陀堂と同じ宝形作りとなっており、屋根の頂点は一見変わった形となっています。本堂前の庭には各種の石造物がありますが、きちんと名前が書かれているのはありがたいですね(写真撮影には邪魔ですが)

本堂はシンプルな作りです
 
観音堂
本堂の前に小さな観音堂がありますが、ここの前にも仁王像がありました。半肉彫りで痩せ型であばら骨がみえみえの仁王像なので、少し迫力に欠けるようにあります。当時の住民の姿を表しているのでしょうか?

観音堂  回りには各種の石造物があります

お堂前の吽形

阿形  そうとう痩せています

夫婦墓   信州の道租神みたいです

隠れキリシタンの石仏あるとのことでしたが・・・
 
堂の迫磨崖仏
本堂の横にある道を登って行くと、六所権現社、堂の迫磨崖仏、奥の院があります。残念ながら天気が良すぎて,、覆堂の中にある磨崖仏の中が良く見えませんでした。こんな時は曇り空の方がいいですね。

残念ながら覆堂の屋根の影で磨崖仏が見えません
 
最上部にある奥の院
奥の院は堂の迫磨崖仏から少し登った所にあります。国東六郷満山の特徴はお寺・六所権現社・奥の院のセットです。本堂の横にある道を登って行くと、必ずといっていいほど奥の院にたどり着きます。

奥の院がある石垣

奥の院

道端の岩に刻んだ仏像
 

塔の折れた国東塔
応暦寺情報

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