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          2005年上海春節  2005年2月26日
   
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2005年度の春節は2月9日、上海の春節体験はこれが2回目です。残念ながら春節は雨でしたが寝正月ではもったいないのでウロウロして回り、写真撮りまくり・拉面/餃子の食べまくりの春節となりました。
     
爆竹 05.02.08

臨時爆竹屋 許可を持っているようです
春節の目玉は、爆竹と花火、今年の春節は「自分の爆竹」をしようと思って、以前から爆竹を探していました。
マンションの前に爆竹販売所が出来ていましたが、いつまでたってもOPENしません。どうしたかと思っていると、3日位前から開店したので早速行って行って来ました。

目的は「花火と爆竹」 100連発の花火がほしいと思って値段を見ると一箱400元、やめた!!爆竹だけにしよう・・・だんだん中国値段に慣れつつあり、5000円の花火が高いと思うようになっています。

この店は夜になっても大繁盛です。 回りの花火と爆竹を見て「よし俺も!!」という衝動買いなのか? 前もって買っておくという感覚がないのか? どっちでしょう?


店は大繁盛

1000発2本 計60元

闇商売の爆竹屋らしい
 
爆竹や花火の販売には許可が必要との事ですが、街を歩いているといたる所で無許販売らしき小さな店が出来ています。ここの店はまともな方、CD屋と同じように自転車に一箱積んで商売している人もいます。

どこも同じですが、闇商売の人たちの写真を写すと嫌がられたり叱られたりするので、いつもコソット写すようにしています。これらの中には去年の売れ残りを売っているのでは?と疑い深く考えたりしていますが、実際はどうなんでしょうか?

ある人の話では、爆竹にも偽物の粗悪品が多いため、安全のために正規な販売店で買った方がいいとの事でした。毎年、爆竹による事故が多いらしい。そういえば昨年、我社の運転手も目の上を怪我していました。

春節準備が出来た豫園 05.02.08
豫園に行ってみましたが、すっかり春節風景になっていました。商店が並ぶ通りには鶏の提灯が並び、レストランの壁には鳥の作り物が取り付けられています。いつも何もない九曲橋がある池の中には、色とりどりの人形や龍の作り物が並べられています。

豫園商城の鶏の提灯

緑波廊の飾り物

九曲橋の池の飾り物
 

湖心亭と龍の飾り物
大晦日の爆竹・花火 05.02.08

マンションのベランダから
爆竹は大晦日の夕方から始まりますが、一番賑やかになるのは、年を越す12時前後です。花火と爆竹の轟音と煙が充満、地響きがするような感じです。


マンションを出ようとしたら、上でバチバチと音がして、爆竹のカスが落ちて来ました。ふと上を見上げると、なんと3階のベランダから爆竹をやているではないか・・・・ マンションで爆竹・花火禁止指令が出ているけど、ほとんど無視されています。それにしても出口の上で爆竹をやるとはあんまりです。

こんな問題はマンションだけではありません。道路の真ん中から花火を打ち上げても、残骸はそのままです。そのうちにダンボール箱収集の人が来て集めて行きます。

轟音と煙が充満
 

爆竹の近くで写していると残骸が飛び散って来ます

放置された爆竹のカスと花火の残骸
 
上海三寺参り1 静安寺  05.02.09

静安寺 雨の中、大勢の人が参拝に来ています
 
春節1日目は、残念ながら雨でしたが寝正月ではもったいないので初詣に行ってきました。行き先は「静安寺」当然の事ですが、中国には神社がないので初詣はお寺になります。

春節の期間の入場料は30元(約400円)と普通に倍以上、入場券には入場料でなく「香花券」と書いており、小さな線香が付いて来ます。

ある話では「お寺の出口には乞食が多い」との事です。なぜか? 中ではお金が儲かりますようにとか、幸せになりますようにとか、拝んで賽銭を上げた後の人は気持ちがやさしくなっている・・・ だから出口に可哀想な人がいると恵んでやるという気持ちになる人が多い。という事で、この人たちを当て込んで集まってくるそうな。

乞食にとってお寺の出口は最高の場所です

静安寺はビルの合間にあります

信心深い人が多いです
 

仏様は眠そうな顔をしています
上海三寺参り2 龍華寺  05.02.10

一段目 弥勒殿 裏口しか入れません
春節2日目になると、さすがの龍華寺も少し静かになります。ここの「香花券」は20元、システムは静安寺と同じで、入り口で線香を受取って中に入ります。

龍華寺は、三国時代に呉の孫権が創設。南から北にかけて5つの殿堂が並ぶ「五進殿堂方式仏殿」です。表の入り口から入り一回りして裏に抜け、次にまた建物があり同じように繰り返して進みます。

お参りの流儀は以下の通りで、日本とはだいぶ違います。
線香を持っている場合は、線香を両手で持ち上げ、4方向にお辞儀をしながら回ります。屋内の仏様の前には座布団があり、膝をついてお参りしています。

二段目 天王殿

三段目 大雄宝殿

四段目 三聖宝殿

金ピカの仏様が多い
上海三寺参り3 玉仏寺  05.02.10

玉仏寺入り口
3寺参りの最終は玉仏寺へ。ここは禅宗のお寺で「玉」で作った仏様と精進料理が有名です。玉仏は撮影が禁止となっているので、残念ながら写真がありません。

お寺の出口には乞食が多い・・・ だいぶ天気が良くなったせいか10人ほどいました。最近、少し減ったようにありますが観光地は相変わらずなようです。

境内にあるタイサンボクの中は雀のお宿になっています。隣には雀専用の水のみ場があり、雀にとっては住み心地がよさそうです。

線香を持って東西南北にお辞儀をします

お札を貼り付けた壁

タイサンボクは雀の宿
 

宿の隣は水のみ場 雀も幸せです
夜の豫園 05.02.11
春節3日目の夜に豫園に行って来ました。 ひとことで言うと「ど派手」!! 提灯や作り物は全て照明が内蔵されており、まっかっか・キンキラキンという感じで、まっ暗な夜に赤々と浮かび上がっています。4枚の写真は3日前の昼間の写真に合わせて撮りましたが、九曲橋の池の人形は見事に失敗、翌日また写しに行って来ました。

豫園商城の鶏の提灯

緑波廊の飾り物 夜になると照明がつきます

九曲橋の池の飾り物

湖心亭と龍の作り物

中心広場のハイテク人形 
  

中心広場の鶏の飾り物 
迎財神の前夜 05.02.12
春節4日目の夜は迎財神。「財神」とは日本で言う「福の神」です。顔の形は全然違うが・・・ 夜中の零時前になると先を争って財の神を迎えようとするのか、爆竹花火合戦が始まります。残念ですが、お見せできる写真がありませんでした。
 
豫園の元肖      05.02.23

上海老飯店の前は超満員
春節の終わりの日が「元肖」です。昔は旧暦の15日が仕事初めだったとの事、なんとも羨ましい限りです。

去年はカメラなし・入場券なしでしたが、今年は事前に入場券を確保(なんと50元) 入場券が高いせいか、外の方が多いようにありました。

元肖の特徴は灯篭・湯団ですが、通りでは頭に着けるキンキラキンのリングやハイビスカスの花みたいな飾りが大人気。豫園商城の中でも闇商売か?? ある店の親父はキョロキョロしながら商売、そのうちに店じまいしてどこかに移動していました。

ここは歩行者天国になりますが同じく超満員

豫園商城の中に入るには50元のチケットが必要

灯篭が大人気
 

これも大人気です
春節あれこれ
中国では春節や中秋節などいろいろな行事が旧暦で行われています。春節は2001年:1月24日、2002年:2月12日、2003年:2月1日、2004年:1月22日、2005年:2月9日・・・早くなったり遅くなったりします。そして2004年は旧暦の2月が2回ある???

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