このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
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昨年に続き3回目の天念寺修正鬼会です。一昨日は成仏寺鬼会、昨日は飲み会、今日はゴルフ、少しお疲れモードですが、年に一回のチャンスなので老体に鞭打って行ってきました。ちなみに夜は西叡山高山寺下の駐車場泊まりです。 | |||||||||||||||||||||||||||||
■修正鬼会の会場 | |||||||||||||||||||||||||||||
6時半頃に天念寺の駐車場に到着しましたが、すでに満員状態でした。今回は火の粉がついても良いように綿のシャツに着替え、また首の中に火の粉が入らないように、タオルを首に巻いて鬼会会場に行きます。 | |||||||||||||||||||||||||||||
修正鬼会の準備が整った天念寺講堂 | |||||||||||||||||||||||||||||
■修正鬼会の開始 19:00 | |||||||||||||||||||||||||||||
昨年は正面からの撮影だったので、今年は後ろ側から撮影する事にしました。今回もストロボは使用せず、テレビ会社の撮影用照明の光を借りての撮影です。なかなか良い色が出るのでありがたい照明ですね~ | |||||||||||||||||||||||||||||
川中不動前の川で鬼役の僧侶とタイレシが身を清める | |||||||||||||||||||||||||||||
寒空の中、長岩屋川に跳び込みます | |||||||||||||||||||||||||||||
川中不動前の岩場を一周 | |||||||||||||||||||||||||||||
■神火の点火 | |||||||||||||||||||||||||||||
天念寺の本堂で、大松明に点ける神火をし院主から点火してもらいます。ここは後ろから撮影するしかないので、昨年と同じような写真となってしまいました。 | |||||||||||||||||||||||||||||
院主が神火を点火 | |||||||||||||||||||||||||||||
■大松明 | |||||||||||||||||||||||||||||
いよいよ大松明に火をつけますが、天念寺の大松明は迫力満点です。あまりにも迫力がありすぎて油断すると火の粉を頭から浴びてしまうのが問題ですが・・・ | |||||||||||||||||||||||||||||
3本の大松明に点火 | |||||||||||||||||||||||||||||
岩に大松明にぶつけて火の粉を散らす | |||||||||||||||||||||||||||||
■大松明の激突 | |||||||||||||||||||||||||||||
これは何と言う行事なのでしょうか? 身濯神社の前で大松明どうしをぶつけて火の粉を散らします。 | |||||||||||||||||||||||||||||
2本の大松明をぶつける | |||||||||||||||||||||||||||||
すごい火の粉です | |||||||||||||||||||||||||||||
■鬼役の僧侶が退場 | |||||||||||||||||||||||||||||
鈴鬼が始まると鬼役の僧侶が、介錯におんぶされて講堂を出ます。鬼が地面を歩くとなにか問題がある・・・とかで背負われているとか言っていましたが詳細は不明です。詳しい話はネットで調べておきましょう・・・ | |||||||||||||||||||||||||||||
鬼役の僧侶が着替えのために退場 | |||||||||||||||||||||||||||||
■鈴鬼 | |||||||||||||||||||||||||||||
鈴鬼の由来などはよくわかりませんが、僧侶が鈴と団扇を持って踊り、最後に厄払い鬼を招いて退場です。鈴鬼のお面はひょうきんなのに憂いがある顔がお気に入りです。どう見ても鬼のイメージはありませんが・・・ | |||||||||||||||||||||||||||||
女の鈴鬼 | |||||||||||||||||||||||||||||
男の鈴鬼 | |||||||||||||||||||||||||||||
■赤鬼(災払い鬼)参上 | |||||||||||||||||||||||||||||
鈴鬼のは赤鬼参上11 これからがメインイベント・・・ 赤鬼参上です。介錯と赤鬼が松明を持って走り回るので大変です。今回は中に入らず、入り口付近から鬼の後姿を撮影する事にしました。 | |||||||||||||||||||||||||||||
赤鬼の参上 | |||||||||||||||||||||||||||||
講堂中心で暴れ回り | |||||||||||||||||||||||||||||
講堂の廊下を松明を斧を持って回ります | |||||||||||||||||||||||||||||
■黒鬼(荒鬼)参上 | |||||||||||||||||||||||||||||
次は黒鬼(荒鬼)が赤鬼と同じように松明と斧を持って講堂内を踊り回ります。バックも黒い!! 鬼の服装も黒い!! やっぱり赤鬼の方が色が出ますね~. | |||||||||||||||||||||||||||||
黒鬼の準備が完了 | |||||||||||||||||||||||||||||
入り口からみる黒鬼 | |||||||||||||||||||||||||||||
■鬼の法舞 | |||||||||||||||||||||||||||||
鬼の法舞は赤鬼と黒鬼が松明を交差させて睨み合います。これが最大のポイントなので、しばらくはポーズを取ってくれます。昨年は前に変なオジサンがいて写真が撮れませんでしたが、今年はカメラを高く上げて適当に写しました。 | |||||||||||||||||||||||||||||
鬼の法舞の始まり | |||||||||||||||||||||||||||||
次は鬼の目餅撒き | |||||||||||||||||||||||||||||
■鬼の目餅撒き | |||||||||||||||||||||||||||||
いよいよ鬼の目餅撒きです。「鬼の目」を拾った者は、良縁がもたらされると言われています。餅が拾われると、鬼たちは餅を拾った人を追いかけ回し、「鬼の目」をとった人を松明で叩きまわしますが、講堂内は大混乱状態になります。 | |||||||||||||||||||||||||||||
鬼の目餅が投げられました | |||||||||||||||||||||||||||||
鬼の目を持った人は嫌ほど叩かれます | |||||||||||||||||||||||||||||
■お祓い | |||||||||||||||||||||||||||||
鬼の目餅撒きが終わると、最後のお祓いに入ります。中に入って座ると、赤鬼・黒鬼が火の着いた松明で尻を叩きます。だんだんと過激になり、最後の人は飛び上がるほどの激しさで叩かれます。これも全てご利益です。 | |||||||||||||||||||||||||||||
いよいよお祓いの始まり | |||||||||||||||||||||||||||||
この女性は飛び上がる程の力で叩かれました | |||||||||||||||||||||||||||||
■鬼の退場 | |||||||||||||||||||||||||||||
松明での尻たたきのお祓いが終わると、主役の鬼達の退場です。鬼達は来た時と同じように介錯に背負われて帰って行きます。そして最後は僧侶たちによる餅撒きで、延々と続いた修正鬼会が終了します。 | |||||||||||||||||||||||||||||
鬼の退場 赤鬼役は 西叡山高山寺住職の大乗さん です | |||||||||||||||||||||||||||||
■あとがき | |||||||||||||||||||||||||||||
天念寺の修正鬼会も今回で3回目となりました。一部のプログラムはパラに開催されるので、やっと全体が見えて来たという感じです。国東半島にあ天念寺・岩戸寺・成仏寺の3つの鬼会が開催されていますが、念寺が一番勢いがあると思います。もちろん過激さも一番です。 初めての鬼会ではリュックとカメラケースに穴が開きました。2回目は無事で、3回目は完璧のつもりで準備しましたが、帰ってみるとズボンに穴が開いていました。竹の松明の火の粉は、まさに「火がついた炭」!! 服などに付いても消えない・取れない・・・ ホント大変です。 | |||||||||||||||||||||||||||||
■修正鬼会情報 | |||||||||||||||||||||||||||||
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