このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

  現行車編page 6

ヤマザキパン特集

ヤマザキ製パン配送車の特集です。トミカなどのミニカーでもおなじみなので、コカコーラに次いで全国区で有名なカラーリングではないでしょうか。 山崎製パンの ホームページ によると、「太陽マーク」と食パンをくわえる「スージーちゃん」は昭和41年6月に使用開始、だそうです。パン屋のテントをモチーフにしたこのカラーリングも同時期に始まったと想像しますが、時代を超えた普遍性を持った素晴らしいデザインだと思います。


ヤマザキパン 配送車
いすゞ エルフ NPR


旧モデルのいすゞエルフです。ワイドキャビンのNPR。

あらためて見ると、リヤオーバーハングがずいぶん長いのに気がつきます。リヤタイヤは荷台のほぼ中央にありますね。パンはかさばるわりに軽いので、全長・全高ともに精一杯大きい、特殊なボデーになるようです。運転の際、カーブでは気を使いそうな気がします。

撮影:2004年7月
兵庫県内
ローソンにて荷役中の配送車。ヤマザキパンは配送を自前で行っていて、コンビニのトラックではなく自社のトラックで納品しています。

保冷車は白いボディになり、より魅力的です。銀色の荷台よりもキャビンとの一体感があります。少し見にくいですが、リヤのタレゴムには「太陽マーク」が描いてあります。


撮影:2006年1月
兵庫県内
いすゞ エルフ

新しいエルフになってもカラーリングは変わらず継承。

撮影:2014年
兵庫県内
ク サ ヒ ロ
いすゞ エルフ350


廃車体。運転席には笹が侵入していました。

「ヤマザキ」の文字を隠すように板が貼られていますが、下には「世界のパン ヤマザキ」と書いてあるはず。スージーちゃんも太陽マークも真っ白に色抜けしています。

上のエルフから数えると、3世代前のモデルですが、まったく同じカラーリングです。違いは[自家用] 表記が無くなったぐらいでしょうか。荷台の寸法も同じようで、よく見ると換気用のダクトも同じようなところに付いています。見事。

これからもこのまま変わらない姿を願いたいものです。


撮影:2005年8月
兵庫県内
看板
− 世 界 の パ ン − ヤマザキ



ヤマザキの看板を掲げる町のパン屋さんです。

ヤマザキYショップやデイリーヤマザキへの業態転換で、今や壊滅的な存在。

トラックのカラーリングはこの看板を応用したものだと思われます。

撮影:2008年4月
兵庫県内
トミカ
いすゞ エルフ各種 


トミカの49番が「ヤマサキ・パントラック」で、前列中央の各四灯のエルフがながらく販売されていました。2008年に六代目エルフに切り替えられています。

他の世代のエルフも製品化されているので、キャビンを組み替えて架空のトミカとして再現。


ミニカーについては こちらのページ へ。

ところで…

ヤマザキパンのトラックには筆文字で「製パン業」と書いてあるのが素適です。

わざわざ書かなくとも判りそうな気もしますが、ヤマザキパンのトラックはナンバーは営業用の緑ではなく白ナンバーなのです。

つまり「運送業ではなくパン屋のトラックですよ」という事なのでしょう。

トミーテックのザ・トラックコレクションのプロフィアにも、しっかり再現してあります。

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