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  現役旧車編page 1 2 3 4 5 6 7

今回は日産のサービスカーを集めてみました。アメリカのレースで活躍したBREの510ブルーバードを思わせるカラーリングで、商用車マニア以外にも人気が高いようです。他のディーラーに比べると、うまくイメージ付けしていると思います。

日産自動車の子会社の日産陸送(現・株式会社ゼロ)もこの色の積載車を使っていましたが、系列を離れた現在はオリジナルカラーに変わりつつあります。

日産 ディーラー看板

看板と営業車を同じカラーで統一した例として、まずディーラーの看板を紹介します。現在は消えてしまった車種も多いですね。

1999年の販売店網の再編で、この看板も見られなくなってしまいました。しかしながら場所によっては例外的に残っている所もあるようで、この写真は2003年に撮影したものだそうです。




撮影:2003年
Eprise's Cafe Station エプリースさん提供
ニッサンサービス レッカー車
プリンス マイラー T430系 (1965-66)



見てのとおり、看板と同じ塗り分けのニッサンサービス レッカー車です。

こういう車が現役だと嬉しくなります。 三光レッカー の川原さん所有の個体。トラックとは思えないような心地よい吹け上がりのエンジン音が印象に残りました。虎縞塗りのバンパーが働く車を主張します。

マイラーは日産への合併後も製造が続きましたが、これはプリンス時代の最終モデル(1965-66年式)です。

荷台のオーバーハングを切り詰めて、牽引用クレーンが付いています。行き場が無くなったスペアタイヤは荷台へ移設され、灯火類も移設されています。







撮影日:2004年4月
ニッサンサービス レッカー車
日産 クリッパー T40系 (1973-76)



現役とは呼べない草ヒロですが、せっかくなので掲載します。随分色褪せていますが、元は上のマイラーと同じ色味のはずです。

日産のサービスカーなのですが、奇しくもプリンス系のトラックが並ぶことになりました。プリンス自動車は特装車に強かったようなので、その関係かもしれません。

とは言え、この顔になって最終のモデルなので、日産と合併後つまり「元プリンス」。いや、あの外タレとは何の関係もありません。日産生え抜きのジュニアやキャブオールではないのが少し不思議なところ。

クレーンの脚や荷台後端の処理などがマイラーとよく似ており、関連を考えてしまいます。



掲示板からの情報によると、この車は最近(2004年春頃)撤去されてしまったようです。




撮影日:2002年5月
ニッサンサービス レッカー車
日産プリンス クリッパー T650系 (1966-72)


同所には以前、もう一台クリッパーのレッカー車が並んでいたそうです。

上の写真と見比べると一見同じに見えますが、フレンチドウインカーの前期型です。グリル上のエンブレムもPRINCEとなっています。

プリンス-日産合併後に登場した元プリンスのモデルという点では、縦目のA30系グロリア(通称タテグロ)と似た立場の車になります。偶然だと思いますが、グロリアも十字のグリルです。

撮影:1991年
  叢荘8148号室  みやびさん提供


愛知機械工業の工場送迎バス
日産 シビリアン GC240系 (1980頃)

ナゾのシビリアンです。車体横には「サニー パルサー バネット」と書いてあります。


[掲示板より]
>これはエコーの後継車として発売された初代日産シビリアンです。基本的なボディデザインはエコーと同じです。助手席側に小窓が付いているので、'80年頃の最終型と思われます。日産のディーラーカラーなのは珍しいですね。試乗車だったら笑える。(まきのさん)

>石原プロのバスかと思いました。(竹之馬コルトさん)

>2列目以降の席が見えませんが、助手席のヘッドレストが大型ですので、上級グレード(と言っても2グレードしかありませんが)と思われます。(高木さん)


[その後の展開]・・・ゆみおさんから縮小前の画像を頂き、急展開しました。

(状況証拠)
色はトリコロールの日産カラー/サニー・パルサー・バネットの文字/撮影は中部地方/フロントガラスの上に「愛知日産(?)工業株式会社」

(推理1:デーラー)
サニー・パルサー・バネットとなると「日産チェリー販売」が濃厚ですが、サニーは売っていなかったような。勘の鋭い人はこの辺で判気づきそうです。
(推理2:エンジン)
サニー・パルサー・バネットはいずれもOHV直4のA型エンジン搭載。となると製造工場の線が濃厚か?
(推理3:土地)
中部地方の日産系工場、そしてこの文字。

!  ナゾはすべて…解けたっ!!


ということで、文字は「愛知機械工業株式会社」ですね。側面の3台の車種は昭和50年頃、同社に製造を委託しています。

「日産チェリー販売」(1970〜)は旧名「日産コニー販売」、その前は愛知機械販売株式会社の系列店で「コニー360」や「グッピー」を扱っていました。

例:東京コニー(株) → 1969年〜日産コニー東京販売(株) → 1960年〜日産チェリー東京販売(株) → 1989年日産プリンス東京に合併 → 2001年〜日産サティオ東京(レッドステージ)

やまやま的趣味の館  ゆみおさん提供
日産 サービスカー
ダットサントラックのバン V521型 (1968-72)


もう何だかムリヤリな感じもしますが、ドラマに日産カラーの車が写っていたので載せてみます。整備工場のシーンに出てきました。

521のバンだと思います。




『特装最前線』第55話 アリバイ・駈けこんできた女!より
あっ、こんなところに!
日産サービスカー (特注トミカ)
日産 セドリックバン 230型 (1971-73)


現役旧車編なのか資料編なのか、という様相ですが…。

ミニカーショップ「ガリバー」の特注品です。ツボを押さえたモデル化は感涙もの。微妙な色味もよく再現されています。特注トミカでは、なぜかサービスカー流行りで他にキャブオールバンと620Wピックなどが日産カラーで製品化されています。

すぐにカシメを外して紺色の鉄チンにハーフキャップを履かせたい欲求にかられますが、しばらくは我慢。


プリンス マイクロバス (カタログカラー)
プリンス クリッパー (1959-62)


赤白青の日産トリコロールがいつ頃生まれたものか判りませんが、プリンスマイクロバスのカタログカラーも似たカラーリングなのが気になるところです。

「ジール」の特注トミカはキャブオールバンでこのカラーリングを再現したとの事。マニアックなこだわりです。


平和堂さん提供

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